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2007年10月22日 (月)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその14、奥薬研温泉の「かっぱの湯」と「隠れかっぱの湯」で自然の中の湯浴みを楽しむ

恐山の白濁硫黄泉を味わった後は当然のことに薬研温泉
へ行き、無料で入れる混浴露天風呂の「かっぱの湯」と
「隠れかっぱの湯」(これは正式名称ではないようで、
ネット上で使われている名前のようでもある。というよ
り観光案内的には存在していない扱いだ)に入ることに。
25年前に来た時は恐山から薬研温泉に通じる道は砂利
道でいわゆる林道でかなり走りにくく、本当にこの道で
薬研温泉に行けるのかと途中で不安になるほどだった。

しかし、現在では全線完全舗装になり、バスでさえ走れ
る道に。恐山の観光客の多さがもたらしたものだろう。
快調に林の中を走って、薬研温泉に出たら、左折して奥
薬研温泉へ。しばらく走ると左側に大きな駐車場が、さ
らに少し走ると橋の手前にもう一つの駐車場があり、そ
の駐車場右奥に少し行くと「かっぱの湯」が渓流沿いに
ある。
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渓流の流れを見ながら入る最高のロケーションで、四万
温泉の今は閉鎖されてしまった「湯の泉」以上の素晴ら
しさだ。階段を少し下りるとすぐに脱衣所が。2カ所に
別れているので男女別になっているようで女性でも利用
しやすそうだ。

かなり大きめの露天風呂で、2〜30人程度入っても問
題なさそうだ。ただ、脱衣のスペースがそんなにないが。
岩作りで、渓流側にはかっぱの像が設置されている。無
料で利用できる露天風呂なのだが、地元の人たちが管理
されているようで、実にきれいだ。とくに特徴のない単
純泉だが、ちょっと熱めで実に気持ちいい。まさに自然
の中の湯浴み。
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橋を超えてさらに行くともう一つ「夫婦かっぱの湯」が
あるのだが、そちらはレストハウス経営らしく、しかも
循環しているそうで、それならいいやとパス。もう一つ
の「隠れかっぱの湯」はどこにも案内看板もないし、観
光案内などにも掲載されているのは「かっぱの湯」と
「夫婦かっぱの湯」だけ。しかし、ネットなどでは「隠
れかっぱの湯」として喧伝されているのがあるらしいと
知り、探すことに。

川側で渓流に降りられそうな場所で車を停めてみること
3度目に露天風呂を発見。スノーシェッドとガードレー
ルの切れ目が目印。県道から見ればすぐにわかる。
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県道から階段を数段下りると二つの露天風呂が上にタイ
ル張りの四角形の露天風呂、下に岩作りの露天風呂が並
び、周りには簡単なベンチや簀の子が並べられている。
ここも地元の人が管理されているようだが、かつてあっ
たどこかの保養所の風呂の建物が撤去された後、浴槽だ
けが残ったもののようである。詳細はまったくわからな
い。湯は「かっぱの湯」とほぼ同じで、無色無臭透明な
湯が掛け流しになっている。雰囲気は「かっぱの湯」よ
りさらにワイルドでまさに野天風呂感覚。湯温はタイル
張りの方が体にびしっと来る熱さで気持ちいい。しかし、
野天の感覚なのにタイル湯船というギャップがおかしい。
私自身はあまり本当の意味での野天風呂はそれほど好き
という訳でないが、このかっぱふたつは普通の感覚の露
天として入れるのが良い。
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岩作りの方はタイル張りの湯が流れ込んでもいて、ちょ
っと温めで、川に近く渓流を間近に眺めながらの長湯に
は最適。しかし、コケなどで滑りやすいので注意が必要。
ただ脱衣所はまったくなく、湯船の周りなどで適当にす
るしかない。また、その脱衣や入浴は道路にいる人から
は丸見えだが。今回はどちらも独占状態で入ることがで
きて、ゆったりのんびりと自然の中の湯浴みを楽しめた。
休日など二つとも混んでいたら入るのは大変だろうな。
管理されている方達に感謝です。

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