東北温泉三昧その10、湯田温泉郷・巣郷温泉の「でめ金食堂」で入浴付き食事
鳴子温泉での3泊分は出発前に予約していたが、その
後は東京へ戻るかさらにどこかへ行くかはまったく未
定だった。しかし、温泉でまったりしていると気分は
もっと温泉をとなり、24日に電話予約で南花巻温泉
郷の奥になる鉛温泉の一軒宿「藤三旅館」の自炊棟で
の宿泊をとりあえず25日1泊分を予約。ここは以前
2回日帰り入浴で利用したことのある旅館で湯の良さ
は実感済み。
旅館セクションもあるのだが、今回は一人旅行なので
部屋などあまり気にならないので自炊棟利用で自炊は
せずに2食付きの激安の湯治パックで予約。部屋で食
事でふとん、テレビ付きで一人でも4100円ほど。
ちょっと信じられないような値段。この宿泊利用体験
をネットで読んでいたら意外においしい夕食とベタ褒
めだったので初利用することに。
高東旅館をチェックアウト(2泊で支払い総額は55
00円弱)して、国道108号線で鬼首、秋の宮経由
で国道13号線に出て、湯沢市経由で横手市から国道
107号線で北上方面へ出るルートに。途中湯田温泉
郷で一度入浴したかった温泉付き食堂「でめ金食堂」
に立ち寄るのが一つの目的。
午前10時半にチェックアウトして、「でめ金食堂」に
は午後1時に到着。秋田県から岩手県に入ってすぐが巣
郷温泉で道沿いに数軒の旅館があり、それを過ぎてすぐ
左側に手書きの「でめ金」のチープな立て看板がいくつ
か。駐車場はかなり広く、大型トラックも大丈夫。現に
来店したときも大型トラック2台が休憩中だった。店は
1階が物置のようで階段を上がった2階が店舗。定食か
ら麺類までメニュー豊富でかなり安い料金設定。
客がいなかったので、風呂を利用したい旨告げると食事
の前に先ずお風呂をどうぞと女将さんに奥にある風呂場
に案内される。風呂は食事をすれば家族が利用している
風呂をサービスで利用させてもらえるもので、脱衣場と
風呂場も一般家庭の風呂より少し大きめ程度。浴槽は独
特のデザインのタイルばりで源泉蛇口をひねれば60度
近い源泉が注がれ、一気に湯温は熱くなる。ちょっと熱
めにして入っていると気持ちのいいことこの上なし。利
用が少なかったのか湯は透明感を維持して新鮮そのもの。
源泉を入れれば入れるほど、鼻孔を刺激する陶酔するよ
うなアブラ臭と微かな硫黄成分が浴場内に満ちる。暖ま
り方もかなりのものだ。夏場には長湯はちょっときつい。
15分ほど入ってから食堂に戻り、表看板にも美味しい
と書いてあったラーメンを注文。温泉に入って塩気が体
から抜けた後のラーメンは格別の味だ。出て来たラーメ
ンはオーソドックスな東京ラーメン。味もいいし麺がう
まい。温泉のあとのラーメンは堪りません。値段は38
0円と安い。これで風呂にも入れるのだから抜群のコス
トパフォーマンス。メニューには馬刺定食など食べてみ
たいものもあり、この近辺に来たときには立ち寄りマス
トの店。国道107号線も空いているので時間もかから
ない。
巣郷温泉で完全な掛け流し状態にしているのはでめ金食
堂とあと1軒の旅館だけとかで温泉だけでも価値大の食
堂。食堂の向かいには「峠の湯」という日帰り温泉施設
があり、現在改装工事中だった。高速道路が出来てから
国道の通行車両数が減ったとか。高速など利用しないで、
高速道路並みのスピードが出せる国道を走ってでめ金食
堂さんで美味しい食事して風呂に入るのがお得のよう。
不定休のようなので、遠くから行くときには電話で確
認してからがいいようだ。電話は0197−82−2
830です。
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