山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その2、蔵王温泉「おおみや旅館」「蔵王国際ホテル」で酸性硫黄泉を堪能
4月末に宿泊して湯の良さにすっかりお気に入りなって
いた蔵王温泉の老舗「おおみや旅館」が激安ネット予約
サイトで4月と同じ1泊7000円ほどの期間限定料金
になっていたので、またまた宿泊。遠刈田温泉から蔵王
エコーラインを通って、途中見物などしながら午後4時
にチェックイン。前回宿泊時は知らなかったが、「おお
みや旅館」と「蔵王国際ホテル」は経営が一緒で、宿泊
客はどちらの温泉も利用できるとか。
そこで、チェックイン早々、宿の人にそのことを確認
して、散歩がてら蔵王国際ホテルへ。同ホテルの日帰
り入浴料金は1000円と蔵王でも一番高い方。それ
が無料で利用できるのだから利用するしかなし。ホテ
ルは少し高台に建っていて、立派な外見で館内も女性
好みの清潔感あふれるインテリア。連れもかなり気に
入ったよう。フロントでの対応も丁寧である。館内に
人は多かったのだが、浴室が空いていたのがなにより
良かった。
廊下も広く気持ちいい。浴場の前には足湯も設置され、
冷たい水も飲めるようになっている。脱衣場も広く、
個別に仕切られた洗面台が設けてあるのが珍しい。女
性ならゆっくりと化粧も出来そうだ。
内湯は木造で雰囲気ある作り。湯は8種類の源泉の混合
泉。内湯の外には岩作りの露天風呂が。少し温めでのん
びりと入るのには最適。湯自体は蔵王温泉としては温す
ぎる湯温設定だし、濃度がかなり薄めで物足りないもの
だが、リゾートホテル的な感じからはちょうどいいのか
な。蔵王の濃厚な温泉を泊まりでじっくり味わいたい向
きにはやはり共同浴場周辺の老舗旅館群がいいか。
連れはこの程度のあまり強くない感触の温泉の方が好み
だといい、ホテル自体も気に入ったとか。やはり女性に
はこういうオシャレな雰囲気の方がお気に入りのようで。
「おおみや旅館」のほうはお盆も過ぎた平日だと言うの
に、なんと満室だとかでがっくり。ホテルから戻って男
性用になっている丸形の浴槽のある内湯に行ってみたら、
狭い浴室内が人だらけ。脱衣かごも既にない状態で、あ
きらめて部屋に戻ってしまった。4月宿泊のときにはガ
ラ空きで、部屋も浴室からすぐそばの玄関真上で実に便
利だったのだが、今回は予約が直前のこともあるのか、
玄関すなわち浴室からは一番遠い、階段を上がったり下
ったりしてやっと行き着く最遠の部屋というのも何回も
入浴するのには不便。
夕食も前回は空いていたのでレストランで食事だったの
だが、今回は大きな宴会場での食事だったのも残念。椅
子に座っての食事の方が楽だものね。それに前回ほどは
食事自体もあまり評価できる内容ではなかった。やはり
混んでいる時はよくない。しかし、蔵王温泉自体はそれ
ほど人もいなくて閑散としていたのにね。
夕方になって浴室が男女入れ替えになり、男性用が内湯
が角形湯船2つのほうになって、食後しばらく休憩して
浴室へ。微かに漂う硫黄の臭いが鼻を刺激する感触がた
まらない。そして白濁の湯が湯船から溢れる。しかし、
今回は4月に入った時の透明に近い微白濁ではなく、ち
ょっと濁り気味で湯温も大勢の客が加水しぎたのか少し
温め。あの肌にしみ込むような熱さがない。まあその分、
肌には優しく、体全体を包み込むような気持ちよさに長
湯が出来た。露天風呂はもう少し湯温が熱く蔵王の湯が
堪能できた。深夜に早朝にも入浴したが、さすが、入浴
客もほとんどなく独占に近い状態でご機嫌。湯温も熱さ
が少し増し体が溶けるような気持ちよさ。
今年立て続けに2回蔵王温泉に宿泊したが、もうしばら
くは宿泊はいいか。宿泊するなら肘折温泉の方が好みだ
な。蔵王は日帰り入浴で、川原湯など共同浴場を楽しん
で、老舗旅館に1カ所ぐらい日帰りで利用する方がいい
かもしれない。スキーシーズンに入れば、蔵王は温泉を
楽しむ状況ではなくなるので敬遠するしかないが。
| 固定リンク
「温泉」カテゴリの記事
- とりあえず謹賀新年(2025.01.01)
- 1年すぎるのはほんま速い。今年は車を手放したこともあって、3回しか湯治旅行できなかった。人間も年取るが、住む家も老齢化進み、いろいろとリフォームなどに金がかかったね(2024.12.31)
- 6泊7日で湯治中の山形県の肘折温泉は豪雪地らしく積雪量は90センチだ(2024.12.16)
- どうでもいいやの政治状況。体調悪いとやはりのんびり湯治だと、明日から6連泊で肘折温泉で今年最後の温泉三昧(2024.12.14)
- お気に入りの温泉旅館などの廃業、休業続くようで残念だね。愛用のPOVO2の便利なギガ活が実質廃止(2024.07.04)
「山形県」カテゴリの記事
- 6泊7日で湯治中の山形県の肘折温泉は豪雪地らしく積雪量は90センチだ(2024.12.16)
- どうでもいいやの政治状況。体調悪いとやはりのんびり湯治だと、明日から6連泊で肘折温泉で今年最後の温泉三昧(2024.12.14)
- 2月に5連泊、3〜4月に6連泊の湯治をした肘折温泉の「大穀屋」はお薦めだね(2024.04.13)
- 2月に続いて、3月31日から6泊7日でまたまた肘折温泉でののんびり湯治をしてきた(2024.04.10)
- “猿回し財務省の操り増税猿”の岸田は、内閣支持率16・9%の最低更新にもまあ「聞く力」発揮しないだろうね。政治センス皆無の絶望的なアホだしね。12日から肘折温泉で5泊6日ののんびり湯治堪能(2024.02.19)
「06年8月」カテゴリの記事
- 山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その9、只見川沿いの濃厚な玉梨温泉「旅館玉梨」、湯倉温泉共同浴場で湯巡りは締め(2007.10.22)
- 山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その8、奥土湯温泉の「小滝温泉」でまったり(2007.10.22)
- 山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その7、高湯温泉「安達屋」で惚れ惚れする美しい白濁湯を満喫(2007.10.22)
- 山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その6、「野地温泉ホテル」は温泉センター感覚(2007.10.22)
- 山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その5、沼尻温泉の「田村屋旅館」で強酸性硫黄泉三昧(2007.10.22)
コメント