東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその19、青森はランプの宿「青荷温泉」は雰囲気満点のオシャレな温泉だった
さつき荘をチェックアウトして、さて今日はどうするかと考
えながら下北半島を野辺地まで下り、野辺地からは国道4号
線を青森方面へ、途中右側にはずっと海が広がり気持ちよい
ドライブが楽しめた。岩木山麓の湯治宿に素泊まりで宿泊す
る予定にして、どうせ空いているだろうからと午後遅くにな
って予約しても食事なしだから大丈夫だろうと判断。それま
では温泉巡りなのだが、「自遊人」無料パスポート使用で入
れるランプの宿「青荷温泉」にとにかく入浴と、酸ヶ湯温泉
方面へ走り途中萱野高原で長生きの茶を飲んで、黒石方面へ。
酸ヶ湯温泉、蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉さらに温川温泉と
入っていきたい温泉もいっぱいなのだが、かなり以前になる
ものの谷地温泉以外は一度はいずれも入っているので今回は
パス。とにかく青荷温泉へ一直線。
青荷温泉は国道から6.5キロほど山の中へ入った1
軒宿。ランプの宿として全国的に有名だ。途中の山道
には方言で様々なことが書かれた看板があり、案内板
かわりになっていて楽しい趣向だ。
駐車場に車を停めて、さらに思い切り急な下りを少し
歩いてようやく玄関に到着する。帳場に無料パスポー
トを見せてスタンプを押してもらう。館内は思ってい
たよりこぎれいで、秘湯のイメージはまったくない。
4カ所あった風呂も奇麗だし、館内を歩いてもどこも
清潔感溢れる。伊豆辺りにあってもそのまま通用しそ
うな民芸調旅館で、女性ならかなりのお気に入りにな
りそうだ。館内ですれ違った従業員もみんな挨拶をし
て来るし対応も良い。
風呂が4カ所あるので、先ずは写真でも良く出て来る
混浴露天風呂へ。館内を抜けて橋を渡って右側にある。
誰もいなくてさっそく入浴。脱衣所も一つで女性は利
用しにくいだろう。そばには木樽の子宝の湯があった。
湯はさらりとしたとくに特徴はない単純泉。ここは雰
囲気を味わう旅館だろう。
露天風呂のさらに奥に新しい建物の「滝見の湯」が。昨
年完成したばかりのようで、以前の混浴風呂「竜神の湯」
を建て替えたものらしい。ここは1階が浴室で、2階は
宿泊部屋になっているようだ。脱衣所も内湯もその外の
小さめの露天風呂もこぎれいで気持ち良さそうだ。ただ、
たまたま内湯にヤーさん風の二人が一生懸命体をごしご
し洗っていて(温泉でそんなにごしごし洗うことはない
だろうに)、こんにちはと声をかけても返事もせず。な
んだか気分悪く、ちょっと入っただけ。まあ、どこも同
じ湯だしね。
次は館内の内湯へ。ロビーから左へちょっと行ったとこ
ろの男女別の小さめの浴室。全面的に木で造られており、
雰囲気ある浴室。ここもさっと入って、最後は玄関前に
独立建物としてある「健六の湯」へ。ここも1階が浴室
で、2階はどうも部屋のようだ。ここはかなり大きめで、
広々とした脱衣所にすべてが木で造られた外光がさんさ
んと射す明るい浴室。青森ヒバが香るようだ。この湯は
気持ち良い。4カ所の中では一番気に入った。
ランプの宿と言ってランプ使用するのは一種のパフォー
マンスですね。電気引くぐらいはあの整った設備を作る
ほどだから大したことはないしねなどと考えていたら、
確か自販機も置いてあったななどと思うのだが、どうも
おぼろげな記憶。風呂にも電気照明があったようだしね。
昼間だからどうもわからない。そう、照明だけのまさし
くランプは雰囲気作りのためのギミックなんですよね。
商売上手です。電気は自家発電でも大丈夫だしね。
ここは本当に青森なのとあまりにこじゃれた雰囲気に秘
湯感はまるでなし。秘湯感はただ遠いことだけか。混浴
露天風呂も思ったほどではなかったし、個人的には今回
の一度の体験でもう十分な気分。料金もそれほど高くな
さそうだからカップルなどでランプの夜の雰囲気を楽し
むには対応も良さそうだし、料理がまずまずだといいか
もね。一人で宿泊する宿じゃないね。
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