南会津の温泉巡りその2、湯の花温泉の共同浴場「石の湯」「天神の湯」
のんびりと福の湯で入浴したあとは塩原温泉の中央に
あるお寺でボタン祭りを開催しているので木賊温泉へ
行くまでまだ少し余裕があったので見物。お寺は妙雲
寺で、5月8日から5月31日まで境内でボタン祭り。約
2000株ものボタンがいっせいに開花中で、広い境内を
散策しながら華麗なボタン見物。入場料金は300円。
ボタン見物を終了して国道400号線から121号線、
352号線で一気に走る。平日もあってほとんど車が
走っていなくて快晴の中気持ちの良いドライブ。木賊
温泉へ行くまでまだまだ時間もあったので木賊温泉と
並んで鄙びた雰囲気がご機嫌で素晴らしい湯のある湯
の花温泉で立ち寄り入浴して行くことに。
湯の花温泉は木賊温泉の少し手前に位置し、国道35
2号線からは2・5キロほど入った場所。昔から何回
も来ている温泉で、これまで宿泊も3回ほどしている。
共同浴場が4つあり、それぞれ雰囲気のある独立した
浴舎で、熱めのきりっとした単純温泉が気持ち良い。
いずれも200円で外来で日帰り入浴できる。
その4つのうちとくに好きなのが、小振りな石作りの
湯舟が一つだけシンプルにある「石の湯」と「天神の
湯」のふたつ。ほかの二つは湯舟がわりに大きめでい
つも湯が少し温め。それに反して、この二つは湯舟が
小さいこと、それも一つだけで、そこに新鮮な湯が溢
れるのでいつ行ってもかなり熱め。しかし、それが良
いのだ。なん回も掛け湯をして体をなじませてから、
ゆっくりと湯舟に入り、じっと体を動かさずに我慢し
ていると体中がびしっと引き締まるような爽快な気分
になるのだ。ただ、この二つの欠点は湯舟があまりに
小さいことと、混浴だということ。脱衣所も一緒なの
で女性にはかなり厳しい浴室。
「天神の湯」は道路沿いに位置していて、少し道路か
ら降りた場所に位置していて小さいこともあり、意外
に見逃してしまう浴室。浴舎内は入るとすぐに脱衣所
で初めての人はびっくりするかも。湯舟は浴舎の真ん
中に小さめの長方形のものが一つなのだが、その溢れ
た湯が注がれる一人でいっぱいの極小の湯舟があり、
熱すぎてメインの湯舟に入れない時にはそちらがわり
に温めなので利用できる。温泉街はまるで人影もなく
ひっそり。最高の状態である。
浴舎を覗くと無人。さっそくこれ幸いと入浴することに。
湯舟の周りは水に濡れている気配もなく、あまり利用
していないようで、静かに無色透明の湯が満ちあふれ
ている。それにしても熱い。まずは小さい湯舟で体を
慣らして、気合いを入れて水で薄めない熱い湯へ。極
楽そのもの。
もう一つ入ろうと、湯の花温泉の象徴みたいな共同浴場
である「石の湯」へ。「石の湯」は道路から川のほうへ
入って行き、川のすぐそばに浴舎があり、ロケーション
は最高。ただ人気があるし、あまりに湯舟が小さいので
なかなかゆっくりと味わえることがない。期待しないで
行ってみると、ここも無人で、いつも少なめの湯も満ち
あふれている。ここも熱めだが、天神の湯ほどではない。
じっとしていると熱さも感じなくなって来て清々しい気
分になって来る。このふたつの極楽湯が最高の状態で味
わえる幸せ。その気分そのままにお腹もすいて来たので、
イワナ料理のフルコースを味わうために木賊温泉へ直行。
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