またまた東北温泉ドライブ旅行その6、泥湯温泉のもっとも鄙び感溢れる「豊明館」
泥湯温泉に来ると日帰り入浴するのは二つの
風呂を利用出来る「奥山旅館」(しかもここ
は温泉本で無料入浴出来る可能性が高い。と
いうより泥湯温泉は奥山旅館しかないと思っ
ている人もいるかもしれない。なにしろ売店
まで出しているし、建物の外見が3軒の旅館
とも似ているしね)になりがちだ。
大昔「小椋旅館」で入浴した記憶はあるが、
一番手前にある「豊明館」はまだ未体験。と
いうことで、3連泊して時間はたっぷりある
ので、まだ入浴客がまずは来ないだろう朝早
めに豊明館へ。
色白の可愛いおばあちゃんが出て来て、にこ
やかに入浴許諾。料金は300円。マッチを
いただいた。6年〜7年前ほどから宿泊は止
めて、日帰り入浴だけ受け付けているとか。
誰も入浴していないのでどちらの浴室でも自
由に使ってとのこと。
浴室は一旦玄関を出て、左の建物で、「滝の
湯」と書かれている。入って右側に男女別の
暖簾のかかった浴室が。外見は奥山旅館と同
じような造りなのだが、内部は昔のままの鄙
び感が溢れる。
浴室は木造で共同浴場風情が漂い、鄙びな温
泉好きには堪らない雰囲気だ。湯舟の造りは
底が木造りの簀の子状で、まるで蔵王温泉の
川原湯のようだ。湯は無色透明で湯舟底には
白い細かな湯花が沈澱していて、足で湯をか
き混ぜると湯花が舞い上がって一気に微白濁
に。単純酸性硫黄泉らしいかすかな酸味に硫
黄臭が漂うが、大きな窓が全開で風が気持ち
良い。
内湯から廊下に出て少し奥に進むと、打たせ
湯になっていて、わりに多めの湯が勢い良く
体に当り極上の気持ち良さ。ここはかなり気
に入った。泥湯温泉に行ったなら、奥山旅館
だけでなく、小椋旅館、豊明館でもぜひ入浴
して欲しいね。
| 固定リンク
« またまた東北温泉ドライブ旅行その5、泥湯温泉・奥山旅館の湯治3連泊は期待以上のコストパフォーマンスの高さで、食事も大満足 | トップページ | またまた東北温泉ドライブ旅行その7、川原毛地獄散策して、川原毛大湯滝でようやく初入浴体験は独占状態でご機嫌 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 大昔は愛用していた「青春18切符」がこの秋からのものは超使いにくいものに制度変更されるとか(2024.10.29)
- あっという間に22年も終わりだね。ウクライナ戦争で株式もぐちゃぐちゃになったりしたが、まあ適当に株式売買できた。東北湯治旅行は青森まで一度も足を伸ばせずで終了。鳴子温泉・川渡温泉の定宿「高東旅館」でトータルなんと34泊(2022.12.31)
- なにげにネットで天気予報サイトを眺めていたら、1週間ほど関東・東北は好天模様ってことで、急遽明日からの日程予定なしの東北湯治ドライブ旅行へ出発です(2021.10.23)
- 10月はじめに今年4回目の東北への湯治ドライブ旅行。今回も鳴子温泉の「高東旅館」に5連泊でのんびり湯治。知らないうちに衆議院選挙始まっているようで、資本主義無知蒙昧のペンギンマンが野党第一党党首では絶望だけ(2021.10.23)
- 毎年お盆休暇明けの空いた時期にドライブしているんだが、今年はちょっと遅れて、8月28日から9月5日までの8泊9日に。のんびり湯治ということで鳴子は川渡温泉のおなじみの「高東旅館」に5連泊(2021.09.08)
「温泉」カテゴリの記事
- とりあえず謹賀新年(2025.01.01)
- 1年すぎるのはほんま速い。今年は車を手放したこともあって、3回しか湯治旅行できなかった。人間も年取るが、住む家も老齢化進み、いろいろとリフォームなどに金がかかったね(2024.12.31)
- 6泊7日で湯治中の山形県の肘折温泉は豪雪地らしく積雪量は90センチだ(2024.12.16)
- どうでもいいやの政治状況。体調悪いとやはりのんびり湯治だと、明日から6連泊で肘折温泉で今年最後の温泉三昧(2024.12.14)
- お気に入りの温泉旅館などの廃業、休業続くようで残念だね。愛用のPOVO2の便利なギガ活が実質廃止(2024.07.04)
「秋田県」カテゴリの記事
- 最近新規開拓でお気に入りになったのが、秋田県大館市の「大館矢立ハイツ」と福島県金山町の「せせらぎ荘」の湯(2020.03.26)
- 10連休明けにまたまた東北ドライブ旅行だが、今回は車中泊だけの5泊6日のドライブ自体を楽しむ旅行になった(2019.05.26)
- 6月中旬に鶴の湯温泉2泊、肘折温泉2泊、小野川温泉1泊の6泊7日の温泉巡りドライブ(2016.10.15)
- なんの興味もわかなかった参院選は想定通りのアホな結果でまあどうでもいいや。で、大好きな温泉地秋田県の「泥湯温泉」のシンボル的存在「奥山旅館」がなんと全焼してしまったとか、大ショックだわ(2016.07.13)
- 7月の7泊8日東北ドライブ旅行その3,弘前市内散策のために弘前中心部まですぐの「桜温泉」に2連泊、弘前市内をゆっくりと散策。そして小安峡温泉「秋仙」宿泊(2015.09.28)
「11年06月」カテゴリの記事
- またまた東北温泉ドライブ旅行その12、久し振りの蔵王温泉は「みはらしの宿・故郷」で激安宿泊(2011.06.28)
- またまた東北温泉ドライブ旅行その11、毎度おなじみ鳴子温泉での最近の常宿川渡温泉「高東旅館」では初めて新館利用(2011.06.28)
- またまた東北温泉ドライブ旅行その10、鳴子温泉でひと風呂というとやはり「馬場温泉共同浴場」だ(2011.06.28)
- またまた東北温泉ドライブ旅行その9、5月宿泊に続きまたまた宿泊の乳頭温泉「鶴の湯旅館」(2011.06.28)
- またまた東北温泉ドライブ旅行その8、お気に入りの田沢湖高原温泉「ロッジ・アイリス」(2011.06.28)
コメント