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2007年10月22日 (月)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその18、下風呂温泉「さつき荘」に宿泊して独自の濃厚源泉を独占

下風呂温泉は25年前に一度宿泊していて、食べ物や
雰囲気が気に入っていたので、どこの旅館でも良く、
ネットで見ていると独自源泉を唯一引いているさつき
荘の湯の評判がいい。しかも料金を見てみると税込み
で7500円と一番安いようでもあり、貧乏旅行には
一番。そこで宿泊当日の午前中に電話で予約。

チェックインしたのは午後4時20分頃。中心街の5
軒の宿が並ぶ通りの少し先に民家に挟まれてぽつんと
あり目立たない。外見は新しめに見えたが、中は相当
の年期が入った建物。部屋は2階で、鍵はなく、ふす
ま状の扉。造りがなんだか旅館風ではなく、料亭風。
後で聞いたところでは前は仕出し屋をしていたとか。

当日の宿泊客は私だけ。用意された部屋は2間で6畳
間に4畳半の部屋にすでに布団が敷かれていた。駐車
は港の大駐車場に停めた。宿の専用かどうかはわから
ないが、そこにどうぞと若旦那に案内された。その港
部分と旅館部分の間に源泉ポンプがあった。

宿は若旦那が中心で切り盛りしているみたいだ。バツ
イチのようで若女将はいない。優しい女将さんが料理
などを手伝っているようだ。料理は真鯛とホタテの刺
身、タラ鍋、イクラ、さけのみそ仕立てのホイル焼き、
サザエのような貝(名前を聞いたが忘却)など8品ほ
ど出て、いずれも量が多くて満腹に。小食の私なのに
すべて食べたからかなり美味しかったと言える。旅館
というより民宿に近い感じなので、料理も家庭料理風。
夕食は部屋で、朝食は1階の広間でいただく。朝食に
はイカの刺身が付いて来た。若旦那とはいろいろとお
しゃべりして楽しめた。これもほかに客がいないおか
げだろう。

肝心の湯のほうだが、浴室は廊下の奥のドアを開けて
外に独立してある。浴室は一つしかないので貸し切り
で入ることに。浴室はさらに鄙びている。外光が射す
ように屋根がプラスチックトタンになっていて朝や昼
間は明るくて気持ち良い。床と湯船は木製で黒っぽい
グレー色の湯が満たされている。湯の色の感じでは濃
厚そうなのだが、入ってみると意外にあっさりとして
いてさらりとした感触。一人しかいないので、夜に深
夜と何度も入って楽しんだ。
Img_0180
Img_0182

 

 

 

 

 

 

ただ、風呂の湯船が一部壊れているような部分もある
し、細々した部分にもう少し手を入れてこぎれいにし
たほうがいい面も多い。ディープな温泉ファンは別に
しても普通の温泉ファンそれも女性なら私が入浴した
長谷旅館やつぼた旅館、さらには雰囲気がホテル風だ
った三浦屋やニュー下風呂がきっとお好みだろう。対
応など民宿的な良さがあるが、設備面では湯の良さだ
けに甘えていてはいけない面もある旅館だった。

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