映画・テレビ

2009年10月11日 (日)

今夜放送のテレビ東京の番組「極上日本の温泉&愛しの温泉バカ特集」は温泉好きにはかなり楽しめる番組だった

今日のテレビ番組表を見ていたら、テレビ東
京で午後7時からの特番が「極上日本の温泉
&愛しの温泉バカ特集」なんてタイトルが。
しかも10時前まで3時間特番。10月編成
での特番では芸能人のどうでもいいバラエテ
ィ特番ばかりで興味ナッシングのものだらけ
だが、この特番は温泉好きとしちゃ見なくち
ゃね。

と言う訳で、夕食を済ませて、テーブルに日
本酒とウィスキーを置いて、番組鑑賞となり
ました。

トップは黒川温泉の風呂作り大好きな旅館女
将(旅館名忘却)のお話。基本的に黒川温泉
に興味ないので、ぼけっと酒飲みながら見る。

そのあとの群馬在住の28歳の秘湯大好き女
性。会社員しながらで、まだ若いのに温泉に
すっかり嵌り込んだようで、すでに入浴した
温泉が3000近いと言う驚異のお姉さん。
顔も可愛いいしスタイルも良い。そのお姉さ
んが自分で車運転して、深夜に群馬を発って、
東北自動車ひた走り、山の中の川の底から湧
くようなまさしく本物の秘湯目指して行って
ました。

脱衣着替えも素早く男性いる場でも物怖じせ
ずに入浴。経費節減のためにおばあちゃんか
ら譲られたマニュアルシフトの軽自動車にテ
ントまで積んでましたね。クマ避けスプレー
とかアウトドアーライフ用装備も万全。番組
中では、私も大好きな小坂町の奥奥八九郎温
泉にも入浴していた。このお姉さん、「べに
このおふろたび」なるブログも開設してまし
た。それを見ると、温泉巡りを始めてまだ6
年ぐらいなのに凄いパワーぶりだ。

それ見ていたら、こちらも急に東北方面へ温
泉巡りドライブに行きたくなって来てしまっ
た。明日にでも出発で青森方面へ一気に行く
かな。

そのほかには家族4人がアメリカ製キャンピ
ングカーで温泉巡りフリークぶり紹介。別府
温泉「いちのいで会館」の源泉を守るオヤジ
さん。戸倉上山田温泉「亀清旅館」の身長2
メートルのアメリカ人の青い目の若旦那の奮
闘記で日本の大学に留学していただけに日本
語も流暢で、旅館の仕事にも一生懸命。なか
なかのナイスガイでした。

栃木・那須の芦野温泉では、おなじみ客10
00人ほどの名前を記憶している支配人の頑
張り。高湯温泉「吾妻屋」の主人で湯守さん
の湯を守るための毎日のお仕事の紹介。

最後は、08年6月の岩手宮城地震で休業状
態が続く歩いてでしか行けない湯浜温泉「三
浦旅館」の営業再開へ向けての動き。ここは
以前一度入浴して、その素晴しいロケーショ
ンに感動した温泉だけに再開は大きな願い。
しかし、地震でそれまで使用していた源泉が
出なくなってしまった。しかし、ご主人が新
源泉を発見して宿までの350メートルをパ
イプを設置、営業再開を目指すが。10月1
日オープン予定も保健所の許可が下りず、と
りあえず仮オープンして風呂だけを無料開放。
その後は不明だが、頑張って欲しいね。今年
はもう行けるかどうかは分らないが、来年は
是非宿泊で行ってみたい旅館だ。

合間の温泉旅館紹介としては、夕陽・朝日の
温泉として瀬波温泉、熱海温泉の旅館、紅葉
の湯として田沢湖の乳頭温泉「鶴の湯」、岩
手県南花巻「大沢温泉」、福島県高湯温泉の
「安達屋」、会津柳津の西山温泉「老沢旅館」
の紹介など。

この手の芸能人を使用しないでのドキュメン
タリー調の温泉番組は好感度大だ。

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2009年6月28日 (日)

1泊2日の万座温泉ドライブ旅行から帰宅。テレビで放送していた映画「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」のあまりの超駄作ぶりにうんざり

梅雨はまだ開けないのだが、金曜日午前中の週間天
気予報を見ていたら、土曜日から日曜日は雨にはな
らないで天気も良さそうだってんで、急遽1泊2日
でどこかへ温泉へ行くことに決定。

そこで以前宿泊した宿でお気に入りの中で1泊2日
程度の距離にある宿に電話したのだが、2つの宿で
ダメ。ということで、いつもの激安ネットで予約。
結局あまりに暑いので避暑的要素と湯の良さで万座
温泉に。昨年「日進館」に宿泊したので、今回はお
隣にある「万座亭別館」に。

土曜日宿泊2人だと一人8400円がネット予約で
5500円に。土曜日にあの万座の極上硫黄泉三昧
出来て2食付きならまあ良いでしょうと、二人での
んびり温泉ドライブ。先ほど帰宅。土曜日は完璧な
晴天で、今日も群馬方面では晴れ間もあり、快適な
ドライブ日和。帰宅時に館林辺りからかなりの雨に。
しかし、帰宅したら都内は雨も止んでいた。

帰宅してなんとなくテレビをスイッチオンしたら、
テレビ朝日の日曜洋画劇場で「チャーリーズ・エン
ジェル・フルスロットル」を放送していたので、酒
を飲みながらなんとなく観てしまう。

1作目があまりに駄作だったのでこの2作目は映画
館で観る気も起きなく、いまだにビデオでも観てい
なかったのが、予想通りになんじゃこりゃーの超駄
作でした。ただ、どうでも良いゲスト出演的にいろ
んな俳優が色を添えていたが、オリジナルのテレビ
版「チャーリーズ・エンジェル」で3人組の一人ケ
リー役で出演していたジャクリーン・スミスがちょ
いとだけ出ていたのが嬉しかった。

先日亡くなったファラ・フォーセットが人気ダント
ツだったのだが、私好みはなんと言ってもこのジャ
クリーン・スミス。このフルスロットル出演時は5
6歳前後のはずだが、衰えが急激に来る白人の美人
女優としてはかなりの美貌を維持している。

あと、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイ
ケル・J・フォックスの情けなく気の弱い父親を演じ
ていたクリスピン・グローヴァーがやはりヘンテコ
なヘアースタイルで出演していたのを発見。この二
人を見られたのが収穫だけのまったく面白くない映
画だった。

それにしても、キャメロン・ディアス(「メリーに
首ったけ」などは最高にキュートだが、やはりどう
見てもブスだよな)、ドリュー・バリモア(これも
ブス可愛い系か)、ルーシー・リュー(この超ブス
はもういらないよ)のブス3人組を見て何が楽しい
訳なのかな。しかも脚本が最低最悪で全編退屈指数
100%、アクションの緊張感ゼロ、ユーモアもな
いではどうしようもない。

同じチャーリーズ・エンジェルのリメイク版を作る
なら、テレビ版の3人組が年取っても頑張っている
なんて設定の方がよほど楽しめる。その場合のキャ
ストだが、私好みで、チャーリーズ・エンジェル3
人組はメリル・ストリープ、グレン・クローズ、シ
ガニー・ウィーヴァーの超迫力おばさんトリオ。ボ
スレーにはマイケル・ケイン。この組み合わせで作
ったら絶対観に行くけどね。

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2009年5月15日 (金)

強調はあるが楽しめる番組「ケンミンショー」の14日の回の新婚さん転勤ドラマを見ていたら青森へ行きたくなって来た

テレビで見るのは我が家はニュース以外は視聴率
もっとも高いのが一番マイナーなテレビ東京。ニ
ュースでも経済関係がダントツに多いのでやはり
テレビ東京をよく見るのだが。

ニュース以外では旅行番組や温泉番組をぼけっと
見ているのがわりあい多いのでやはりテレビ東京
が多い。そんななかで最近たまたま見てからわり
に見ているのが日本テレビの木曜日午後9時台の
「ケンミンショー」かな。司会が嫌いなみのもん
たとカルトの芸能人出っ歯の女なのだが、まあそ
れは無視して。

14日の回で大阪人が「こむら返り」を「コブラ
返り」というなんてのをやっていたが、京都人の
私もやはり小さい頃から「コブラ返り」だな。東
京に住んでいるいまでもやはり「コブラ返り」っ
て言う。生まれ育った地で吸収した言語は一生体
に染み付いているって訳で。

「調子に乗る」を新潟では「ぼっきあがる」って
いうらしいのだが、それを新潟飲屋街のクラブの
美人ママが発音しているのがなんとも色っぽかった。

あと、面白いのが新婚さんが毎週転勤して全国を
回るドラマ仕立て。今回は青森市。まあ、毎回現
地の上司たちが喋る現地の言葉は思いきり方言を
強調しているのだが、今回は日本で屈指の難しい
方言青森弁ってことで字幕付きだったのが笑えた。

仕事の出張も含め温泉巡りなど旅行で青森に何回
も行っているが、確かに現地の人たち同士が喋っ
ているのをそばで聞いているとまさに外国語並に
理解しがたい。それも女子中高生あたりがおシャ
ベリしていてもかなり難しい。しかし、道を聞い
たりちょっとお話をするともちろん標準語に近い
言葉で喋ってくれる訳で、この転勤ドラマのよう
に思いきり極端な方言で喋りまくるなんてことは
なかったが。

でも、とにかくわかりにくい言葉なのだが、青森
弁は抑揚もありリズミカルでとても心地良く耳に
響く。青森に行くと、街中で現地の人たちの会話
をサッパリ中身は分らないのだが、聞いているの
が楽しい。

なんて書いていると、素晴しい温泉が山のように
ある青森へ行きたくなって来た。昨年はちょっと
長期(1週間ちょっと)の青森中心の温泉巡りド
ライブ旅行を3回もするほど好きな土地だ。先月
末は宮城と山形と南東北だけを回ったので、そろ
そろ青森(そして岩手、秋田ね)へ遠征したくな
って来た。今年はアホーアッソーのカルトからの
ごり押し高速道路1000円もあることだし、4月
の旅行と同じように往復の行きだけは高速道路で
一気に青森県入りだね。

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2009年5月 4日 (月)

78歳のクリント・イーストウッドがまたまた放つ傑作「グラン・トリノ」に痺れる

俳優や監督などはたいてい60歳を超えて行くと
残り香で仕事しているようになるのが普通だ。そ
の常識を超越するかのように傑作映画を生み出し
続けている脅威的な存在がクリント・イーストウ
ッド。

「チェンジリング」というサスペンスタッチのド
ラマの傑作を観たばかりなのに、立て続けに公開
の最新作「グラン・トリノ」はそれをも上回るよ
うな素晴しい映画だった。映画の神がイーストウ
ッドに乗り移っているとしか思えない出来だ。

アメリカ保守主義の人種差別主義で凝り固まった
としか思えない頑固ジジイをイーストウッド自身
が全編出ずっぱりで主演し、監督。しかもラスト
クレジットの画面にはイーストウッド自身が作曲
し、自ら渋い声で歌まで披露。あまりの格好良さ、
男の生き様の見せる真の優しさ、強さには痺れっ
ぱなし。なにも言うこと無しの傑作。生と死、暴
力のもたらす無意味。静かな厭戦思想。深いもの
がシンプルなストーリーの中に、ユーモアと笑い
もたっぷりに描かれ、見終わった後に残る余韻の
深みはただ者ではない。最後のチンピラへの処し
方などまさにイーストウッド流の映像によるブッ
シュのイラク侵攻へのアンチテーゼそのもの。

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2009年3月12日 (木)

80歳近くのクリント・イーストウッドが監督した映画「チェンジリング」が素晴しい。老化を忘却したかのようなイーストウッドは超人か

昨日は風もおさまってからは暖かくなって、昼飯にちょっと
ラーメンを食いたくなって外出。ついで書店で座り読みして、
そのあと80歳に間もなくなろうかという映画界の最長老で
あるクリント・イーストウッド監督の映画「チェンジリング」
を鑑賞。最近は面白い映画がなくて、昔の映画をビデオで見
ている方が楽しいのだが、イーストウッドの映画となるとこ
れは見ない訳にはいかない。例えば黒澤明にしても晩年には
その元からの資質である単純さ幼稚さばかりが目立ってしま
う作品になったが、イーストウッドはまったく老化を感じさ
せないどころか深化すらしている希有な存在で、新作への期
待感がこれほど大きな監督はいない。

午後3時過ぎからの始まりだったが、近所の東宝シネマズは
ホールがなんだか大混雑状況。平日だし、空いているだろう
と行ったのにこれ如何に。とにかく女性客中心に活況。考え
てみたら、昨日は水曜日、いわゆる女性サービスデイで女性
は1000円だったんだね。

こっちはいつも日曜日体制なのでそんなことまるで意識にな
かっただけ。という訳で、チケット売り場も行列で、上映開
始直前にようやくチケット購入が出来、慌てて入場。いつも
はがら空きが多いのに、かなりの盛況で女性客がほとんど。
地味で真面目な重苦しい映画なので空いているだろうの予想
が大外れ。でも、大好きなクリント・イーストウッド監督の
映画がこれほど賑わっているのは嬉しかったけどね。

そして、映画。これはかなりシビアなテーマのドラマチック
なサスペンス的要素もたっぷりの大力作。全編緊張感ととも
に静謐感さえ漂う彩度を落としたイーストウッド的世界がま
すます濃厚な映像世界は充実の140分。80歳近くになる
イーストウッドの衰えを知らない創作力は信じがたい領域に
まで来ているようだ。しかもこの作品、制作も兼ねて、さら
に音楽まで自ら作曲してしまっているのだ。ちょっと信じら
れないほど。その曲もいつもながらの音楽センス抜群のイー
ストウッドらしく静けさと哀感にじみ出る映像にぴったりと
嵌る曲。

映画は実話で、舞台は1928年のロス。電話局で働きなが
ら一人息子と暮らす母(ローリングトウェンティらしいケバ
い化粧とファッションのアンジェリーナ・ジョリーがお色気
とアクションを封印しての大熱演ですばらしい)が、突然行
方不明になった最愛の息子を捜す中で、腐敗と暴力にまみれ
たロス警察(相当に酷い状況でまるでギャング並)から異常
者扱いまでされる苦難の人生を描く。しかし、80歳近くに
もなってこれほどの緊迫感ある作品をいまだに作り続けるな
んて空前絶後。アメリカ映画史上でも最高ランクの監督の座
を占めた思いがするほど良い映画だ。このあと、イーストウ
ッド監督作は「グラン・トリノ」がすぐ公開予定で、それは
主演までしており、老化を忘れてしまったかのような超人ぶ
りだ。

間違った捜査を糺すと問答無用で被害者の母を精神病院に即
強制収容し虐待するなど非道な警察相手に正義を貫く気丈な
女性の生きる姿には監督の熱い思いが燃えるようだ。警察や
権力の腐敗は時代が変わろうがいつものこと。この映画のテ
ーマは現在の日本にまるでお似合いだ。国民からの支持限り
なくゼロのアッソー政権が居座りと政権交代の可能性濃厚な
野党党首・党をどこから見ても検察権力を動かして陥れ、か
んぽの宿疑惑などコイズミ似非カイカクに由来する問題を隠
蔽する狙いも持つ小沢秘書逮捕事件などまるで映画の写し絵
を見ているようだ。警察長官の椅子に居座りたいだけの腐敗
警察長官がアホーアッソー、保身と事件捏造まがいの刑事が
ウルマ官房副長官と見立ててみれば実に分りやすい。とにか
く必見の最近公開の映画では出色の作品。

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2009年2月 1日 (日)

テレビ東京「どうしても入りたい!日本の温泉ベストテン」を見るが、選択基準の曖昧さに「ああそうですか」だけ

午後8時からテレビ東京で日曜ビッグバラエティ「ど
うしても入りたい!日本の温泉ベストテン」なるもの
を放送したので見てみる。入浴シーンはいつものタレ
ントを起用じゃなくて、地元の素人の女性たちっての
が好感度大。タレント起用する意味ってあまりないし
ね。

取り上げた温泉を10位から挙げて行くと、那須温泉
(すいとん、鹿の湯と大丸温泉の紹介)、不老ふ死温
泉(若女将の旦那と長男が漁師で穫りたてのまだらを
使ったタラ鍋)、下呂温泉(河原の噴泉池、ゆあみ屋
の「ほんわかプリン」と足湯、足湯のある喫茶店、木
造の老舗旅館)、加賀山代温泉(ズワイガニと寿司屋、
共同浴場の総湯、源泉公園)、黒川温泉(豆腐料理店、
旅館山河の一日、)、乳頭温泉郷(鶴の湯温泉を守る
人に山の芋鍋)、箱根温泉郷(芦の湯温泉のリフォー
ムした老舗旅館松坂屋、箱根湯本温泉の豆腐料理、仙
石原の新しい旅館アウル)、銀山温泉(古勢起屋別館
とその系列の銀山荘、瀧見館)、伊東温泉(朝市、東
海館、伊東遊季亭)、草津温泉(湯畑、西の河原露天
風呂、大阪屋旅館、熱の湯の湯もみ)だった。

その選択の基準が今ひとつ良く分からない。豪華旅館
があったり老舗旅館があったり、まあばらばらで、温
泉によっては料理ばかりの紹介だったり、湯守さんな
ど裏方の紹介ばかりだったりで、何を焦点にしたのか
が不明。

まあ順番などどうでも良いのだ、一応ベストテンなど
とするなら温泉紹介なんだから、やはり温泉そのもの
に限定して、それに付随することでやってもらいたい
ね。四万温泉、鳴子温泉郷、肘折温泉、万座温泉、玉
川温泉含む八幡平周辺の温泉、花巻とくに南花巻温泉
郷、青森の湯の沢温泉、八甲田山周辺の温泉、岩木山
山麓の温泉の数々、白布温泉、裏磐梯周辺の温泉、高
湯温泉、国見や鶯宿などの雫石の温泉、別府温泉(関
西方面はあまり知らない)などいくらでも何度でも行
きたい温泉はあるわけで。

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2008年11月11日 (火)

ある映画ブログで、目の前で車を強奪されていったとの映画みたいな話が。まあ日本もコイズミ以降世情悪化したしね

ネットでは政治や経済絡みの固いサイトを回るだけじゃなく
て、趣味関係のサイトをいろいろ徘徊するのも楽しみだ。映
画や音楽、温泉、カメラ・写真、車・ドライブ・旅行、パソ
コン、オーディオ、お寺・仏像、美術、グルメ等々山のよう
にお気に入りが増えて行き、RSS登録しているブログもいっ
ぱいで読むのも大変だ。しかし、最近はその手の雑誌を買う
ことも急減し、家に紙のゴミがたまるのも少なくなっていい
のだが。

映画サイトのひとつとしてRSS登録(RSS登録しておくとい
ちいちアクセスしないでも興味のあるタイトルなどがある時
だけアクセスして全文読むことで済むので実に便利)してい
ブログ「UKIUKIれいんぼーデイ」のRSSタイトルに「マイ
カーが盗まれた」なんてあったのでアクセスして読んでみて
びっくり。

自販機でタバコを買っている時に、そばに鍵を付けてエンジ
ン付けたままにしておいた車を目の前で盗まれて行ったとい
うのだ。

その情景をブログでは
…………
タバコを買って車に乗り込もうとしたところ、すでに運転席にはキャップを被った男が!!!

「お前!何してねん!」と夫は自分の車に思わずしがみついたそうです。

車はその瞬間、猛スピードで発進!!!

危うく夫は振り落とされそうになったらしい。

夫の車の前に1台、軽自動車が止まっていてその車も一緒に逃げ去ったらしいので、グループによる窃盗犯と思われます。
…………
とブログ主の奥さんが書いている。目の前で盗まれて行き、
その車にしがみつきながら、犯人の顔を見ていたなんてまる
で映画の世界の出来事のようだ。

まあ、売国奴コイズミ以降凶悪犯罪など増加し、自殺など史
上最高を更新しているほど世情悪化のとき、犯人は凶悪なシ
ナ人か朝鮮人の集団の可能性大きいだろうから、旦那に怪我
がなかったことがなによりだ。ともかく、郵政民営化だけ選
挙などと言いながら絶対対数の衆院を利用して強行採決連発、
公約違反も違反など大したことないと嘯き、国民には痛みに
耐えろと言いながらテメエら一家は税金に寄生し続けるため
に馬鹿ガキに利権継承させて甘い汁吸い放題のクソ野郎が5
年以上も首相やっていた訳だから、首相が詐欺犯みたいなも
のなんだし国民が何やってもいいだろう気分になって犯罪増
えるのも当たり前なんだが。

私も6年ほど前にドライブ旅行中の夜、レストランで食事中
に車上窃盗に遭い、かなりのカネとクレジットカード、銀行
カード、免許証など盗まれた経験がある。

しかし、犯人は相当の悪質なベテランだったようで、キーも
傷を付けずに開け、車内を物色したあとも残さず、しかもバ
ッグに入っていた財布は残したままなので、まさか車上窃盗
されたともその時は判らず。財布の中からはすぐに窃盗が気
がつかないようにカネの3分の2ほどとカード類・免許証な
ど盗んでいた。だから気がついたのが翌朝宿で金を払う段階
になってから。慌てたね。レストランで食事してからすでに
10時間以上経過だもの。

すぐにカード会社や銀行に連絡。カード会社によると、盗ん
ですぐの深夜にコンビニでキャッシングしようとした形跡が
3回ほどあったとか。しかし、免許証も盗まれていて、誕生
日も犯人に判っていたのだが、、暗証番号がまったく別だっ
たので、キャッシングは未遂ですんだ。もちろん、警察がこ
んな小さな窃盗でまともな捜査する訳もなくカネ、カード類
消えたまま。

それからが大変だ。免許証を新たに作ったりとか、カード類
も新しくしたりとか、時間と手間と手数料がうんざり。以来、
クレジットカードではキャッシングは元から使用しないので
キャッシング金額はゼロ(連絡するだけでゼロに出来る。あ
んな利率の高いものを利用するのは馬鹿極まるしね)に。ま
た、旅行などの時は温泉に入る時なども車には貴重品は一切
残さず、何重にもして防水にした袋に貴重品をまとめた小さ
いバッグを入れて、浴室内にまで持参していつも手元に。脱
衣所などにある貴重品入れなども信用せず、一切利用しない。
自動車のキーも簡単に開けられてしまうのだ。盗人はどこで
見ているか判らない。貴重品入れの鍵など簡単に開けてしま
うだろう。

また、ドライブ旅行中は車内はきれいにしているが、車の汚
れなどは一切きれいにしないし、洗車などしない。きれいに
するのは窓ガラスだけ。泥などで汚ければ盗人たちから少し
でも無視される可能性が大きいだろうからね。また、最大の
防御は新車の高級車じゃないこと。ということで今や価値ゼ
ロの14年目の車。こんな古い車盗むアホもいないしね。

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2008年3月18日 (火)

暴力と死の世界を淡々と描く映画「ノーカントリー」

昨日は3年ちょっと前に手術した脊椎狭窄症の定期的な
術後診察。月曜日と言うこともあるし、暖かいこともあ
り整形外科はいつも以上の激混み。一応予約制なのであ
る程度時間は読めるのだが、それでも病院で待つのは疲
れる。

診察終わって、昼食食べて、書店をブラブラしていたら
映画を観たくなり、先週土曜日から公開になったばかり
のアカデミー賞で作品・監督・脚色・助演男優賞4部門
受賞の話題作コーエン兄弟監督の「ノーカントリー」を
観て来た。

「赤ちゃん泥棒」からお気に入りの監督なのだが、今回
のは全編支配する静謐感が心の闇をより鮮やかに見せる。
毎回独自の世界観と映像感覚で魅せるコーエン兄弟の暴
力と死がテーマの映画が作品賞というのも現在のアメリ
カの時代相を反映したものだと実感させるもので、暴力
とあっけない死が日常の世界をシンボリックに描く冷え
冷えとした感触が独特の味わいで、受け付けない人には
忌避反応も出そう。

その暴力と死に不感症になったかのような殺し屋(助演
男優賞受賞のハビエル・バルデムが怪演)の殺すことの
意味さえ喪失した“目の前にいるから殺す”的殺戮の不
条理さ、牛の屠殺用の圧縮空気銃利用の奇矯さと殺しの
効率化。自己のルールに従って殺すだけだとする殺し屋
の無表情、あまりの冷静さ、痛みさえ感じないかのよう
な不気味さ、恐怖とは裏腹の圧縮ボンベを引きずる姿の
滑稽さのアンバランスさなどハビエルが体現する殺し屋
は映画史上でもトップランクの強烈なキャラクターだろ
う。

2                  

 

 

 

この殺し屋の存在は国際政治の場で自国のルールを押
し通し、軍事力を行使するアメリカのメタファーでも
あるのだろうか。

舞台は1980年のメキシコ国境に近いテキサスの田
舎町。ベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリンが
好演、「アメリカン・ギャングスター」でもいい味出
していた)が荒野で狩猟中に麻薬組織同志の銃撃戦の
あとと思われる死体の山に遭遇し、鞄に入った現金2百
万ドルを持ち逃げする。しかし、組織に素性を知られ、
おかっぱ頭の冷酷な殺し屋(ハビエル・バルデム)の
執拗な追跡にあう。その事件担当する老保安官(トミ
ー・リー・ジョーンズ)は、行く先々で無惨な死に直
面し虚無感を感じて行くばかり。

原題が「NO COUNTRY FOR OLD MEN」(日本タイ
トルでは意味不明)で、年とった者にもう国はないと
いう意味だろうが、この保安官がナレーションや劇中
で「昔は良かった。今はあまりにひどい」みたいなぼ
やきが、淡々と展開される殺しのシーンとの間に異化
効果を生じる。保安官の諦観ぶりを淡々と演じるトミ
ー・リー・ジョーンズの渋さが際立つ。

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2008年3月 4日 (火)

お下劣な笑い満載の最近では出色のお馬鹿映画「俺たちフィギュアスケーター」はフィギュアスケートファンなら数倍楽しめる

昨日は株式市場は先週末の米市場の下落、円高でどう
せ大幅下落で見ていても面白くもないだろうし、もう
日本の株式はどうでも良い投げやり状態なので、嫁さ
んに早く作れと言われているかなり以前に期限切れに
なっているパスポートを申請に池袋へ。

パスポート申請は以前は有楽町交通会館ばかりだった
ので、池袋サンシャインシティにあるとは知らなかっ
たのだが、こちらのほうがバスで行けて安くて便利と
いうことで池袋へ。がら空きで10分程度で申請終了。

久しぶりに池袋へ来たのでビックカメラをブラブラ。そ
のあと帰宅前に映画を1本見て行こうと、株主優待券で
観られる池袋東急で上映していた映画「俺たちフィギュ
アスケーター」を観て来た。

この映画、昨年末に少数の映画館で細々と公開された映
画で、池袋東急では穴埋め的に短期の臨時公開だったよ
う。でも、題材だけで昨年春のアメリカ公開時から観た
かったオ馬鹿映画。なにしろあの美しさを競うフィギュ
アスケートのペア競技に男二人のペアで参加するアイデ
ア一発勝負的なコメディ映画。クラシックバレーに女性
用のチュチュを着て男性バレリーナたちが「白鳥の湖」
などを踊るトロカデロバレー団なんてのが人気なのだが、
その辺りからの発想もあるのだろうね。

マイケルズ(ウィル・フェレル)とマッケルロイ(ジョ
ン・ヘダー)はアメリカ・フィギュア男子シングル部門
でのトップ選手で、ライバル同士。不良上がりでマッチ
ョぶりが売りのセックス大好きお下劣なマイケルズ。ス
ポーツ選手育成好きな富豪の養子で、女性的な優雅さが
売りのお上品童貞マッケルロイ。

性格も演技も対照的な二人はある大会で同点で1位になり、
表彰式で乱闘してしまい金メダル剥奪、スケート界から
追放になる。マイケルズは子供向けアイスショーで働き
投げやりにアル中状態。富豪から養子縁組を切られたマ
ッケルロイはスポーツ用品店でお仕事。

フィギュアスケート界への復帰を断念して失意の日々の二
人だが、追放されたのはシングル部門だけ、ペアなら大
丈夫と規約の抜け穴を発見したコーチの肝いりで男女ペア
ならぬ男男ペアでフィギュアスケートの世界へ復帰、トッ
プを再び目指すのだった。

フェレルとへダーの極端に違うキャラの二人が反目し合い
ながら、猛特訓してペアのトップへ躍り出るまでのプロセ
スがスポ根ものの味わいも交えてかなり楽しめる。

スケートの長期の特訓もあったとかで、スケートシーンも
CGの上手さもあるのだろうが、迫力満点。フェレルの弛ん
だ体と下劣なキモサがあるのだが、スケートシーンは本格
的に見せて、男同士のペアなのを忘れさせるような美さえ
ある。その中にかなりブラックな笑いまで含めて全編が爆
笑とくすぐり笑いの連続。

フェレルもへダーも日本では無名に近いが、アメリカでは
人気者。フェレルは「奥様は魔女」であまり面白くなかっ
たのだが、この作品ではそのキャラを良い方向で全面的に
開花させていて、日本人好みの俳優ではないだろうが、全
米公開時2週連続1位の大ヒットになったのも納得できる。

北朝鮮でコーチが開発した究極の荒技の北朝鮮での競技で
のビデオでは女性選手の首がスケートのエッジで切られて
ちょん切れる超ブラックユーモアなシーン、股間わしづか
みのリフトアップのシーンなどゲラゲラシーンも満載。

全米フィギュスケート界が協力したようで、有名フィギュ
ア選手総出演。2006年トリノオリンピック女子シングル銀
メダリストのサーシャ・コーエンは、フェレルの脱ぎ捨て
たバンツを嗅いで陶酔状態になる爆笑演技まで披露。フィ
ギュアスケートファンなら何倍も楽しめる映画だが、映画
館では公開はもう終わりだろうから、ビデオで楽しんでく
ださい。
1

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2008年3月 1日 (土)

オペラ好きには堪らない映画「月の輝く夜に」を久しぶりに観る。「ラ・ボエーム」の舞台が華を添える

行きたい温泉地の情報を見るとまだまだ雪が深い土地
が多そうで、なかなか温泉巡りドライブへ行く機会が
なく、映画館へ行ったりビデオで映画三昧の日々。

そんな映画三昧のなかで2日ほど前NHKBSで木曜の深
夜(つまりは金曜日のことね)に映画「月の輝く夜に」
を放送していたので、DVDレコーダーに録画しておいた。
公開時に試写会で観て以来いわゆるロマンチック・コメ
ディジャンルではもっともお好みの映画。

LDでは一応所有しているのだが、映像的に画質が甘くて
今ひとつ。今回の放送を機会にDVDでも保存しておくこ
とにした。今日DVD録画してあるのを観てみると、LD
の画質よりも鮮明度が格段に違う。音自体はほとんど変
わりないが、技術の進歩は凄いを実感するだけ。

映画はあの名作「アメリカ上陸作戦」「夜の大捜査線」を
放ったノーマン・ジュイソン監督の起死回生の87年の作
品。恋と人生とオペラを心ゆくまで堪能するニューヨーク
に生きるイタリア系住民の人生を目一杯楽しむまさしく恋
に生き、歌に生きる描写には心躍るばかり。

舞台はニューヨーク・ブルックリンのイタリア系社会。仕
事一筋の美貌の未亡人(シェール)は幼なじみの男(ダニ
ー・アイエロ)と長い付き合いの末にやっと婚約するが、そ
の婚約者のヨーロッパ旅行の間に男の弟(ニコラス・ケイ
ジ)と恋仲となってしまい婚約者を裏切る形となる。

弟との結婚へ至るプロセスに絡めて、未亡人の家族の模様な
どが描かれて行き、恋と料理とオペラに溢れるイタリア系住
民たちのおおらかなちょっと羨ましいような人生模様がおと
ぎ話のように進行する。

オペラ好きなニコラス・ケイジの恋に盲目な伊達男ぶりはケ
イジにとってもベスト級の演技だし、そのケイジのキャラク
ターの濃さをさりげなく凌駕してしまって全編をさらうのが
シェール。仕事一筋に生きて来て、オシャレもしていなかっ
たシェールがケイジとの初デイトのために久しぶりに美容院
に行き、髪を染め、ドレスを誂えて変身して行くシーンのワ
クワク感。

映画の巻頭シーンからメトロポリタンオペラの小道具を運ぶ
トラック、楽屋裏などを見せてオペラ好きをくすぐる映画だ
が、シェールとケイジの初デイトがメトでのオペラ「ラ・ボ
エーム」の公演。そのオペラの心象風景とデイトで盛り上が
る二人の恋心が巧みにリンクして行く味わいはオペラ好きに
は堪りません。シェールのアカデミー賞主演女優賞は納得の
演技。これほどオペラ座、その公演が映画の本筋と微妙に絡
みながら双方の魅力を倍加している映画は希少。

さらにシェールの母親役で、家族を温かく見守るオリンピ
ア・デュカキス(アカデミー賞助演女優賞)や、浮気をして
いる小心者のその夫(ヴィンセント・ガーディニア)、教え
子の若い女子大生に手を出しては振られている大学教授など
生きる歓びの中に垣間見える悲哀など脚本の出来の良さも抜
群で、見終わったあとの心地良さはなんとも言えない。

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