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2007年10月22日 (月)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその1、まさに天上の湯の須川温泉「栗駒山荘」

9月16日から東北への温泉巡りドライブ一人旅。宿泊
予約を確保してあるのは16日と17日の鳴子川渡温泉
の「高東旅館」の2泊のみ。あとはその時の気分でさら
に北へ行くかどうかは未定の旅。結局は16日から22
日までの6泊7日(うち1日は車泊)となり、最遠地は
青森下北半島の下風呂温泉となった。帰宅したのは22
日の午後11時過ぎとなった。

深夜の方が空いているだろうと、16日深夜の午前0時
半過ぎに東京の家を出発。国道4号線をいつもの通りま
っすぐに行くだけ。やはりガラ空きで気持ちよく走行。
2時間弱で宇都宮市に。午前5時頃には福島市と順調。
午前8時頃には国道4号線から鳴子温泉へ通じる国道4
7号線に左折。ここまでの走行距離は約380キロ。途
中ちょっと休憩したりしながら7時間半ほどで380キ
ロ走行はかなり早い方だろう。

台風13号が来襲して来ているのだが、まだ東北の方に
は影響がないようで、晴れ時々曇り状態。天気も崩れそ
うもないので、今日は一気に「自遊人」無料パスポート
使用で秋田県の4つの温泉を制覇することに。秋の宮温
泉郷の「鷹の湯温泉」、須川温泉の「栗駒山荘」、小安
峡大湯温泉の「阿部旅館」、泥湯温泉の「奥山旅館」の
4つで、わりに近くに散在しているので、今日宿泊の鳴
子は川渡温泉「高東旅館」のチェックインまでにすべて
回れそう。というわけで午前8時30分に「あ・ら伊達
な道の駅」に到着して、駅内のコンビニでパンやヨーグ
ルトなどを購入。道の駅を出て鳴子温泉方面へ進めばす
ぐに国道457号線を右折して花山村方面へ。途中で湯
沢方面へ国道398号線を左折。この道沿いにも湯の倉、
温湯、湯浜と雰囲気抜群の温泉があるのだが、一応過去
に3つとも入湯しているので今回は残念ながらパスして、
先ずは第一弾の無料パスポート使用は栗駒山荘に決定。
そのあと、阿部旅館、奥山旅館、鷹の湯温泉と回ること
にする。

398号線は山間の道を走るご機嫌なドライブコースで、
途中短い距離が2車線でなくちょっと狭い部分もあるが
かなり気分爽快なドライブが出来る。途中に「栗駒神水」
という湧水が出ているところがあるのでペットボトルに
入れて確保。清冽な冷たさのピュアな水で美味しい。3
98号線沿いにあってすぐにわかる。この道は以前にも
2回走ったことがあるが、いつもこの神水はいただいて
いる。
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この神水からちょっと走ると、道路はT字路に。右に行
けば栗駒山荘方面、左に行けば小安峡・大湯温泉から湯
沢方面だ。今日は右折して栗駒山荘へ。右折して栗駒山
荘までは2車線の走りやすい道を約9キロ。山の上に栗
駒山荘の大きな建物が見えて来る。午前10時過ぎなの
だが、駐車場はかなりの車がすでに来ていて、さすがに
人気の温泉らしい。
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館内も広く、木が贅沢に使用されている。風呂はフロント
からすぐ左を奥に行ったところ。普通は券売機で入湯券を
買って、風呂受付で渡す。風呂は脱衣所も広く使いやすい。
内湯は洗い場が湯船から少し離れた場所にあるのは配慮あ
る設計だ。内湯の湯船は横に長いかなりの大きさで、分厚
い木枠が温泉気分を高める。透明な湯が掛け流されていて、
湯は細かく白い硫黄の匂いがほのかに香り立つ湯の花がた
っぷりで、白濁気味。白濁と言っても高湯温泉や万座温泉
ほどの際立つような白濁ではなく、ちょっとグレイっぽい
白濁。
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浴室自体がすべて木造でご機嫌な雰囲気だ。さらに全面
ガラスになっているので山の景色が一望だ。すぐ外には
内湯の湯船とほぼ同じ大きさの露天風呂が。こちらは内
湯ほど濁っていなくて、肌にはこちらの方がきつくて好
みだ。気温も15度ほどでちょっと寒さを感じるほど。
しかし、あまり熱くない湯なので長湯が出来、露天の方
は顔に風が当たるとちょうどいい感じ。遠くには鳥海山
も微かに見えるし、まさに天上の湯だ。眺めは万座より
上かもしれない。紅葉の最盛期はさぞ素晴らしそう。オ
シャレな雰囲気もあるので女性もお気に入りになる旅館
だろう。湯自体も優しい湯質だし、宿泊してじっくりと
湯浴みするのに最適か。シングルベッドの部屋もあるよ
うだけど、こんな山の上で一人では寂しいよね。やはり
カップルで来るのが最高の場所。
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