東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその12、恐山手前の民宿「しゃくなげ荘」でひと風呂
恐山の手前、恐山から薬研温泉方面へ行く県道へ右折
する直前にあるお土産屋兼食堂で、かなりの鄙び方。
裏手には温泉湧出している土地が広がり、右手には恐
山が湖を前に遠望でき、抜群の眺め。恐山には歩いて
も5分程度だろう。民宿もしているので、泊ると夜に
恐山まで散策して行く度胸試しも出来そうだ。もっと
度胸試ししたければ、恐山の宿坊が最適。ただ、その
宿坊は最近全面的に建て替えられて、宿坊としては相
当に宿泊料金が高いが。
ここは食堂とは一目で分かるが、宿泊できるとは思え
ない雰囲気だ。しかもそこに硫黄臭漂う風呂があり、
それに日帰り入浴できるなんてまず想像できない。こ
こに宿泊する気になる人は相当な物好きとも言える雰
囲気。
私自身は恐山に来たのは今回が2度目。前はもう遥か昔
の25年ほど前。このような食堂があったことも記憶に
ない。今回入浴したのは、温泉フリーク、とくに青森の
銭湯などの入浴バガボンドになっている人たちのブログ
などで存在を知ったから。知らなかったら絶対に入らな
かった風呂だ。
車を店の前に停めて、店内へ。外見の超鄙び具合から想
像した通りの店内で、様々の物体が案内された右奥の風
呂場への途中の廊下に雑然と並べられまるでがらくたリ
サイクル店の雰囲気。入浴をおばあちゃんに頼むと、良
いよとあっさり承諾。200円なりを払って店の奥にあ
る浴室へ。
女性用には湯をためてないようで、男性用にだけ湯が入
っているとか。浴室に入って笑ってしまいそうになる。
かなり大きな浴室なのだが、湯船は右隅っこにちょこん
と2畳程度の小ささで、白濁した湯が満たされているの
だが、なんと洗い場のその湯船の5倍程度はあろうかと
いう大きさ。カランまで行くのに相当歩くのだ。これほ
ど洗い場と湯船の大きさのバランスがおかしいのは初め
て。何ともおおらかな浴室だ。
湯は典型的な硫黄泉で、たっぷりと溜まっている湯の花
が真っ白に。ちょっと温めで浴感が今ひとつ。ただほの
かに香る硫黄臭が気持ちよく、のんびりといつまでも長
湯が出来る湯だ。それにしてもこんな場所で長く商売が
出来て来たものと感心してしまう店でもあった。
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