北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその20、青森の鄙びた「あすなろ温泉」香しいオイル臭温泉を楽しむ
御所温泉に宿泊した翌日の9月2日は十三湖に宿泊
できず、結局八甲田周辺の谷地温泉になったので、
津軽半島を竜飛崎まで行き一周するとあまり時間の
余裕がなく、予定していた五所川原近辺の公衆浴場
巡りはパスして、ネット上で評判の良い板柳町掛落
林地区にある「あすなろ温泉」だけに入浴して、一
気に竜飛崎を目指すことに。
御所温泉からは弘前市街を避ける道を選んで国道7
号線に入り、国道339号線へ左折。途中、これも
評判の良い板柳温泉にも入りたかったのだが、断腸
の思いで諦めてさらに北上。それにしても気持ちの
良い道路でドライブも楽しい。
板柳駅辺りを少し過ぎた辺りの道路標識に掛落林と
ある交差点で左折してしばらく行くと、あすなろ温
泉の大きな看板があり、大きく右折して細い道を入
って行くとあすなろ温泉が。午前8時半過ぎに到着
だ。大きな駐車場の右の方が旅館部で、左の方が公
衆浴場的な「あすなろ温泉」の大きな殺風景な建物
が。奥には老人ケアセンターがある。御所温泉から
は30分ほどだった。
だだっ広いロビー右の受付で300円を払って浴室
へ。浴室はかなり大きく、真ん中に20人程度は大
丈夫な内湯がでんと構え、カランもかなりある。右
側には小さな冷泉湯舟と打たせ湯がある。さらにそ
の奥のドアを開けて行くと、別料金の砂湯があるが
ドアには鍵がかかっていた。さらに奥に行くと屋根
付きの露天風呂があり、壁の外は田んぼだ。遠くに
は岩木山が望める最高のシチュエーションの露天風
呂だ。
内湯にはおじいさん二人だけ。入り口手前が大きめ
の湯舟は温めで、奥がちょっと熱め。湯は薄い茶褐
色の透明な湯で、湯の花も散見でき、ほどよいオイ
ル臭が鼻腔を気持ち良くくすぐる。味は少しの塩味
がするか。肌触りはツルツル感があり手で肌をさす
ると心地よいことこの上なし。熱い湯舟の方が気持
ち良さは一段上だ。天井もかなり高いので湯気もこ
もらずご機嫌な浴室だ。
天気も良いので露天風呂へ。オイル臭は露天の方が
強いかな。爽やかな風が吹くなか、岩木山を眺めな
がらの湯浴みは最高だ。様々な湯舟があり、湯量も
豊富なあすなろ温泉は相当の高レベルの湯だ。旅館
部に宿泊すると、部屋の風呂に源泉を貯めて入れる
らしく、もっと強烈なオイル臭まみれになれるらし
い。1時間ほどまったりとしてしまったが、さらに
長湯していたくなった湯だった。
あすなろ温泉からすぐ北へ行ったところにある道の
駅「つるた」でリンゴやトマトなどいろいろ買い込
み、一気に竜飛崎へ。十三湖へ寄ってシジミ汁を食
べたかったが、あまり時間が読めないのでパス。竜
飛崎までの道は海沿いの絶景の道や山の激しいカー
ブ道などバラエティに富んだ景観を楽しめる楽しい
ドライブコース。昼頃には竜飛崎に到着。ようやく
訪れることができた津軽半島の突端「竜飛崎」は風
が激しく吹き荒れていて、石川さゆりの「津軽海峡
冬景色」の大きな記念碑が建っていて、ボタンを押
すと大きな音で歌が流れる。
さらにその先には有名な階段国道339号線が。降
りて行くと下の方に見える港に行けるのだが、面倒
くさくてパスして、339号線、280号線で平舘
方面へ。
| 固定リンク
« 北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその19、青森岩手山麓の御所温泉保養センター「力荘」で浸かる魅力的な湯 | トップページ | 北東北方面一人で予定なしのブラブラ温泉巡りドライブその21、津軽半島東沿岸の平舘不老不死温泉 »
「温泉」カテゴリの記事
- とりあえず謹賀新年(2025.01.01)
- 1年すぎるのはほんま速い。今年は車を手放したこともあって、3回しか湯治旅行できなかった。人間も年取るが、住む家も老齢化進み、いろいろとリフォームなどに金がかかったね(2024.12.31)
- 6泊7日で湯治中の山形県の肘折温泉は豪雪地らしく積雪量は90センチだ(2024.12.16)
- どうでもいいやの政治状況。体調悪いとやはりのんびり湯治だと、明日から6連泊で肘折温泉で今年最後の温泉三昧(2024.12.14)
- お気に入りの温泉旅館などの廃業、休業続くようで残念だね。愛用のPOVO2の便利なギガ活が実質廃止(2024.07.04)
「青森県」カテゴリの記事
- 10月中旬に今年6回目の青森までドライブ旅行楽しむが、体調悪くブログ書く気も起きずだが、生存確認でブログ記事。それにしても知性皆無の売国奴アベデンデンのアホぶり満開(2018.11.01)
- アベゲス政権の強盗トラベルキャンペーンも除外で自粛強制の灼熱地獄に幽閉のアホくさ。7月に続いて、8月16日から湯治兼ねての大好きな東北ドライブを9泊10日でやってきた。湯治は当然に鳴子は川渡温泉の「高東旅館」で4連泊。ドライブ旅行はアホくさい限りの「3密」とは無縁ですわ(2020.08.29)
- 9月1日から大間崎までドライブだが、帰宅最後の日に台風来襲で福島県の道の駅で雨が止むまで待機休憩中(2019.09.09)
- 夏本番到来で7月末から7泊8日でまたまた東北ドライブへ。毎度の川渡温泉「高東旅館」で4連泊も(2019.08.10)
- 10連休明けにまたまた東北ドライブ旅行だが、今回は車中泊だけの5泊6日のドライブ自体を楽しむ旅行になった(2019.05.26)
「07年09月」カテゴリの記事
- 草津温泉でもとりわけ好きな地蔵源泉を源泉すぐそばの旅館「高砂館」で心ゆくまで堪能(2007.10.22)
- 金山町の「湯倉温泉」共同浴場と民宿「松の湯」で濃厚な湯を堪能して、福島湯巡りドライブを締め(2007.10.22)
- 3回目の訪問でようやく入浴できた日中温泉「ゆもとや」は湯も眺めも良し(2007.10.22)
- 福島の温泉の中で泉質が極上の割に意外に知られていないのが中丿沢温泉。草津温泉並の極上酸性湯を「西村屋」で満喫(2007.10.22)
- 鏡石町の「新菊島温泉」の暴力的なまでの豊富なヌルヌル温湯で長湯は暑い時の極楽(2007.10.22)
コメント