東北温泉三昧その11、湯田温泉郷・湯川温泉の「高繁旅館」
でめ金食堂からさらに北上方面に進むと湯田温泉郷の
中心になるJR北上線の「ほっとゆだ駅」がある。国道
から右折してすぐで、駅の中に温泉施設があるので有
名なので、駅の見学だけでもと行く。なかなかこぎれ
いな駅で左側が温泉施設。温泉玄関に牛乳の自販機が
あったので見ると、なんと50円。あまりの安さに2
個買ってさっそく飲む。美味しい牛乳だ。ラーメンの
後の牛乳もまた美味しい。
駅は見学だけなのだが、せっかくここまで来たのだから
どこか旅館の温泉に入ろうということに。この辺りでは
ほっとゆだ駅前からまっすぐに山のほうに行くと湯川温
泉。そこの「高繁旅館」がわりと有名なよう。というこ
とで湯川温泉へ。道沿いに数軒の旅館が点在し、最奥部
に突然現れるもっとも立派で大きな奇麗な旅館が「高繁
旅館」だ。これなら入浴料金も高いのでは思ったのだが、
なんと300円。
中も奇麗で、2階に女性風呂、1階に大浴場。大浴場
のほうは混浴のようだ。ほかに14金張りの浴槽など
が売りの黄金風呂まである。まずはその黄金風呂へ。
入ってびっくり、まさに黄金風呂とは良く言ったもの
で、壁から浴槽まで金ぴか状態で目がまぶしいほど。
浴場内が湯気がすごく写真をとってもぼけてしまう。
全体が金色でピカピカしてあまり落ち着かないので、
さっと体験入浴だけして、1階の大浴場へ。
黄金風呂も大きかったのだが、大浴場はさらに大きい。
脱衣場も広く清潔。内湯は豪快な湯量が滝のように掛
け流しされ、ドアを開けて外へ出ると、清流のそばに
これもまたかなり大きな露天風呂が。一部は立派な屋
根付きになっていて雨でも困らない。露天風呂の一角
には岩で作った大きな男女のシンボルが鎮座。この露
天風呂は川からの風もさわやかで気持ちいい。ただ、
旅館の部屋からは丸見え状態で女性にはきついかも。
泉質的にはアルカリ性単純泉でそれほど特徴のある湯で
はなく、あっさりした感触。のんびり入るにはいいよう
だ。日帰り入浴300円でこれだけの湯と施設を堪能で
きるのはすごい。同じような規模と施設なら伊豆辺りな
ら1500円とか取るんじゃないだろうか。やはり温泉
巡りは東北に限るを実感させてくれた旅館だった。
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