青森中心の北東北一人気ままな温泉巡りドライブその11、素晴しい浴室で味わう濃厚な硫黄泉、美味い食事と大満足の「下風呂温泉・まるほん旅館」
チェックイン時間になったので、早速午後3時過
ぎに車を移動させて、宿泊先の「まるほん旅館」
に。メイン通りから細い坂道を少し上がると大湯
共同浴場の前にあるのが「まるほん旅館」で、駐
車も旅館横などに出来る。
温泉は共同浴場「大湯」と同じ大湯1号源泉が使
用されている。以前一度日帰り入浴で行ったこと
があるのだが、断られたことがあり、今回は宿泊
してじっくり湯を味わえる訳だ。
館内はちょっと古めで、増築で館内はかなり複雑
で迷子になりそうだ。ラッキーなことに宿泊した
日の客はなんと私一人。湯を独り占めだ。たまた
ま、東京を出発する数日前にテレビ東京の旅番組
でこの旅館に宿泊したのが放送されていて、宿泊
した部屋もその番組の時と同じ一番眺めの良いこ
ぎれいな角部屋だ。足湯への道や漁港が一望だ。
まずはとにかく風呂だ。風呂は脱衣所も小さくそ
してかなりの年季モノだ。そして天井が相当に低
く、脱衣所から浴室へのドアには「頭上注意」の
注意書きがあり、頭をかなり低くして入らないと
頭を打ってしまう。
そのドアを開けると浴室へ向けてかなり急な下り
る階段になっている。この手の下へ降りて行く風
呂に悪いのがないのがセオリー。
階段を降りて行くと、2〜3人でいっぱいの四角
のシンプルな湯舟が見える。湯舟はコンクリート
造りのもので、洗い場には簀の子状に木が敷き詰
められている。見るだけで惚れ惚れする造りだ。
カランは湯舟を挟んで2個だけ。
湯舟には透明っぽい微白濁の湯が満たされていて、
なんとも美しい。その底にはたっぷりと白く細か
い湯花がたまっている。湯に浸かると、その細か
い湯花が一気に舞い上がり、見る間に白濁に変化。
狭い浴室なので硫黄臭が満ちてなんとも気持ち良
い。しかし、浴室は小さいが天井が高くて湯気の
抜けが良いのか息苦しさはない。
深夜も何度も入りたかったのだが、午後10時半
以降清掃するとかなのか、使用できなかったのが
残念。なので、それまでに何回も入り、朝になっ
て3回とたっぷりと堪能した。
ネットでビジネスプラン(小食なので少なめが良
いので)の込み込み7500円で予約したのだが、
夕食も朝食も海の幸がたくさんで、満腹に。夕食
にはウニなど、朝食にはイカの刺身、イクラなど
が出るなど大満足のものだった。
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コメント
10年ぐらい前?に鰺ヶ沢温泉グランメール山海荘に泊まった時、食事の量の多さにおどろきました。そして、朝食からイカ刺しがでてきちゃうのもね~。
青森の人は、朝から刺身たべるのかな?ってその時はおもいましたよ。
この朝食の写真を見て急に思い出しました。
ちなみに、あの頃は温泉にほとんど興味無く、循環や掛け流しなんていう言葉すらわからなかったころでした。
投稿: ごまちゃん | 2009年6月23日 (火) 19時39分
ごまさん、どうも。
最近は青森方面にすっかり嵌っています。
今回は行きだけ高速道路使用しましたが、八戸の先まで行っても1000円ですから下北半島も近く感じました。ただ、高速道路使用すると途中の風呂に入れないし、いろいろな街もパスするのであまり面白くない。というわけで、帰りは高速道路なしで帰宅でした。
小食なので、じゃらんのプラン中で一番安いビジネスプランというのにしたんですが、それでもかなり量がありました。朝食からイカの刺身やイクラですからね。
私には鶯宿温泉で泊った夕食付きで2100円だった「石塚旅館」での夕食ぐらいがちょうどいいですね。
青森など北東北にはすぐにでもまた行きたいですね。
投稿: kabumasa | 2009年6月23日 (火) 23時45分