北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその24、八甲田周辺のさらにもうひとつの名湯「蔦温泉」では雰囲気抜群の浴室で自噴泉三昧
それにしても雨が良く降る。まったく雨続きのドラ
イブ旅行だ。9月3日次に向ったのは自噴泉内湯だ
けの歴史ある蔦温泉。猿倉温泉から10分ほどで午
前10時55分到着、午後12時頃までゆっくりと
湯浴みして十和田方面へ車を進める。
混んでいるかと思ったが、空いていて、玄関入って
すぐ右の事務所受付で500円を支払い。外観も木
造のロマンチックで雰囲気のある造りだ。内部もす
べてが木で、ピカピカに磨き込まれていて清潔その
もの。スリッパを履くのだが、もともと人の履いた
スリッパがあまり好きではないので出来る限り利用
しないようにしているが、床の汚れなどでどうして
もスリッパを履かざるを得ない場合もあるが、蔦温
泉内部はスリッパなどまったく不要だ。
まずは全室木造の素晴らしい建築の「久安の湯」へ、
ラッキーなことに誰もいなくて極上の自噴泉風呂を
たっぷりと味わえた。それにしても素晴らしい造り
だ。湯船の底に敷かれた簀の子状の木の隙間からブ
クブクと源泉が泡となって吹き上げる。それを見て
いるだけで自然の息吹を感じてしまえる素晴らしい
湯。鏡のように静かな表面で、中には小さい黒色の
湯の花が少し舞っている。
湯舟に満たされるのは透き通るように無色透明の湯。
木製湯舟がうまく作られていて、4辺の1辺だけか
ら湯が静かに溢れ、木の床一面が湯だまりのように
なる。そこに仰向けになってトドになるとなんとも
言えない至福感を感じてしまうのだ。浴室と湯舟の
造りに関してもダントツに素晴らしい温泉である。
源泉温度が45度前後とあまり高くないので加水も
なくまさに自然のままの出来立てのバージン湯。そ
れに過ぎるものはない温泉だが、蔦温泉はもうひと
つのヒバなどの木の匂いがする真新しい造りの天井
がさらに見上げるほど高いメインの「泉響の湯」と
もども内湯の自噴泉のみという贅沢な旅館だ。
建物自体の雰囲気も抜群のためぜひ一度は宿泊した
いと思える旅館がまたまただ。この蔦温泉は以前1
980年頃に一度入浴したはずなのだが、旅館左隣
にある豪華な造りのレストランもなかったし、まっ
たく雰囲気が変わっており初めて来たような感じだ
った。旅館の前には大きな噴水付きの池があったり、
まるで金持ちの別荘のようなムードで、日帰りだけ
でも建物、浴室の雰囲気をたっぷり味わえるすばら
しい旅館だ。
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