福島温泉巡りその3、押立温泉・住吉館
11日金曜日は宿泊は裏磐梯のペンションなのだが、二岐温
泉を出発したのが午後2時45分。自遊人の入浴無料パスポ
ートで利用できるのはあと猪苗代町の押立温泉の住吉館だけ。
しかし、そこの入浴利用時間は午後4時まで。走るルートに
もよるが、二岐温泉からはかなりの距離。まあいいかと出発。
ルートはもっとも短そうな121号線へ出て会津若松経由で
行くことに。
渋滞もまったくなく住吉館までの距離約66キロだったが、
午後4時15分頃に到着。すでに利用時間は過ぎていて、駄
目元で確認に。宿泊客も1組だけでその夕食の準備中だった
が、実に丁寧な対応で時間外でしかも無料の入浴なのに感謝
です。
驚くほど広い敷地でたくさんの灯籠などが置いてある庭園が
広がる。駐車場ももちろん広い。幹線から入る宿までの約2
キロほどの道が狭かったので想定外の宿。福島の温泉はたい
てい行っている私も初めての温泉なのだが、この旅館は「秘
湯を守る会」の宿。
宿のPRでは……
福島県の景勝地・猪苗代にあり、磐越道・磐梯高原猪苗代イ
ンターより15分。猪苗代湖畔からは10分の磐梯山のふもとに
ある一軒宿。おすすめは、源泉かけ流しの露天風呂につかり
ながら眺める、手つかずの自然林。その中で手足をのばして、
脱力状態で浮かぶと自然の中にとけてしまいそうな感覚にお
ちいる。その自然林が四季折々に趣を変えてくれる。新緑の
時には葉々のさわぎと木もれ日に包まれ、うぐいすなどの野
鳥の声を聞きながら湯あみしてほしい。6月半ばに源氏螢が自
然発生する沢や、目のさめる様な紅葉も是非見て頂きたい。
内風呂は前面がガラスばりになっており、解放感がある。湯
色は透明で入ると、肌がすべすべに。体のシンから温まって
ほしい。
……とのことだが、雰囲気はまさにその通り。
まずは源泉掛け流しの庭園露天風呂へ。混浴だが、誰もいず
これ幸いと独占利用。内湯の脱衣所からタオルだけで林の中
の小道を20メートルほど歩く。ちょっと恥ずかしい。しか
し、露天風呂に着いてみると、東屋風の脱衣所もあるのだっ
た。岩造りの露天風呂はまさに庭園の中。実にいい雰囲気だ。
ご主人が言っていたが、源泉が温いためかなりの温め。入っ
ていると長湯できるのだが、外に出るとまだ寒い。でもいい
風呂だね。内湯で温まって出た。ペンションの夕食時間もあ
るので40分ほどで退出したのが残念。もう一度来てゆっく
りと入ってみたい。場所的にも隠れ家的雰囲気がある。ちな
みに日帰り入浴料金は600円。
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