東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその13、25年ぶりに再訪の恐山で共同浴場をたんのう
恐山に来るのは約25年ぶり。青森はやはり東京から
想像以上に遠い。しかも私の場合、今回は家族もいな
い、予定は未定の一人ぶらぶら旅なので一切高速道路
を使っていないせいかその遠さ気分はかなりのものだ。
しゃくなげ荘で軽く湯浴みしてから車で1分程度で恐
山へ。入山料と言うか拝観料(山と言っても恐山はお
寺です)は500円。信仰心ゼロなので目当ては共同
浴場とあとは独特の雰囲気と景色見物だけ。しかし、
卒塔婆や風車などがある地獄の一丁目のような場所に
ある風呂だ。湯船の底から霊が出てきそうな不気味な
雰囲気がある。そこで入る硫黄泉もなかなか味がある
ものだ。とりあえず地蔵殿に参拝しておく。
参道脇に共同浴場は3棟。4棟あるとか聞いていたが、
もう1棟はわからなかった。宿坊宿泊者専用なのかな。
右側にある1軒が男性浴場「薬師の湯」、左側に2軒
並んである浴室が左が女性用「古滝の湯」、右側が男
性用「冷抜の湯」になっていた。その二つの男性用浴
場に入ったが、いずれも浴舎から湯船、洗い場まです
べてが木造の素晴らしく趣のある浴場で、脱衣所も広
く、湯船共々気持ちいい。
湯は典型的な硫黄泉で、硫黄臭がたまりません。二つの
浴室とも湯船が二つあり、微妙に温度差があるよう。基
本的にはかなりの熱めで、いずれもちょっと加水しない
と入れないほどだった。白濁気味の湯には湯の花がかな
りあり、「冷抜の湯」の小さい湯船の方を撹拌すると黄
色気味の白濁へと変化した。
最近改装(というより新築)したばかりの宿坊はかなり
贅沢な造りのようで、一度宿泊して、夜に共同浴場へ行
くようなことも試してみるのも面白いかもしれない。し
かし、宿坊としては1泊1万2000円はいくら何でも
高すぎる。境内を出てからパンフレットを見てみたら、
もう一つの共同浴場「花染の湯」は宿坊の裏手にあった。
パンフレットは先ず最初に見ておくべきでした。
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