雪の降る前に青森までの温泉巡り７泊８日一人旅ドライブその２０、奥々八九郎温泉に続いて念願の小坂町「八九朗温泉」にようやく入浴

湯段温泉からは国道７号線へ出て、碇ヶ関からは
国道２８２号線で小坂・鹿角、国道３４１号線で
八幡平入り口から田沢湖経由で道の駅「雫石」へ
一気に走るのだが、距離にして１８５キロほど。
渋滞もなく快走出来る東北ならではである。

快調に走って、午後３時頃小坂町の野口集落を通
過した時に、「そうだ、八九郎温泉に入ろう」と
急遽決めて、野口集落で左折して、数日前にやっ
て来た奥々八九郎温泉の入り口看板のあったあた
りへ。そこからさらに左へ道なりに橋を渡ってす
ぐの場所に八九郎温泉があるはず。

ということで、やって来ると、道路に県外の車が
駐車していた。そこから数軒の家の間の農道を少
し奥に入れば白いテント張りの八九郎温泉が見え
て来た。ネット情報によると、以前は混浴だった
ようなのだが、最近男女別となり、さらにしっか
りしたビニールハウス風の簡易浴室までに進化し、
アブ除けでもあるのか出入り口が２重にまでなっ
ている。

男性用浴室には近在の方一人しか入っていなくて、
挨拶して早速入浴。無色透明、炭酸性のかすかに
甘さのある湯がものすごい量流入していて、湯温
は長湯にちょうど良い温度。溢れるような掛け流
しがご機嫌な温泉で、３０分間ほどぼけっと入浴
してしまった。本当に素晴らしい湯だ。夏場、奥
々八九郎温泉がアブ攻撃で入浴至難の時でもこの
八九郎温泉で満足出来そうだ。マナーを守って近
在の人の迷惑にならないように大事に残したい湯
である。