またまた東北温泉ドライブ旅行その4、泥湯温泉・奥山旅館で湯治3連泊して湯三昧
先月は東北の青森津軽半島まで行く9泊10日
の温泉巡りドライブ旅行をしたときに、2年
ぶりに奥山旅館で日帰り入浴。その時に「天
狗の湯」が浴室と脱衣所がリニューアルされ
て、大きく利用しやすくなっていて、さらに、
大女将から普段なら4月末までの冬場だけ実
施の湯治3連泊(2食付きでなんと1050
0円の超激安で、雪の深い冬場でも大人気と
か)を地震支援対応で7月末まで延長したと
聞き、是非利用したいと思っていた。
で、さっそく利用だ。
宿泊した部屋は本館玄関前に立つ別棟の1階。
この別棟には3部屋があり、6畳間。まあ寝
るだけなので問題ないし、地デジ対応テレビ
も備わり、部屋自体はこぎれいだ。掛け布団
はフカフカの羽毛布団で文句なし。この別棟
には2階にも部屋があるが、従業員宿舎にな
っているようだ。
奥山旅館の本館には混浴(1日に2回女性専
用時間もある)のちょっと大きめの湯舟の内
湯があるのだが、それは日帰り入浴では利用
出来ない。というわけで、さっそく内湯へ。
奇麗な白濁湯が滔々と溢れていて木造の浴室
もご機嫌な造りなのだが、溢れ出る湯に脚を
つけることも出来ないほどの激熱。こらダメ
だと、フロントに湯の温度調節を依頼して、
日帰り入浴でいつも利用する湯へ。
まずは「天狗の湯」で、リニューアルされて
脱衣所も内湯もピカピカで大きくなって気持
ち良い。この内湯から外に出るとあるのが少
しの段差のある露天風呂2つ。ここは女性風
呂からも入ってこられて混浴仕様だ。この湯
は泥湯温泉のイメージ通りにいかにも泥とい
う感じの灰色の濁り湯で、見た目とは違い意
外にあっさりで山など眺めながら長湯出来る。
内湯はちょっと熱めのわずかに褐色系の濁り
湯で微妙な違いが楽しめる。シャワー、カラ
ンなど完備はこの内湯だけなので体を洗った
りはここが最適。
お次ぎは道を挟んで向いにある大露天風呂だ。
10年ちょっと前に出来た一番新しい浴室で、
はじめは混浴仕様だったのが、今では完全は
別浴に。それでも相当に巨大な岩作りの湯舟
で、白濁の硫黄泉を堪能出来る。
そろそろ本館内湯も入れる温度になったかな
と本館内湯へ。今回はちょっと熱めだが、十
分に入浴出来る湯温に。肌触りはこの湯が一
番柔らかいかな。湯気もあまり籠らない構造
だし、この内湯はなかなか良い。
お次ぎは最近造られた浴室だそうだが、天狗
の湯の女性浴室のさらに奥にあるのが「貸し
切り湯」だ。フロントに利用法が書かれた紙
が貼られているのだが、目立たないし、女性
風呂の奥にあるということで意外に利用され
ていないようだ。フロントで鍵を借りて利用
する。この貸し切り風呂はわりに大きめの湯
舟が二つあり、ひとつは湯舟の床が5段階ほ
どの段差が造られていて、一番深い所で1メ
ートル20の深さで、まるで「藤三旅館」の
混浴風呂に入っているような感じになる楽し
い風呂だ。しかし、浴室の造りからか排気が
悪く、湯気が籠り気味なのが欠点。しかし、
のんびり貸し切り利用出来るのは最高で、滞
在中数回利用した。まあ、他の風呂も何回も
入って湯三昧だったのだが。
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