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2009年4月24日 (金)

南東北湯治主体10日間その7、一人で鳴子温泉宿泊となるとすっかり定宿の「東川原湯旅館」で2種類の湯をたっぷり味わう

川渡温泉2泊の後は鳴子温泉の「東川原湯旅館」
でこれまた2連泊。こちらはトクーでネット予約
で2食付きで1泊4200円ほどの超激安。それ
で、女将さん手作りの量もたっぷりの夕食と朝食
が付き、白濁濃厚な硫黄泉と宿の庭から多量に湧
く硫酸塩泉の2種の湯がいつでもたっぷりと味わ
えるのだからたまらない。

ただ、男女別の硫酸塩泉のまあ普通の浴室に比べ
て、硫黄泉の方は大浴場が脱衣場も一緒の混浴風
呂なのが女性にはかなりキツいかな。同じ源泉の
硫黄泉に入るには別に貸し切りの浴室があるのだ
が、やはり湯もたっぷりの大浴場の方が御機嫌だ
しね。

いつもの部屋は2階の玄関側の部屋ばかりだった
のだが、今回は初めてロビーすぐそばの1階の部
屋に。部屋入ってすぐに冷蔵庫と炊事場(コンロ
はない)があり、かつては湯治向きだったのだろ
う。部屋は10畳部屋でテレビに電気こたつが。
庭に面したテラス部分には手洗いがあるが、トイ
レはなし。

2階のいつもの部屋だと温泉を通した暖房パイプ
が部屋にあってほんのり気持ち良く暖かいのでお
気に入りなのだが。

ここでは2種類の湯に入ったり、出たりを繰り返
しながらテレビを見たり、読書したり、パソコン
で音楽聞いたり等々ダラダラただ過ごすだけ。

そして、夕方、朝と女将さんがたっぷりの量のお
かずが満載の食卓を部屋まで持って来てくれるの
だ。とくに具沢山のみそ汁(私的には具が多すぎ
て具は3分の1程度で十分なのだが)がおいしい。
とにかくそのたっぷりの量の食事2食付きで素泊
まり並のネット料金で素晴しい温泉が夜、夜中、
朝と何回も入っての激安にはまったくクセになる。

温泉は確かに抜群の良さなのだが、ちょっとメン
テナンス面で不備な面があり、とくに大浴場の鄙
びを越えてのボロ状態には潔癖性の人には入浴が
無理かもしれないほど。また、脱衣所の足拭きマ
ットなどももっと頻繁に取り替えて清潔感を保っ
てほしいかな。

浴室関係だけはあとわずかな配慮でもっと好感度
が上がるのだが。建物が古くて鄙びていても良い
のだ。それはそれで味わいになる。ただ、あくま
でも隅々まで掃除が行き届き、清潔感があれば良
いのだ。新しい大きな温泉旅館でも意外に清潔感
のないのもあるしね。

今回は一昨年12月中旬に鳴子温泉に初めて夜行
バスで来て、4連泊して以来の東川原湯宿泊。昨
年は鳴子温泉には1回しか来ていない。
地震で花
山経由で小安峡へ行ける国道が寸断されて、ドラ
イブ・温泉巡りの楽しみが激減したこともある。
その素晴しいドライブコースだった国道398号
線はいまだ復旧進んでいないようで、復旧を祈る
のみ。鳴子温泉に宿泊したら、398号線走って、
小安峡、泥湯温泉、栗駒・須川温泉に行くのも大
きな楽しみなのだから。

それにしても今回の鳴子温泉の4日間は雨ばかり
で寒く、ブラブラと散策して、温泉巡りする気も
起きないし、大好きな栗だんごを食べに行く気に
もならなかった。

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