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2007年10月22日 (月)

福島温泉巡りその1、甲子温泉の大黒屋

株式のほうも中小型主体の持ち株はあいも変わらずの不振で
やる気も失せるほど。こんな状態が1年も続くのは30年近
く株式売買していて初めての経験。ここはもう諦めるしかな
い訳で、じたばたしても仕方ないということで、天気も良さ
そうだと出発直前に宿泊をネットの激安サイトで確保して、
金曜から土曜日にかけて1泊2日で福島県内の温泉巡りのの
んびりドライブ旅行へ。

福島辺りなら当然のことに高速道路など贅沢なものは利用な
んてしません。東京から国道4号線をちんたらと走ってまず
は11日金曜日午前10時半頃には甲子温泉の一軒宿「大黒
屋」に到着。歴史ある旅館で30年ほど前から何回も入浴し
て来た素晴らしい湯。貧乏人らしくここは雑誌自遊人の付録
である入浴無料パスポートを有り難く利用である。

これまで何回となく利用している温泉だが、今回は料金63
0円が無料だ。
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宿の記すところによると「甲子温泉は至徳年間(1384年)州
安和尚によって発見された古い温泉。全国でも稀な石膏泉(現
在は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉)カルシウムを多
く含む泉質の、無味無臭の湯は、脳神経、頭痛、皮膚病、胃
腸病などに特効があります。すべてのお風呂が、完全な源泉掛
け流しになっています。昔からある大岩風呂は、縦5m、横15
m、深さ最大1・2mの大きな浴槽の中央には「子宝石」と呼ば
れる大きな石があり、なでると子宝に恵まれるとの伝説があり
ます」となる。

以前はこの混浴大岩風呂のほかには小さな女性用風呂だけだっ
たが、最近こぎれいな内湯とそれに続く露天風呂も設置されて
女性も利用しやすくなった。さらに混浴大岩風呂の隣の女性用
風呂も改装されて混浴風呂以上に素晴らしい作りになったよう。

ここの従業員の対応は丁寧で無料パス使用の客なのに分け隔て
がない。今回はいつもならかなりの客がいる混浴大岩風呂がガ
ラガラで、入浴していたのが連泊中のご夫婦二人だけ。湯もい
つもより温めだったので、1時間以上ものんびり。新設の内湯
のほうは今回は利用せず。ふだんなら滅多に女性客は入ってこ
ないのだが、今回は途中で隣の女性用風呂からバスタオル巻い
ただけの女性客数人が大挙して来襲して一時にぎやかになった。
おばさん達は集団になると怖いモノなしだ。

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