東北温泉三昧その14、ようやく入浴できた「羽根沢温泉」の共同浴場
藤三旅館に連泊して、さらに北上して温泉巡りをしよう
かなと思っていたのだが、天気予報では28日から連日
の雨模様との予報なのでそろそろ東京に戻ろうかと決定。
帰宅時途中でまだ入ったことのない温泉に入って行こう
と、ヌルヌル湯が評判の羽根沢温泉に入るのを主体にル
ートを決定。
27日午前9時過ぎに藤三旅館をチェックアウト。2泊
して美味しい食事をとって、温泉三昧したのだが、支払
額は8855円。うーんあまりの安さに嬉しくなって来
る。帰宅ルートは国道107号経由で13号線に出て、
そのまま山形方面に南下する通り慣れた道。
新庄で右折して国道458号線、県道315号線で羽根
沢温泉に到着。鳴子に何回も来ていて、その度に来よう
来ようと思いながら来なかった温泉だが、道路は走りや
すい2車線で、新庄から片道18キロであっという間に
到着してしまった。もっと秘湯的なところかと思ってい
たのだが、まったく反対。
途中ちょっと道の狭い集落を過ぎたと思ったら突然に羽
根沢温泉の旅館街が現れる。旅館街と言っても数軒で、
かなり寂れた感じ。その奥に無料駐車場があり、その前
にある集会所の1階部分に男女別の共同浴場がある。入
浴料金200円は出入り口に設置された料金箱に入れる。
浴場はコンクリートで作った小ぶりのシンプルな浴槽で、
隅のほうからとうとうと源泉が注がれている。浴槽のせ
いで茶色く見えるが源泉は無色透明でほんのりと硫黄臭
もある。コップが置いてあったので飲んでみると、飲み
やすい薄味。
入ってみるとちょうどいい湯加減で、肌を手でこすると
ヌルヌルとした感触で気持ちいい。アルカリ性独特の肌
触りだろうか。鳴子の中山平あたりの温泉にも通じる心
地よさだ。誰もいない中、まったりとご機嫌な湯浴みが
出来た。ここは鳴子などに来たときにはまた必ず来たい
温泉だ。次には旅館の温泉を体験するのもいいかも。
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