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2011年5月26日 (木)

地震後初の北東北への一人温泉巡りドライブ旅行その4、これまで数回予約取れなかった「鶴の湯温泉」でようやく宿泊

乳湯温泉郷を象徴する温泉が鶴の湯。30年
以上前に一度入浴したきり。何回か来ている
のだが、そのたびに日帰り入浴客の多さにパ
スしていて、一度宿泊してゆっくりと温泉を
楽しみたかった宿だ。

ただ、あまりの人気にこれまで3回ほど予約
出来なかったのだが、今回は電話してみたら、
空いてますよとの返事。で、16日宿泊を1
4日の夜に予約。地震とそれ以上に東電原発
事故の影響が大きいようだ。宿泊した棟は2
号館で、税抜きで8000円。

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まずはなんと言っても混浴露天風呂。雑誌や
観光パンフレットなどの写真で超有名な露天
風呂で、岩造りの湯舟のかなり広い露天風呂。
奇麗に白濁(鶴の湯の湯はだいたいすべて白
濁硫黄泉だが、源泉は違う。微妙な違いは判
定困難なんだけどね。今回宿泊時は中の湯だ
けがちょっと淡い茶褐色に見えた)していて、
底は砂利敷で、所々から源泉が自然湧出して
いて小さな泡がブクブクと出ている。その部
分は相当に熱いので要注意で、お尻など相当
に熱く感じる。

鶴の湯は午前10時から午後3時までの日帰
り入浴時間帯は混んでいて、男女別の「中の
湯」が混浴露天風呂の奥にあるので、入浴す
るには女性も混浴露天風呂の横を通るので入
浴姿はその時間帯はまさに見せ物状態。なの
で、ここでは宿泊して、日帰り入浴客のいな
い静かな湯浴みをするのに限るので、以前か
ら一度は宿泊したかった訳だ。

日帰り入浴客のいないときなら、この露天風
呂は女性でも大丈夫だ。温泉に入れば湯が白
濁なので気にならないし、中の湯側から扉を
開けて入ってこられるので安心。

お次ぎは内風呂。日帰り入浴客も利用出来る
内湯が混浴露天風呂の奥に「中の湯」、手前
に「白湯」「黒湯」(雨が降ると黒色になる
そう)、そして、宿泊客だけが利用出来る内
湯(ここだけにシャワー設置の上がり湯あり)
が2カ所ある。すべて肌触りの良い木造で雰
囲気抜群。それぞれ微妙に泉質は違うのだが、
まあはっきり区別は出来ない。みんな白濁硫
黄泉で肌触り心地良くご機嫌な湯だ。

男性なら内湯5カ所、露天風呂1カ所が利用
出来るのだが、女性の場合はさらにお得。女
性専用露天風呂が白湯の横、中の湯の横にあ
るので、露天風呂が3カ所も入れるのだ。

風呂も最高だが、食事がかなり満足出来るも
のだった。なにより楽しみにしていたのは山
の芋鍋。山芋を摺って団子状態にしたものを
主体にした味噌仕立てだが、その山芋団子が
なんとも口当たりがよく、美味い。おかわり
をしてしまったほど。あとしっかりと囲炉裏
で焼かれていて骨まで食べられる岩魚塩焼き
やコゴミなど数種類の山菜小鉢など質量とも
大満足でお腹いっぱいになってしまった。客
が地震以降少なくなったとは言え、食事時は
客も多く、さすが人気宿の力。

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食事の後、深夜、朝方と何回も極上の白濁硫
黄泉を堪能出来た満足の一泊だった。とくに
夕食が気に入った。それで一人泊可能で、8
000円は良心的だ。ただし、シャワー設備
などは少ないし、トイレ(シャワートイレで
奇麗)や洗面は共同だし、それらが気に入ら
ない人には無理かな。

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