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2009年8月11日 (火)

東北方面温泉巡りの一人ドライブ旅行その13、ほのかなオイル臭が魅力いっぱいの平川市「新屋温泉」再訪

谷地温泉のあとは久しぶりに温泉ファン垂涎のオ
イルの香り漂う美しい薄緑色の湯が満ちる「新屋
温泉」を再訪することに。場所がちょっと分りに
くいこともあり、黒石あたりをドライブしてもつ
いパスしてしまった公衆浴場だが、今回は夏場も
あり、温泉巡りの数を抑制してのんびりと湯めぐ
りしているので、こういう時にのんびりと入るに
は極上の湯だと再訪することに。

国道102号線を温湯温泉入り口から弘前方面へ
走り、県道135号線へ左折して、カーブの多い
街中を走ってようやく到着。左側をよく見ていな
いと見逃してしまうのだが、八幡宮があるのが目
印。

神社の左斜め前に目立たずに存在する。玄関上に
あった新屋温泉の字もなくなり、駐車場の立看板
がなければ風呂屋さんとは分らない佇まい。入浴
料金は350円。以前入ったときは確か300円
だったのでちょっと値上がり。仕方ないね。原油
価格も上がったり下がったり大変だし、かなり深
く掘削してポンプアップしている湯だし、これだ
け大きな施設を維持して行くだけでも大変だ。

玄関を入ると真っ正面に受付。左にあるソファー
でおばさんたちがおしゃべりをしている。その中
に女将さんも。それにしてもおばさんたちの会話
がまるきり何を喋っているのか分らない。暗号で
やり取りしているようだ。しかし、独特のリズム
があって音楽のようで、しばらく耳を傾けて楽し
んでしまった。

浴室は左が女性用、右が男性用。だだっ広い脱衣
所に真ん中に小判型の湯舟と典型的な公衆浴場ス
タイルで、青森の公衆浴場のなかでもかなりシン
プルな公衆浴場だ。

浴室に入るとほのかなオイルの香りと微妙なほど
わずかな硫黄臭が満ちていて、鼻腔を気持ち良く
くすぐる。その上品さは青森県の数多い公衆浴場
の中でも唯一の存在。窓が大きいのもあって浴室
内がカラッと明るい雰囲気なのも良い。

ここの最大の特徴は湯の色だ。美しく透明な薄緑
色で、国見温泉のあのバスクリン色を薄くしたよ
うな独自の色。これを見ているだけで惚れ惚れす
るほどだ。

浴槽中央に20センチほど突き出たパイプから湯
がドバドバと掛け流されている。湯は姉戸川温泉
ほどではないが、ツルツル感がかなりあり、ほど
よい湯温もあっていつまでも入っていたい極上の
湯だ。

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