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2007年10月22日 (月)

福島温泉巡りその3、押立温泉・住吉館

11日金曜日は宿泊は裏磐梯のペンションなのだが、二岐温
泉を出発したのが午後2時45分。自遊人の入浴無料パスポ
ートで利用できるのはあと猪苗代町の押立温泉の住吉館だけ。
しかし、そこの入浴利用時間は午後4時まで。走るルートに
もよるが、二岐温泉からはかなりの距離。まあいいかと出発。
ルートはもっとも短そうな121号線へ出て会津若松経由で
行くことに。

渋滞もまったくなく住吉館までの距離約66キロだったが、
午後4時15分頃に到着。すでに利用時間は過ぎていて、駄
目元で確認に。宿泊客も1組だけでその夕食の準備中だった
が、実に丁寧な対応で時間外でしかも無料の入浴なのに感謝
です。
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驚くほど広い敷地でたくさんの灯籠などが置いてある庭園が
広がる。駐車場ももちろん広い。幹線から入る宿までの約2
キロほどの道が狭かったので想定外の宿。福島の温泉はたい
てい行っている私も初めての温泉なのだが、この旅館は「秘
湯を守る会」の宿。

宿のPRでは……
福島県の景勝地・猪苗代にあり、磐越道・磐梯高原猪苗代イ
ンターより15分。猪苗代湖畔からは10分の磐梯山のふもとに
ある一軒宿。おすすめは、源泉かけ流しの露天風呂につかり
ながら眺める、手つかずの自然林。その中で手足をのばして、
脱力状態で浮かぶと自然の中にとけてしまいそうな感覚にお
ちいる。その自然林が四季折々に趣を変えてくれる。新緑の
時には葉々のさわぎと木もれ日に包まれ、うぐいすなどの野
鳥の声を聞きながら湯あみしてほしい。6月半ばに源氏螢が自
然発生する沢や、目のさめる様な紅葉も是非見て頂きたい。
内風呂は前面がガラスばりになっており、解放感がある。湯
色は透明で入ると、肌がすべすべに。体のシンから温まって
ほしい。
……とのことだが、雰囲気はまさにその通り。

まずは源泉掛け流しの庭園露天風呂へ。混浴だが、誰もいず
これ幸いと独占利用。内湯の脱衣所からタオルだけで林の中
の小道を20メートルほど歩く。ちょっと恥ずかしい。しか
し、露天風呂に着いてみると、東屋風の脱衣所もあるのだっ
た。岩造りの露天風呂はまさに庭園の中。実にいい雰囲気だ。
ご主人が言っていたが、源泉が温いためかなりの温め。入っ
ていると長湯できるのだが、外に出るとまだ寒い。でもいい
風呂だね。内湯で温まって出た。ペンションの夕食時間もあ
るので40分ほどで退出したのが残念。もう一度来てゆっく
りと入ってみたい。場所的にも隠れ家的雰囲気がある。ちな
みに日帰り入浴料金は600円。

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