東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその10、青森は湯の沢温泉卿の「秋元温泉」でぐったり
昨年5月に初めて湯の沢温泉郷に来たときに3軒ある旅
館すべてを制覇しようと思っていたのだが、なりや旅館、
湯の沢山荘に立て続けに入ったらそのあまりに濃厚で強
烈な湯にノックダウン状態になり、残り1軒の秋元温泉
には入れなかった。
そこで、今回は古遠部温泉にせっかく宿泊するのでチェ
ックイン前に途中にある秋元温泉を体験しようと日景温
泉のあとに入浴。日景温泉は秋田県、湯の沢温泉は青森
県だが、日景温泉から湯の沢は車で10分もかからない。
秋元温泉は湯の沢温泉郷の最深部。旅館の手前に大きめ
の駐車場もあるので旅館まで進んで行っても大丈夫。温
泉郷の入り口である湯の沢山荘前に駐車してぶらぶら歩
いても5分程度。歩くのも気分良い。
入浴料金は300円で、これは3軒とも同じ。伊豆辺り
だと日景温泉の雰囲気だと1000円以上取るだろうが、
400円。湯の沢は300円ととにかく東北、とくに青
森周辺は安くて湯巡りが楽しくなる。
秋元温泉の風呂はフロントの目の前にあり、左側が男女
別の小浴場で、右側が混浴の大浴場で脱衣所は別。先ず
は小浴場へ。混んでいる時が多いと聞いていたのだが、
ラッキーなことに小浴場は誰もいなくて独占。硫黄臭に
加えて複雑な匂いが漂い、鼻孔を心地よく刺激する。ネ
ットではここの湯の匂いをどぶの臭いとかかなりの悪臭
のように書いている方がいるのだが、別にそれほどの酷
い臭いではなかった。それとも源泉が変質したのか。笹
濁りと言うかあまり奇麗な濁りではない。飲泉も出来る
ので飲んでみたが、強い苦みの中に甘塩風味にえぐい味
など濃厚さを感じさせるもので、温泉はたいていのもの
はかなり飲める方なのだが、ここのは不味さが際立ちち
ょっと飲んで止めた。
匂いと味からも湯の質の濃厚さと効能の高さが感じられ、
ちょっと熱めのジーンと来る高い浴感。体の中からどん
どん温まる。大浴場の方は楕円形のちょっと大きめの湯
船で真ん中に仕切りがあり、女性脱衣所前の半分の所に
は「婦人」と書かれていて、混浴なのだが、一応湯船の
中だけは住み分けがあるようだ。しかし、2カ所あるカ
ランなどはそれとは関係なくあるので、あまり意味のあ
る仕切りではないが。私自身、眼鏡をかけていなかった
ので、「婦人」の字がぼけてわからず婦人用とされる半
分側に入ったら、入っていた常連の男性から「そちらは
なんとなく女性用になっているみたいだよ」と言われて、
男性用とされる奥の方へ移動。何とも面白い混浴湯船で
はあった。
湯自体は小浴場と同じようだった。しかし、こちらの方
が広々していて開放感がある。それにわりに女性も入っ
て来て、しかもあまり体を隠しもせずに堂々としている
ので男性陣がかえって恥ずかしいぐらいだ。とにかくお
おらかな混浴だった。そして、あまりの濃厚さにちょっ
とぐったり気味になり、ほかの2軒に入るのは諦めて、
古遠部温泉へ。ネットで見る温泉好きの人たちは一日何
カ所も入浴したりしているのがあり、移動する時間も必
要だろうし、それに入浴と凄い体力だ。私なんて1カ所
でゆっくり入浴するのもあるが、一日3〜4カ所で精一
杯。無理しては体に良くないしね
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