東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその20、青森のネットで人気の公衆浴場「新屋温泉」を初体験
温泉関連のブログなど読んでいると、青森県内では公衆浴場
いわゆる銭湯が良質の温泉を使っているところが多いらしく
評判がいい。私としては温泉は湯の質も当然だがそれに加え
て料理や山の中のその雰囲気も含めて総合的に味わいたいの
で銭湯は今ひとつ興味の対象にならない。銭湯だから当然に
そのある場所は町中だろうしね。
というわけで、温泉マニアのように一日に10軒近くも精力
的に銭湯まで含めて回る興味もパワーもないので、とりあえ
ず青森の銭湯のなかでもダントツに評判が良い平賀町(現在
は町村合併で平川町のよう)にある「新屋温泉」に入ること
に。
ネットでだいたいの見当をつけておいたので、青荷温
泉から黒石方面へ国道102号線を走らせ、途中で県
道135号線へ左折して、そのまままっすぐにとにか
く直進。新屋とかの町になったあたりで車をゆっくり
走らせながらきょろきょろしていると、交差点左に神
社が。その左斜めに発見。まさに住宅街の中だ。
車が駐車していて、何の変哲もない建物に新屋温泉の
字が。道路はす向かいにも駐車場があるからかなりの
人気なのだろう。番台で300円を払って中に入ると
大きめの脱衣所に、かなり大きめの浴室が。浴室には
楕円形の20人程度は大丈夫な湯船がでんとあり、真
ん中にあるパイプのようなものから透明な湯が豊富に
溢れている。色は浴槽の色のせいもあるのだろうが、
薄い緑色に見える。源泉を桶にためると色はついてい
ない。微かに硫黄の香りと微妙なオイル系の匂いがあ
るかどうかでそれほど強烈な匂いはない上品な湯だ。
湯温も適温で実に気持ち良い。肌をこするとつるんと
した感触。ただ、新菊島温泉のようなヌルヌル感では
ない。
このような銭湯がある青森の人は幸せだ。しかし、青
森では湯の沢温泉でもたった300円。東京から青森
まで行ったなら温泉地の旅館の湯や共同浴場を利用し
た方が旅行気分もあるし、楽しいな自分としては。ま
た、旅という非日常性で入る温泉だからこそ面白いの
で、その意味で旅とは無縁のセンター系もまったく入
ったこともなく、それに銭湯は地元の人が日常の湯と
して大切に使うのが本来のあり方で、旅という非日常
性の中にあまりに日常性濃厚な銭湯が割り込むと旅の
非日常性が阻害されてしまう。というわけで、青森に
はまだ入ったことのない温泉地の旅館などもまだあり、
銭湯は新屋温泉に入ってなるほどねの気分でした。同
じ銭湯でも青森のものは別府の銭湯とは感覚が違う。
別府のものは別府という特殊な温泉町のなかの日常性
を楽しむ一種の逆説的な楽しみがあるのだ。
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