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2007年10月22日 (月)

群馬の温泉はやっぱりご機嫌だね、その6「万座温泉ホテル」で天上の硫黄泉三昧

群馬県北部は温泉ファンには様々な温泉がそこら中に
あり堪らない地区だ。とくに四万温泉、草津温泉、万
座温泉と横並びに泉質がまったく違う大きな温泉が並
ぶのは壮観だ。その中でも暑い時期に最高なのが標高
1800メートルの高地に濃厚な白濁の硫黄泉が豊富
に湧く万座温泉だ。冬場はスキーのメッカにもなるが、
草津からの道路が閉鎖されてプリンスグループ経営の
馬鹿高い大した景色もない有料道路しか道がないし、
スキー客で混むのもあり、昨年3月に雪の露天風呂だ
とバスで行っただけ。草津からの絶景を眺めながらの
道を走れる4月下旬からがいつも万座へ通う時期。夏
場は本当に最高の地だ。東京でうだるような時でも万
座では暑さなんて無縁で温泉が楽しめるのだから。し
かもその温泉が極上と来る。

万座温泉で一番のお気に入りはなんと言っても豊国館
で、そこの混浴露天は天上の天国。しかし、万座でも
かなり鄙び度が高い旅館なので、宿泊に関しては連れ
が拒否で、日帰り入浴利用だけ。泊まりとなると一番
の老舗である万座温泉ホテルになる。このホテルの良
いところは部屋の種類が何段階かある所。もっとも安
い「ゆけむり荘」だと2食付きで二人だと平日だと6
000円台と安いのだ。それでも金庫、冷蔵庫付きの
清潔な部屋で問題なし。しかもトクーで予約だとさら
に1000円ほど安くなってお得。どのレベルの部屋
で宿泊しても食事は同じで、その夕食がヘルシーで美
味しい私好みのもの。肉類はほとんどないから大食漢
にはものたらないだろうが。朝食は和洋バイキング。

四万温泉で軽く湯浴みしたあと、六合村、草津温泉経
由の山道を通って万座へ。風呂がたくさんあるのでチ
ェックイン2時をちょっと過ぎた早めの時間に到着。
人気宿なので平日でもすでにかなりの車がすでに駐車
している。係の人が荷物を持ってくれて部屋まで案内
してくれる。本館、別館ならわりに近いが、ゆけむり
荘は階段を下ったり上ったりでかなりの距離がある。
迷子にもなりそう。何回泊ってもなかなか構造がつか
めない。とくにゆけむり荘の構造は複雑だ。今回の部
屋は角部屋で二つの鄙びた湯舟が残る日進館方向の山
を臨めて眺望良いし、風通しも良い。

早速風呂へ。まずはゆけむり荘から一番近い(という
ことは玄関からは一番遠く、100メートルほど歩く)
日進館へ。以前ここはいくつかの湯舟がある温泉天国
だったようだが、数年前の土砂崩落で建物が壊れ、現
在残っているのは「鉄湯」と「ラジウム湯」の二つの
み。それぞれが日替わりで男女別浴になる。12日は
「鉄湯」が男性ということでそちらへ。鉄分の多い硫
化水素泉でかなり濃厚な味わいがあり、このホテルで
もお気に入りの湯。湯浴み客も多い。ちょうど湯守サ
ンがやって来て温度チェックなど。前に入った客が水
を入れ過ぎて湯温がちょっと温めだったので注ぎ管を
調整して多量に湯を入れてくれると、たまっていたま
っ白の湯の花も多量に出て来て湯はスープのような超
白濁に。大満足の湯でした。窓の外には湯畑なども見
えて環境も極上。ただ、宿の人の話では、ガス噴出地
も近いので場所を移動する予定とか。ちょっと残念。
隣のラジウム泉は翌朝に入浴。成分はかなりあるのだ
が、ここだけが白濁なしの湯。体への当りも柔らかく
温めが良い。
Manzanissin1
Manzanissin2
Manzanissin3
                                                                            
                                                                              
                                                                              

 

 

 

次は日進館と玄関のちょうど中間地点にある露天風呂
「極楽湯」へ。周りすべてが開放状態で山を臨めるご
機嫌な別浴のちょっと大きめの露天風呂。一人しか入
っていなくて強い日差しのもとさわやかな風に身を晒
してこれぞ万座の醍醐味を30分間ほどのんびりと味
わう。白濁の濁りは少なめ。夜は天気も良くて満天の
星空を堪能しながらの湯浴みを楽しめた。Manzaroten1
Manzaroten2
                                                                            
                                                                           
                                                                                    
                                                                            

                                                                              
                                                                           

残るのは玄関入ってすぐ左にある大きな浴舎にある
「長寿の湯」で、浴舎自体が全体が天井の高いかな
り大きな木造で、それだけでも雰囲気満点。そこに
内湯の湯舟が4つ、小さめの露天湯舟が2つあり、
ここだけでも4つの泉質が楽しめる。大きな湯舟が
苦湯、その横の小さめの湯舟が姥湯、小さな打たせ
湯の滝湯、それに並んで温泉成分が超希薄で上がり
湯的に使える真湯。露天は姥湯と苦湯の混合湯舟と
それのちょっと温めの湯にクマザサが沈めてあるさ
ゝ湯。真湯以外は基本的には白濁で、その白濁度が
微妙に違う。苦湯と姥湯は違いは確かにあるのだが、
どう違うかというのは難しい。苦湯の肌にぴりっと
来る感触がお気に入りかな。どこかの温泉好きのサ
イトを読んでいたら、ここの温泉で水を足してある
のがもったいない、源泉に入りたいみたいなことを
書いている人がいた。温泉サイトではかなり有名な
人らしいが、驚くべき非常識さである。源泉温度7
0度とか80度ある源泉に入ったら人間なんて茹で
上がって死んでしまうがな。
水で温度を下げるしか
ないだろうが。玉川温泉にしても源泉なんて普通に
入れるもんじゃないしな。湯量が少なければ熱交換
方式なんてこともあるだろけどね、万座温泉なんて
溢れ返るような湯量だよ。加水が悪みたいな思考は
おかしいんじゃないの。
Manzatyoujunoyu1

Manzatyoujunoyu2
Manzatyoujunoyu3

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