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2007年10月22日 (月)

福島の温泉の中で泉質が極上の割に意外に知られていないのが中丿沢温泉。草津温泉並の極上酸性湯を「西村屋」で満喫

中ノ沢温泉は温泉あまたある福島県の温泉でも意外
に知られていない温泉のようで、温泉フリークのサ
イトでも意外に入浴をしていない人が多い。なぜな
のかは判らないが、10軒程度の旅館が小さくまと
まって並び、他にはなにもない面白みのない街並、
旅館の玄関などにはどこそこの老人会御用達みたい
なことが書いてあったりで、どうも鄙びなどを好む
温泉フリークも観光客も引きつける要素がないよう
だ。しかも郡山から49号線を走り磐梯熱海温泉の
すぐ先を右折して中丿沢温泉に通じる有料道路「グ
リーンライン」もとくに見所もないのもあるようだ。
しかし、昨年からそのグリーンラインも無料化され
て、49号線から中丿沢温泉はすぐになった。その
無料化も意外にまだ知られていないようだ。

というわけで、今回も新菊島温泉の入浴のあと大好
きなその中丿沢温泉へ直行。かなり車が走っていた
49号線からグリーンラインに入ると車は激減、快
適なドライブに。到着した中丿沢温泉はいつものよ
うに人通りもなくひっそり。これまで5軒ほどの旅
館で数多く入浴してきたが、一番のお気に入りは西
村屋。

ここの浴室は内湯岩風呂大浴場、男女別露天風呂、
2カ所の家族風呂とあり、数キロ山奥の沼尻の源泉
地帯から引き湯された源泉がかけ流しで味わえる。
湯量は東北でも屈指のようで、福島ではダントツの
湯量のようだ。飲泉も出来て、酸っぱい味の湯は胃
腸の良薬とされる。

「内湯岩風呂大浴場」は日帰り時間帯はいつも女性
用になっていてこれまで入浴したことなし。今回も
女性用になっていた。そこですぐに旅館本館の外の
川沿いにある露天風呂へ。男女別露天風呂は独立湯
小屋になっていて、半分ほど屋根がある。5〜6人
程度の大きさの岩作りの湯舟。湯は青みのある透明
なもので、湯の花がかなりあってかき混ぜるとわず
かに白濁する。湯温は少し熱めの適温で肌がなめら
かに感じる。風に吹かれての湯浴みは最高。

露天風呂と本館の間にある二つの家族風呂は一応男
女別のように書いてあるが、鍵をかけられて日帰り
入浴でも貸し切りで利用できる。左側が少し大きめ
で、湯枠は木造。露天よりも湯舟が小さいためか湯
は新鮮で透明感がさらにある。中丿沢温泉(沼尻温
泉も同じ湯)は草津か蔵王に比肩できる良質の湯。
それがどこの旅館でもわりにゆったりと味わえる。
超お勧めの温泉だ。
Nisimura1
Nisimura2
Nisimura3

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