東北ぶらぶら気まま温泉一人旅ドライブその23、またまた宿泊したのが鉛温泉「藤三旅館」、なごみます
21日は道の駅「にしね」から朝早くに南花巻の鉛温
泉「藤三旅館」自炊セクションに得々パックで予約し
たので、その日は藤七温泉だけにのんびり入浴(藤七
を含め八幡平近辺の湯はだいたいそれぞれ複数回入浴
しているしね)して、あとは素晴らしい快晴なので八
幡平の景観を楽しむドライブを楽しむことに。
松川温泉経由へ行く道、松川から藤七への樹海ライン
もガラ空きで時々駐車しては景観を楽しむ気持ちよい
ドライブ。後生掛温泉もいつもより駐車数も少ない。
名物の黒卵2個を朝食代わりに食べて、あとは買い込
んであったトマト2個、リンゴ1個を食べての朝食。
そのあとは、自然研究路をぶらぶらと散策。前回家族
と来た昨年5月の時は入り口すぐで雪のために行き止
まり状態だった。ここを歩くのは何度目かな。5回目
ぐらいか。いつ来ても爽やかだし、空気は良いし、硫
黄の匂いは鼻をくすぐるしで御機嫌な場所だ。ここを
散策したので今回は玉川温泉散策はパス。乳頭温泉や
国見温泉、鶯宿温泉など入りたい温泉も今回はすべて
パス。あとは鉛温泉でのんびりするだけでいい気分。
雫石の道の駅「あねっこ」でちょっと休憩して、ラー
メンなどで昼食。国道46号線から繋温泉経由で県道
13号線、県道37号線で一気に花巻温泉台温泉へ。
藤三旅館自炊部の夕食は午後5時からとやけに早い。
台温泉でちょっと入浴して温泉街を散策してから、温
かい食事をとるために遅れずにチェックイン。
今回の部屋は川沿いの売店にも近い場所。前回は玄関
方面と中庭に面したところに宿泊したので、自炊セク
ションのだいたいの場所の雰囲気はわかったのだが、
やはり川沿いが一番良いようだ。せせらぎの音が心地
よい。部屋には鍵がないから風呂に行くときにはビニ
ール袋を3重にした状態の中に貴重品やカメラを入れ
て常に持ち歩く。というより、どこの温泉に行っても
同じように貴重品は持ち歩く。4年ほどまえの旅行中
の夜にレストランで食事中に車上窃盗にあって免許証
からクレジットカード、銀行カード、それに現金が7
万円ほど盗まれた経験があるからだ。よほどプロだっ
たようで、盗んだのをしばらく気づかれないように、
財布は盗まず、現金もすべて盗まず一部を残す狡猾ぶ
りだった。以後貴重品はコンビニで買い物する時でも
家族が車内に残っていない限り、持ち歩くようになっ
た。温泉旅館でもフロントに預けることはない。預け
る方式を見ていても、名前を聞くだけでかなりいい加
減だからだ。そばで悪い奴が名前を聞いていて、別の
従業員にその名前で言えば簡単に盗まれる可能性があ
るからだ。わるい奴はどこにでもいる。
藤三旅館の食事は本当に量もちょうど良く、美味しい。
5時という時間さえ守れば部屋で温かいものが食べら
れる。朝食も実においしい。これで4000円ちょっ
とは超コストパフォーマンス。なんて言っても日帰り
入浴料金だけでも700円はする旅館だ。それがすべ
て宿泊中はのんびり入り放題なのだから。
これまで日帰り数回、宿泊2泊をしているので、全館
湯巡りはしないで、体を洗う時だけ2年前新設の露天
風呂付き内湯に入るだけで、あとは立ち湯の素晴らし
い佇まいの「白猿の湯」に深夜も含めて何度も入った。
あとは飲泉用にコップも置いてある自炊棟の「河鹿の
湯」に2度ほど行き、飲泉も。この温泉はとくに際立
つ特徴もない湯なのだが、あっさりとした感触にじっ
くりと体にしみ込む感じとのんびりと入浴でき、長い
湯巡りの締めとして最高だ。万座・草津巡りの締めと
しての四万温泉か沢渡温泉のようなものか。あとこの
旅館は売店が大きめのがあり、おばあちゃんが店を守
っているのだが、話好きのおばあちゃんと話すのも楽
しい。昭和31年から店をしているとかで、いろいろ
と話してくれるよ。
最終日の22日は4号線で帰るよりはちょっと遠回り
になるが、13号線に出て、喜多方・会津若松・田島
経由で好きな道をのんびりドライブして帰宅。帰宅し
たのは午後11時過ぎに。全行程の総走行距離は22
83キロに。給油量は151リッターで、燃費は1リ
ッターあたり15.2キロ。94年タイプのすでにあ
と1ヶ月でまる12年使用中のスタイル、性能と大満
足で、いまだに買い換えたい車がなかなかないランテ
ィス。都内走りでは当然燃費悪いが、東北のような渋
滞なしでかなりのスピードを維持して快走すると18
00CC車にしては良い燃費。さらに高速道路一切使
用せずなのに、さすが渋滞ほとんどなしの東北だ。そ
して、ほとんどの湯で独占状態でのんびり入浴するこ
とができた御機嫌な湯巡り旅だった。
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