« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその11、古遠部温泉で溢れる湯を堪能し、料理にも大満足 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその13、25年ぶりに再訪の恐山で共同浴場をたんのう »

2007年10月22日 (月)

東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその12、恐山手前の民宿「しゃくなげ荘」でひと風呂

恐山の手前、恐山から薬研温泉方面へ行く県道へ右折
する直前にあるお土産屋兼食堂で、かなりの鄙び方。
裏手には温泉湧出している土地が広がり、右手には恐
山が湖を前に遠望でき、抜群の眺め。恐山には歩いて
も5分程度だろう。民宿もしているので、泊ると夜に
恐山まで散策して行く度胸試しも出来そうだ。もっと
度胸試ししたければ、恐山の宿坊が最適。ただ、その
宿坊は最近全面的に建て替えられて、宿坊としては相
当に宿泊料金が高いが。

ここは食堂とは一目で分かるが、宿泊できるとは思え
ない雰囲気だ。しかもそこに硫黄臭漂う風呂があり、
それに日帰り入浴できるなんてまず想像できない。こ
こに宿泊する気になる人は相当な物好きとも言える雰
囲気。
Img_0130_1

 

 

 

 

私自身は恐山に来たのは今回が2度目。前はもう遥か昔
の25年ほど前。このような食堂があったことも記憶に
ない。今回入浴したのは、温泉フリーク、とくに青森の
銭湯などの入浴バガボンドになっている人たちのブログ
などで存在を知ったから。知らなかったら絶対に入らな
かった風呂だ。

車を店の前に停めて、店内へ。外見の超鄙び具合から想
像した通りの店内で、様々の物体が案内された右奥の風
呂場への途中の廊下に雑然と並べられまるでがらくたリ
サイクル店の雰囲気。入浴をおばあちゃんに頼むと、良
いよとあっさり承諾。200円なりを払って店の奥にあ
る浴室へ。

女性用には湯をためてないようで、男性用にだけ湯が入
っているとか。浴室に入って笑ってしまいそうになる。
かなり大きな浴室なのだが、湯船は右隅っこにちょこん
と2畳程度の小ささで、白濁した湯が満たされているの
だが、なんと洗い場のその湯船の5倍程度はあろうかと
いう大きさ。カランまで行くのに相当歩くのだ。これほ
ど洗い場と湯船の大きさのバランスがおかしいのは初め
て。何ともおおらかな浴室だ。
Img_0128

 

 

 

 

湯は典型的な硫黄泉で、たっぷりと溜まっている湯の花
が真っ白に。ちょっと温めで浴感が今ひとつ。ただほの
かに香る硫黄臭が気持ちよく、のんびりといつまでも長
湯が出来る湯だ。それにしてもこんな場所で長く商売が
出来て来たものと感心してしまう店でもあった。
Img_0131
Img_0132

 

|

« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその11、古遠部温泉で溢れる湯を堪能し、料理にも大満足 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその13、25年ぶりに再訪の恐山で共同浴場をたんのう »

温泉」カテゴリの記事

青森県」カテゴリの記事

06年9月」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその12、恐山手前の民宿「しゃくなげ荘」でひと風呂:

« 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその11、古遠部温泉で溢れる湯を堪能し、料理にも大満足 | トップページ | 東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその13、25年ぶりに再訪の恐山で共同浴場をたんのう »