今回の温泉旅行最後の湯は土湯峠温泉郷の鷲倉温泉を堪能
土曜日は裏磐梯のペンションに宿泊。日曜日はどこの
温泉に入ろうかと思うといろいろと出てきてなかなか
決まらない。大好きな中ノ沢温泉は先月初めに入った
ばかりなので、今回はおなじみの土湯峠近辺にある一
軒宿のうちからひとつ選ぶことに。相模屋旅館は一番
数多く入っているので別の旅館として、隣にある鷲倉
温泉を今回は選択。午前9時30分頃にチェックアウ
トして、30キロほどを車を走らせて鷲倉温泉へ。1
0時10分過ぎには到着。日帰り入浴は午前10時か
ら午後3時までで、入浴料金は500円。
秘湯を守る会の会員旅館だが、秘湯とは思えないほど
こぎれいな旅館。ここに入浴するのは3年ぶりぐらい
かな。ここは明礬泉と硫黄泉の2種類の源泉があり、
まったく感触、色合いの違う温泉を楽しめる。
まずは明礬泉へ。建物を左にずっと行き、いったん外
へ出て独立した温泉棟へ。共同浴場風情の雰囲気漂う
立派な湯小屋で、浴槽は屋根付の露天風呂風の作り。
岩作りのかなり大きめの浴槽に透明で熱めの湯が掛け
流しに。岩は赤茶色になっていて、湯も酸化してか少
し薄茶色ににごっている。肌にまとわりつくような感
触で体全体に成分がしみこんでくるようだ。何回かこ
の湯には入っているが景色を眺めながらの長湯はご機
嫌だ。この湯は薬湯とも昔から言われているようで、
飲泉も出来る。飲んでみるとわずかな苦味と甘塩的な
味わいがあり意外に飲める。
ちょっとのんびりと入ってから、今度は旅館の右端に
ある大浴場へ。こちらは硫黄泉。太い木枠のかなり大
き目の内湯と岩作りの露天風呂。いかにも硫黄泉らし
い白濁した湯がたっぷりと掛け流し。かき混ぜると白
濁はさらに濁りを増し、きめ細かい真っ白な湯の花が
湯全体に広がり真っ白の湯に。露天は少し温めになっ
ているのもあり、いつまでも浸かっていられる。露天
風呂入浴中に霧が一気に深くなり、秘湯感が増し、さ
わやかな風が吹き、まさに極楽気分。
ここも2時間近くゆっくりと湯浴みをしてしまった。
そのあと天気がよければ大好きな只見川沿いを走り、
金山町あたりの濃厚な湯が満たされた共同浴場をい
くつか入るつもりだったが、天気も悪くなってきた
ため、今回は鷲倉温泉の硫黄のにおいを体にしみこ
ませて東京へ早めに帰ることにして、会津若松から
芦ノ牧温泉経由で294号線から4号線に出て帰宅
の途に。
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