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2008年6月11日 (水)

北東北温泉日帰り本でまったり温泉巡り、その1肘折温泉の共同浴場「上の湯」

北東北温泉本クーポンで青森、岩手、秋田3県の温泉
巡りの予定なしドライブだったのだが、東北のドライ
ブを楽しむのも目的のひとつで、その途中で温泉に入
って行くこともあるので当然馬鹿高い高速道路を使用
なんてことはなく、国道・県道などをダラダラ走りな
がらの温泉巡り。

そのために一気に北東北まで行くのは疲れてしまうの
で、1日日曜日の午後3時過ぎに東京を出発して4号
線から塩原温泉抜けて会津若松経由で午後10時頃た
どり着いたのが喜多方の道の駅。道の駅内の風呂はす
でに閉まっていたので、その前あたりの駐車場で車中
泊。いつもトランクに積んである布団を倒した助手席
の上に出来るだけ段差少なくベッド状にして、途中で
買い込んだウィスキーをたっぷり飲んで就寝。

翌日2日月曜日も晴れで気持ち良いドライブ日和。車
中泊の便利なのは朝早くさっさと出発出来ること。

午前7時には道の駅を離れて、国道121号線で米沢
へ出て、国道13号線で一気に新庄方面へ。渋滞一切
なく、快走ドライブで午前11時前には肘折温泉に到
着。無料駐車場に車を置いて温泉街を散策。だんご屋
でだんごを食べたり、新築なったそばや寿屋で美味し
い腰のある蕎麦で昼食してお腹いっぱいに。いつもな
がらの落ち着いた街並の肘折温泉は和める。

Dango Hijiorisoba Hijioridohmu    

 

 

 

出発直前にトクーで激安予約した今日の宿「ゑびすや」
に午後1時過ぎに早速チェックイン。早いチェックイ
ンは温泉宿では大歓迎。とくに肘折温泉には3カ所の
共同浴場があるので楽しみも倍加だ。

Ebisuya                      

 

 

 

「ゑびすや」旅館に宿泊するのは2年ほど前に家族と
一緒に宿泊して以来2度目。1階が湯治宿泊用になっ
ていて、前は玄関入って左の襖で仕切られた鍵なしの
部屋だったが、今回は玄関入って右の鍵のかかる扉の
ある独立した6畳間。前の部屋も奇麗だったが、今回
も同じくこぎれいで、ポットとお茶菓子などもあり。
洗い立てのシーツなどの布団はすでに置かれていて、
すぐ敷いて寝転べるのも便利だ。

ということで、まずは宿の斜め目の前にある肘折温泉
で一番大きなというより、一般的な日帰り入浴可能な
「上の湯」へ。

Kaminoyu                       

 

 

 

夕方6時頃までは番台があって、入浴料金200円で
誰でも入れる。しかし、宿泊客は宿で入浴券を貰える
ので当然それを持参。

「上の湯」の右裏手には温泉神社もあり、いわば肘折
温泉の中心部にもなる。番台右側が男湯の入り口だ。
大きめの脱衣所で、脱衣所からガラス越しに浴室が見
える。この作りは脱衣所に貴重品を置いておいても浴
室から見えるので安心だ。

浴室は10数人が入っても余裕の大きな石作りの湯舟
で、窓際にお地蔵さんが祀ってあり、ほのぼのとした
雰囲気がある。湯は無色透明な湯で、湯口においてあ
るコップで飲んでみるとかすかな薄塩味のほんのりと
した飲みやすい湯。熱さもちょうど良く,柔らかい肌
触りで気持ちの良い湯だ。入った時には1人しか入っ
ていなかったのだが、人気の湯だけにしばらくすると
かなりの客が。その時点でさっさと上がって宿に戻る
ことに。ここは午後6時まで番台に人がいるのだが、
それ以降でも宿泊客は他の2つの共同浴場と共通のキ
ーを宿から借りて入浴出来るが、なんか番台のオバさ
んに入浴券を渡すプロセスが楽しいんだよね。

Hijiorikaminoyu1

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