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2007年10月22日 (月)

南会津の温泉巡りその4、桧枝岐村のミニ尾瀬公園で尾瀬気分を味わう

木賊温泉の福本屋をチェックアウトしたのだが、前の
日の快晴とはうって変わっての雨模様でかなり涼しい。
木賊温泉からは林道を通れば桧枝岐村へのショートカ
ットになる。林道と言っても舗装の2車線の快適な道
路で20分程度で桧枝岐村に到着。尾瀬ハイキングを
頻繁にしていた頃は桧枝岐村に何回も宿泊したものだ
が、訪れるのは10数年ぶり。驚くほど変わっている。
鄙びた雰囲気はまるでなくなった。村の外れにはミニ
尾瀬公園なるものも出来たとかでそれの見学をするこ
とに。

本当は尾瀬沼に行きたいのだが、途中雪もまだあるだ
ろうし、沼山峠まで行くバスもまだ運行していない。
かつては尾瀬沼へわずかの時間で行くことのできた沼
山峠までは一般車両は進入できず、御池に車を置いて
シャトルバスで行くことになる。御池の駐車場もかつ
ては無料だったのだが現在は1日1000円。という
わけで、今回はミニ尾瀬公園で水芭蕉など見て尾瀬気
分を味わうことに。

ミニ尾瀬公園は檜枝岐の集落を抜けてすぐ。駐車場に
車を置いて道路と反対側の川を渡った場所。営業は4
月末から10月までらしい。入場料は500円。ミニ
という名前より想像するよりも広々としている。湿原
エリア、草原エリアに別れてそれぞれに尾瀬に特有の
植物が植えられていて、尾瀬の自然と雰囲気を手軽に
味わえる。

オープンしたのは平成11年で、水芭蕉やニッコウキ
スゲ、コマクサなど尾瀬や近隣の山々に咲く草花を中
心に、80種100万株が植栽されているそう。園内
には、日本山岳会の創設者の1人で、尾瀬を世に紹介
した武田久吉博士の書物や遺品を展示した「武田久吉
メモリアルホール」、山岳写真家白籏史朗の尾瀬の写
真作品を展示した「白籏史朗尾瀬写真美術館」、名曲
「夏の思い出」を作詞の江間章子自筆の「夏の思い出
詩碑」、作曲の中田喜直の「夏の思い出譜碑」が園内
に設置されている。

ちょうど水芭蕉やリュウキンカ、シラネアオイが満開
で見応え十分。自然の雰囲気を上手く作り上げてある
ので、水芭蕉など尾瀬で見るのと遜色ない感じだ。時
間がなかったり、天候が悪かったり、山歩きが困難な
場合など利用価値大だ。それに写真美術館なども充実
している。2時間半ほどもじっくりと見学してしまっ
たほどだ。
Minioze1
Minioze2
Minioze3
Minioze4
Minioze5
Minioze6
Minioze7

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