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2007年10月22日 (月)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその9、一気に秋田県最北に走り、日景温泉で硫黄泉でまったり

鳴子温泉に2泊はあらかじめ予約していたのだが、その
後はまったく日程も未定のいい加減な旅行。17日の朝
に明日の宿泊はどうしようかなと考えていて、今まで何
回も宿泊を考えたもののやはりあまりに遠すぎていつも
却下状態だった青森は秋田県の県境に近い山懐にある古
遠部温泉に宿泊してみようかと決定。17日午前中にさ
っそく電話して18日宿泊を予約。ネット情報でも湯も
料理も評判のいい宿で、一人泊も問題なし。

ということで、鳴子から青森は碇ヶ関近辺はやはり遠い。
18日朝は素泊まりの便利なところで、前日中に支払い
を済ませておいて午前6時半頃チェックアウト。そのま
ま47号線を古川に出て、国道4号線を青森方面へ一直
線。もちろん高速道路なんてもったいなくて使用せず。
途中の街などを楽しみながら北上。

雨がかなり激しく降る中順調に走って、午前10時20
分には盛岡のちょっと先で4号線から国道282号線へ。
この道路は八幡平へ行くときには必ず通る道だが、今回
は時間の都合で八幡平の好きな温泉はパス。一直線で安
代、鹿角、十和田、小坂へ。小坂は昨年5月に街を散策
したが、歌舞伎小屋や西洋館が残っていて面白い街で見
学の価値大。その小坂にはあの有名な奥々八九郎野天風
呂があり、昨年は行けなかったので今回行きたかったの
だが、天候の悪さと時間の都合で残念ながらパス。小坂
から県道で大館へ。大館から国道7号線に右折してすぐ
に日景温泉だ。282号線に入ってから日景温泉入り口
まで快適な走行が出来て楽しいドライブコースだ。

日景温泉は7号線から500メートルほど入った林の中
にある。突き当たりが旅館の駐車場みたいになっていて、
適当に駐車。かなりのにぎわいを見せていて、車も数多
く駐車していた。橋を渡ると旅館玄関だ。湯治部と旅館
部がありかなり大規模のようだ。玄関入ってすぐ右には
休憩室や売店があり、その右奥が湯治棟になっている。
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旅館部の風呂はフロントから左奥へ行く。橋を渡ってすぐ
見える建物が男性用大浴場になる。館内は食堂があったり
複雑になっているが、こぎれいであり旅館部は女性でもか
なりお気に入りになる造りだ。ちなみにこの日景温泉も
「自遊人」無料パスポート使用で入浴、感謝です。

湯治部にも男女別内湯があるようだが、フロントで風呂の
場所を聞いたときに旅館部の大浴場だけを案内されたので、
湯治部の方の風呂は遠慮しておいた。大浴場は全面的にヒ
バ作りで雰囲気溢れる造りになっていて、天井部分を見て
いるだけでも楽しい。湯船はかなり大きめの木枠のものと、
小さい深さが20センチ程度の寝湯湯船がある。
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床は石板で滑らない、感じのいいものだ。湯は細かい湯
の花によって奇麗に白濁しているちょっと温めの湯。飲
泉も出来、苦みのあるゆで卵風味の塩味でわりに飲みや
すい。源泉自体がそれほど高温でないのもあって長湯が
たっぷりと楽しめる。肌触りはツルツル感はあまりなく、
肌に引っかかるような感じ。

内湯からドアを開けて出れば女性用内湯との間のちょっ
とした空間に造ったような小さめの混浴露天風呂が。源
泉投入量が少ないのか超温湯というより冷たいほどで、
あまりに寒くてすぐに内湯へ逆戻り。この露天はまあお
まけ程度のものか。素晴らしい内湯だけで十分だ。1時
間以上もダラダラと楽しんだ。

PS;旅行5日目20日の夕方、宿泊するつもりでいた弘前
近辺の某素泊まりの湯治宿に午後遅く電話すると、なんだ
か反応が悪く、宿泊してほしくないような雰囲気の声で、
しばらく電話の向こうでぐずぐず。結局ご免なさいの返事
で宿泊は駄目に。すでに夕方に入る時間帯だったので普通
の旅館はもう駄目だろうしで、5日目の夜は宿泊せず、道
の駅で車泊するはめに。どうも件の湯治宿はほかに宿泊客
もいないので、一人だけの客を迎えるのが面倒くさかった
ようだ。古遠部温泉も2組だけだったし、下風呂温泉「さ
つき荘」は私一人と連休明けの平日はまったくどこも暇な
ようだったし、なおさら純湯治系の件の旅館など思い切り
暇でその日はもう仕事する気が起きなかったのだろう。宿
泊予約は出来れば前日当たりにして安全策を講じた方が良
いようで。

ということで、宿泊が駄目になったので、またまた日景温
泉へ。もう午後6時もかなり過ぎた頃に行くことに。午後
8時頃までは日帰り大丈夫なようで、またまた「自遊人」
無料パスポート(家内の分です)使用です。ひげを剃った
り、体をきれいに洗ったりと1時間ほどのんびりしてしま
った。そのあとは八幡平近辺まで下って、途中食事などし
ながら道の駅「にしね」に午後10時過ぎに到着して車中
泊に。すでにかなりの車中泊の車がいっぱい。持参してい
た毛布がお役立ち。助手席を倒して眠ったが、朝方はそれ
でも車内はかなり寒くなった。

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