ここも久しぶりの肘折温泉もひっそりとたたずんでいた
伝統こけし収集に熱心に励んでいた20数年前にこけ
しを買いに訪問したことがあるだけの山形県の山深く
にある肘折温泉にこれまた蔵王温泉とならんで実に久
しぶりに訪れた。ここはちょっと湯治気分を味わいた
くて湯治タイプの部屋と食事で予約。肘折温泉はほと
んどの旅館が基本的には湯治タイプの宿泊を受け入れ
ていて、温泉街に並ぶ旅館は障子だけで仕切られた昔
ながらの湯治宿がずらりと並び独特の味わいを街全体
から醸し出す。このような鄙びた温泉街の雰囲気を持
っているのは銀山温泉や栃木県の板室温泉などなかな
かない。
温泉に行く途中スキー場そばには巨大な雪だるまがま
だ残っているし、豪雪地帯を
感じさせるところだ。旅館の
風呂以外には旅館街の中心に
ある上の湯共同浴場に入った
だけ。とにかく旅館の笹濁り
のちょっと舐めると甘塩のよ
うな味の体に染み渡る湯が気に入り、旅館の風呂に入
っては休み、また入るを繰り返していたのでほかの旅
館の風呂に入る時間がなかった。ただ、上の湯は旅館
の源泉とは別ということで入浴。透明で体全体を柔ら
かく包み込むような肌に優しい湯は旅館の体に効くと
実感出来る湯とは違った味わいでこれまた肘折温泉の
豊かさを感じさせる湯だった。
肘折温泉は歴史ある旅館が多いのだが、それぞれ改装
などしていて、昔行ったときとはかなり変化していた。
多くの旅館が奇麗になっているのだが、それがかつて
の鄙びた味わいを残していて、久しぶりに訪れたのだ
が、すっかりお気に入りの温泉街になった。湯も素晴
らしく自然も豊かで肘折温泉はこれからも何回も訪れ
る温泉になりそうだ。湯治タイプで宿泊すると500
0円程度で適度な量(最近小食の私には十分だった、
というより普通の旅館の出す夕食があまりに多すぎる
のだ)の食事も付き、ちょっと長期で温泉三昧するに
は最高の温泉地だ。
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