北東北温泉日帰り本でまったり温泉巡り、その10ぶなの森玉川温泉「湯治館そよ風」の強酸性湯
田沢湖高原温泉にはほかにも北東北温泉本クーポン利用
で入浴出来る宿がいくつかあるのだが、4日の車中泊地
である道の駅碇ヶ関までは距離もあるし、そこまでに入
りたい温泉もあるので未練を残して田沢湖方面へ下りて、
国道341号線を右折して鹿角方面へ。
この道も気持ち良い快走ドライブコース。しかも素晴ら
しい温泉が山のようにある温泉天国道路。あまり有名で
はないが、玉川温泉の手前に新鳩の湯温泉というかなり
鄙びた湯治宿があり、そこの硫黄泉がかなりの極上湯で、
入浴して行きたいのだが、昨年通りがかったとき休業中
だった。今回もどうかなと一応確認だったが、休業とい
うよりも宿に行く吊り橋の入り口も完全に封鎖状態にな
っていて廃業状態だ。あの素晴らしい美しい透明な硫黄
泉が味わえないなんてなんとも寂しい限り。
その寂しい気分を振り切ってさらに北上して、北東北温
泉本クーポン利用で無料入浴出来る「ぶなの森玉川温泉
湯治館そよ風」へ。玉川温泉といえば、最近では全国で
も屈指の超人気温泉。ガンさえ治癒する温泉(ガンはど
の温泉でも基本的には禁忌症なんだけどね)とも奇跡の
湯とも言われ、本家玉川温泉は駐車することさえ困難な
ほどのにぎわい。本家では新玉川温泉を10年ほど別に
作ったが、さらに別資本だと思うが4年ほど前に開業し
たのがこの「湯治館そよ風」だ。
山奥にぽつんとある玉川温泉。70年代から80年代前
半には今ほど異常人気ではなかったので、何回か入浴し
たこともあるが、最近は通りがかっても道路部分にまで
駐車の車がいて、敬してパスすることも多いほど。
しかし、今回立ち寄った「そよ風」は賑わっていること
はいるが、まだのんびり出来た。それにしても、かなり
収容力も大きくて、豪華な宿だ。それでも3カ所の玉川
温泉に客が集まるのだから恐るべし玉川温泉だ。
入浴料金は600円。無料利用感謝。立派な受付にはき
れいな秋田美人(秋田県人かどうかは未確認だが)の若
い女性が配置されているし、設備も何でも完備され、浴
室は全館木造で、本家玉川の浴室と同じような作りにな
っているので、なかなか宿泊予約が取れない本家玉川に
無理に宿泊することなくこの「そよ風」で良いんじゃな
いだろうか。本家玉川にしかないガレ場地帯での岩盤浴
も送迎をしているようだし。
それにしても素晴らしい浴室である。天井の高い豪壮な
木造で、洗い場も囲いのある形になっていて実に配慮さ
れている。掛け湯や真湯浴槽、打たせ湯、人口岩盤浴室
なども配置され、内湯には源泉100%、50%湯船な
どいくつかあり、小さな露天風呂には歩行浴もあるなど
至れり尽くせりの浴室。
そして、湯はあの本家玉川のPH1ちょっとの強力な強酸
性湯が満ちあふれる。湯に浸かっていると全身の肌がピ
リピリと刺激され、湯船から出ていると何だか痒い感じ
もある。切り傷なんかあったら大変だろう。肌のぬめり
感など何だか体が溶けているような感じだ。飲泉も出来
るが、相当希釈して飲まないと歯のエナメル質が溶けて
しまうらしいから恐ろしい湯だ。かなりキツい酸味で、
飲泉好きな私なんだが、歯が溶けるのが少し心配(ちょ
い大げさか)でちょっと味見しただけにしておいた。ま
た、温泉に入ると湯上がり時には温泉成分を肌に残すた
めに上がり湯をしないのだが、ここ玉川の湯だけはさす
がに上がり湯をしてしまった。
観光気分で入る湯じゃないのは確か。やはり何日か宿泊
して、きちんと指導を受けて本格的な湯治治療で利用す
べき温泉だろう。他の温泉とは別次元の世界がある玉川
温泉だ。
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