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2007年10月22日 (月)

山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その6、「野地温泉ホテル」は温泉センター感覚

22日、23日はネットの激安予約サイトでとった裏
磐梯のペンション「もみの季」に宿泊。裏磐梯界隈の
ペンションにはかなりの数宿泊しているが、今回のペ
ンションは料理の評価ではこれまで宿泊したペンショ
ンの中ではベストテン級の良さ。日本料理店で調理人
の仕事をしていた料理のプロがオーナーだけに日本料
理にイタリアンテイストを入れた美味しい料理が並ん
で大満足。これで1泊5000円でいいのだから直前
予約で安くなるネット予約は本当に便利だ。

裏磐梯宿泊ということで温泉巡りにも便利そのもの。
23日も「自遊人」の無料パスポート使用で福島の温
泉を3カ所回る予定。先ずは土湯峠近辺の1軒宿群の
中でも人気一番の「野地温泉ホテル」へ。日帰り入浴
は午前10時から。宿に着いたのは午前10時20分。
すでにかなりの日帰り客が来ているようで、駐車場に
は車がいっぱい。

土湯峠近辺には6軒の宿があり、これまでこの「野地
温泉ホテル」以外はすべて入浴したことがあり、それ
ぞれが特徴のある湯を持ち、温泉好きには楽しい場所。
一番入った数の多いのは「野地温泉ホテル」のすぐそ
ばの新野地温泉「相模屋旅館」で、ワイルドな野天風
呂が大のお気に入り。歩いてすぐの「野地温泉ホテル」
は入浴料金が800円とこの近辺がすべて500円な
のにちょっと高めということと、人気がありすぎて人
が多いと聞いていたのでこれまで入ることがなかった。
湯も相模屋と同じ泉質だしね。

そんな「野地温泉ホテル」だが、無料で入れるなら入
らないわけにはいかない。という訳で、空いている可
能性の高い早めの時間帯に突撃。しかし、駐車の車の
数の多さにちょっと落胆。日帰り客はこのホテルでは
入り口が専用にあるほど人気が高いようだ。専用口で
靴を履き替え、すぐそばのフロントでパスポートにス
タンプを押してもらう。フロントマンから今日はまだ
大露天風呂「鬼面の湯」が清掃中で使用できないと言
われる。このホテルはわりに最近に新装しただけあり、
館内はピカピカ。センスも品があり、上質なリゾート
ホテル気分。これでは女性にも人気があるだろうし、
人気の高いのもうなずける。

まあその露天が使用できなくても、いくつも風呂があ
り、時間制で男女交替して、時間調整がうまく行けば
すべて入れる仕組みになっている。ただ、湯はすべて
同じなので湯巡りを楽しむだけだが。男子専用が「剣
の湯」、女子専用が「扇の湯」で、「扇の湯」には露
天も付く。そして、時間制で男女交替になるのが、大
露天風呂「鬼面の湯」、趣のある木造の自噴泉の湯船
3個が並ぶ「千寿の湯」、内湯から湯に入ったまま屋
根付きの露天に移動できる面白い作りの「天狗の湯」
の3つ。それぞれがすぐそばに並んでいるので移動距
離もほとんどなく楽しく湯巡り出来る仕掛けになって
いる。

今回は男性の使用できるのは当然に「剣の湯」と男性
時間になっていた「天狗の湯」のふたつ。まずは「剣
の湯」へ。駐車の車が多かったのでさぞ混んでいるか
と思いきや誰もいなくて独占状態。あまり特徴のない
浴室だが、広々とした湯船にほんのりと鼻を刺激する
気持ちのいい硫黄臭が漂い、白濁の湯が静かに注がれ
て溢れる。湯温も41度ぐらいのちょうどいい湯加減
で、肌触りも優しくいつまでも入っていられる。

入ったり出たりを繰り返して20分ほど。その間誰も
入ってこなくて極楽気分。ちょっとソファーで休んで
から次は「天狗の湯」へ。こちらは野地温泉ホテルが
紹介されるときに良く写真が使われる風呂で、大きめ
の木製内湯の湯船から入浴したまま屋根付きの8角形
の木製露天風呂へ移動できる面白い作りの風呂。人気
があるだけにこちらの方は10人を超える客が。内湯
にも露天にも湯が注がれていて掛け流しで気持ちいい。
屋根が付いているのできつい日差しも気にならないで、
高原の風を体に受けながらの湯浴みがじっくり楽しめ
た。奇麗な建物で、広い湯船にたっぷりの白濁の硫黄
泉を味わいたい人には超お勧めか。ただ人気があるの
で混んでいない時期、時間ならだが。私の好みはやは
り野天と言ってもいいようなワイルド感のある相模屋
の方かな。内湯の鄙びた感じもいいしね。連れはこち
らが断然のお気に入りでした。

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