音楽

2008年3月 1日 (土)

オペラ好きには堪らない映画「月の輝く夜に」を久しぶりに観る。「ラ・ボエーム」の舞台が華を添える

行きたい温泉地の情報を見るとまだまだ雪が深い土地
が多そうで、なかなか温泉巡りドライブへ行く機会が
なく、映画館へ行ったりビデオで映画三昧の日々。

そんな映画三昧のなかで2日ほど前NHKBSで木曜の深
夜(つまりは金曜日のことね)に映画「月の輝く夜に」
を放送していたので、DVDレコーダーに録画しておいた。
公開時に試写会で観て以来いわゆるロマンチック・コメ
ディジャンルではもっともお好みの映画。

LDでは一応所有しているのだが、映像的に画質が甘くて
今ひとつ。今回の放送を機会にDVDでも保存しておくこ
とにした。今日DVD録画してあるのを観てみると、LD
の画質よりも鮮明度が格段に違う。音自体はほとんど変
わりないが、技術の進歩は凄いを実感するだけ。

映画はあの名作「アメリカ上陸作戦」「夜の大捜査線」を
放ったノーマン・ジュイソン監督の起死回生の87年の作
品。恋と人生とオペラを心ゆくまで堪能するニューヨーク
に生きるイタリア系住民の人生を目一杯楽しむまさしく恋
に生き、歌に生きる描写には心躍るばかり。

舞台はニューヨーク・ブルックリンのイタリア系社会。仕
事一筋の美貌の未亡人(シェール)は幼なじみの男(ダニ
ー・アイエロ)と長い付き合いの末にやっと婚約するが、そ
の婚約者のヨーロッパ旅行の間に男の弟(ニコラス・ケイ
ジ)と恋仲となってしまい婚約者を裏切る形となる。

弟との結婚へ至るプロセスに絡めて、未亡人の家族の模様な
どが描かれて行き、恋と料理とオペラに溢れるイタリア系住
民たちのおおらかなちょっと羨ましいような人生模様がおと
ぎ話のように進行する。

オペラ好きなニコラス・ケイジの恋に盲目な伊達男ぶりはケ
イジにとってもベスト級の演技だし、そのケイジのキャラク
ターの濃さをさりげなく凌駕してしまって全編をさらうのが
シェール。仕事一筋に生きて来て、オシャレもしていなかっ
たシェールがケイジとの初デイトのために久しぶりに美容院
に行き、髪を染め、ドレスを誂えて変身して行くシーンのワ
クワク感。

映画の巻頭シーンからメトロポリタンオペラの小道具を運ぶ
トラック、楽屋裏などを見せてオペラ好きをくすぐる映画だ
が、シェールとケイジの初デイトがメトでのオペラ「ラ・ボ
エーム」の公演。そのオペラの心象風景とデイトで盛り上が
る二人の恋心が巧みにリンクして行く味わいはオペラ好きに
は堪りません。シェールのアカデミー賞主演女優賞は納得の
演技。これほどオペラ座、その公演が映画の本筋と微妙に絡
みながら双方の魅力を倍加している映画は希少。

さらにシェールの母親役で、家族を温かく見守るオリンピ
ア・デュカキス(アカデミー賞助演女優賞)や、浮気をして
いる小心者のその夫(ヴィンセント・ガーディニア)、教え
子の若い女子大生に手を出しては振られている大学教授など
生きる歓びの中に垣間見える悲哀など脚本の出来の良さも抜
群で、見終わったあとの心地良さはなんとも言えない。

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2008年2月 1日 (金)

クラシック音楽ファンサイト徘徊は楽しい。神の耳を持つ凄い人もいる

40年以上の趣味であるクラシック音楽鑑賞に特化し
て、毎日のように聴いているクラシックレコード(C
D)の自分のための備忘録的鑑賞日記としてYahooブ
ログで「Classical盤偏愛」なんてブログを作ってみた
ら、これまであまり見ていなかったクラシック音楽サ
イト・ブログを温泉へ雪で行けない今は温泉サイト並
みに見るようになった。

ちょっと検索してみると驚くほど多くのクラシック音
楽サイトがあるのでびっくりした。CD発売のシェアで
はクラシックCDなんてほんの数%程度なんだから、ク
ラシック音楽ファンの入れ込み具合の深さにあきれた
り、驚嘆したりで実に楽しめる。

「レコード芸術」なんかに代表される音楽業界紙に何十
年も代わり映えしないレコード会社の提灯持ち的評論も
どきしか書かない自称音楽評論家なんか足元にも及ばな
いような該博な知識を披露する頼もしいサイトがあるか
と思えば、「レコード芸術」がこれまで何回も繰り返し
て特集して来た名盤300選的な感覚そのもので、通り
一遍の名曲並べて、それぞれで「決定盤」「名盤」なん
てランク付けして評論家気取りの楽しい人もいる。

その人のサイトの日記みたいなのを読んでいて、思い切
りずっこけたのがあった。題して「フルトヴェングラー
研究史上最大の衝撃!ORFEO盤バイロイトの第9」ときた。

 
私も愛蔵しているフルトヴェングラーの超有名な「バイ
ロイトの第9」に一体何事が起きたのかと読み始めた。
私がこのレコードを買ったのは1966年。独特のカリ
グラフだけで曲名と演奏家をあしらった白地のカートン
ボックス入り2枚組。組み合わせはベートーヴェンの交
響曲第1番だった。指揮台へ急ぎ足で近づいて来るフル
トヴェングラーの足音がライブの雰囲気を盛り上げてい
た。

このサイトの方によると、そのレコードは「半世紀もの
間クラシック音楽界の聖書だった」となる。ここでもう
引いてしまう。ベートーヴェンの第9自体は交響曲史上
では聖書的価値があるかもしれないが、その演奏を聖書
とはね。演奏なんて様々のものを楽しめば良いだけで、
それぞれの演奏がそれを聴く人にとって精神の糧、意志
を鼓舞するものなどになれば良いだけである。聖書と断
定する段階でその演奏を楽しむスタンスが消えてしまっ
ている。

そして、何が衝撃なのかと言うと、新しく発売された同
じ演奏を収録した新発売のORFEO盤「バイロイトライブ」
CDと聖書らしいEMI盤「バイロイトの第9」を時間まで
詳細に比較して、「バイロイトの第9」が真性のライブ
録音でなかったのがわかったというのが衝撃らしいのだ。
そんなことはどうでも良いがな。最近のライブ録音も当
然編集されている訳だし、編集なんて当たり前でしょうが。

そしてそのお方は「正真正銘ライヴではない、というこ
とが判明してしまった。これは確かにショックなことで
ある。しかし、一方でORFEO盤とEMI盤の違いがほとん
どない、ということも確かである。それは『フルトヴェ
ングラーの偉大さの証明』がまた一つ追加されたという
ことでもある。よってEMI盤『バイロイトの第9』の歴
史的価値が不滅であることには変わりはない。」と結論
する。

この論理展開も?????である。しかもこのお方によ
ると「違いがほとんどない」と結論付けしながら、文中
で「そのリハーサル中心のEMI盤のほうが、ORFEO盤よ
りもより感動的である。これは今までの常識が覆すこと
になる。」と書いている。これは凄いことである。違い
がない演奏を聴いて、より感動的なものだと違いが判る
というのだから、まさしく神の耳を持つ人だ。しかもほ
とんど違いがないのに、感動の差まで判るというのだか
ら音楽評論家吉田秀和でも太刀打ちできないだろう。こ
ういうお笑いがクラシック音楽ファンのサイトにはた
くさんある。ネット徘徊がとても楽しい。

私なんていくらフルトヴェングラーが好きでも、ベート
ーヴェンの交響曲録音は基本的にスタジオ録音があれば
十分で、有象無象のライブ録音が出て来ても興味もない
し、それより同じ第9なら様々な指揮者の演奏を集めて
楽しむほうが面白いタイプだ。例えばカラヤン指揮のベ
ートーヴェン交響曲全集にしても60年代はじめに録音
のベルリンフィルとの初録音があまりに素晴らしくて、
それ以後カラヤンが70年代と80年代に再録音した
全集にはまるで興味も出なかったほどだしね。とにか
くまあ笑撃の記事でした。

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2008年1月25日 (金)

iTunesのジャンル名が英語からカタカナ名に勝手に変更されるお馬鹿仕様変更がWindows機でも7.6バージョンで発生。その簡単な対処法

先日MacパソコンiBookのiTunesが7.6にアップデート
されていたのでインストールしたのだが、今日はWind
owsXP2台のノートブックのiTunesも7.6にアップデ
ートした。

以前7.5にアップデートした時にiBookではジャンル名
が再生するたびに例えば「Jazz」なら「ジャズ」へと
iTunesが勝手に英語をカタカナに変更する御節介な仕
様変更があった
のだが、Windows機では7.5ではその
仕様変更はなく、デフォルトジャンル名は英語のまま
だった。

それが、今回の7.6ではWindows機もデフォルトジャ
ンル名がすべて英語名からカタカナ名になってしまい、
アップデートして曲を聴くたびにジャンル名が勝手に
英語名のものがカタカナ名に変更されて、ミュージッ
クライブラリーから消えて行くような錯覚に陥るお馬
鹿な仕様変更になっていた。

iBookでの経験があるので、今回は慌てることはなか
った。まずはミュージックライブラリーのジャンル名
のところで、例えば「Classical」を選び、そのジャン
ルのすべての曲ファイルを選択して、ファイルバーか
ら「プロパティ」をクリック。そのプロパティの情報
タグをクリックしてから、そのなかの「ジャンル」で
「Classical」だったら、「classical」と大文字のCを
小文字のCに変更するだけで良いから変更して、OKだ。
それで選択したすべてのファイルのジャンル名が数分
で変更される。そのあとはふつうに再生してももうジ
ャンル名が勝手に書き換えられることはない。「Jazz」
なら「jazz」って言う具合だ。

アップデート後に再生してしまって、「Classical」か
ら「クラシック」になってしまったファイルも、プロ
パティの情報タグのジャンル名で元の英語名に変更し
ておけば良いだけだ。

また、デフォルトジャンル名はすべてカタカナ名にな
っているが、そのカタカナ名もプロパティの情報タグ
のジャンル名のところで、カタカナ名を好きな英語名
に変更も出来る。それにしても全く御節介な仕様変更
である。

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2008年1月 2日 (水)

元気はつらつだったウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのプレートル。昨年の新規開拓温泉でお気に入りベストテン

温泉に行けない寂しさから、ネットで温泉関係サイト
を覗いたり、ドライブ地図で春になったら行きたい温
泉巡り旅行をバーチャル計画したりで過ごす元旦。あ
とは昼間から酒飲んで、クラシック音楽漬け状態。ウ
ィーンフィル・ニューイヤーコンサートは期待のジョ
ルジュ・プレートルが83歳とは思えない元気さで溌
剌とした指揮を見せてくれた。40年前の写真ともイ
メージそれほど変わらず実に若い。真面目さの中から
時折見せる不器用なお茶目さが可愛かった。カラヤン
は80歳で死去しているし、死のちょっと前あたりか
らは歩くことさえおぼつかない状態だったんだから。
プレートルは歩くのもサッサだ。それより、指揮台後
ろに落下防止の手すりさえない。

温泉に関しては今年も行きたい温泉はいっぱいあるの
だが、東北の雪の季節はやはり厳しいなと思ったのは
肘折温泉の老舗旅館三春屋の若旦那のブログ1日付け
の日記に出て来る写真。豪雪地帯の肘折らしく凄い雪
になっている。
スキーに行くなら雪も良いのだが、温
泉巡りにはやはり雪の季節はキツい。雪解け時期まで
東北はお預けだね。

そこで、昨年行った温泉で、しかも初めての訪問で印
象に残った、お気に入りになった温泉ベストテンを。

お気に入りになった温泉は何回も行くので、再訪温泉
が当然のことに多くなり、新規開拓の温泉がなかなか
増えない。その中で、新しく入浴できた温泉で選ぶと、
ダントツで素晴らしいお湯だったのが、ご機嫌な湯だ
らけの草津温泉の中でもこれほど癒される浴室があっ
たのかとちょっと感動ものだった高砂館。
宿泊料金の
わりに料理も家庭料理そのものの女将さんの優しさが
にじみ出るような質と量で、これから草津温泉宿泊だ
とここしかないなと感じたほど。

あとは順不同でお気に入りを並べると
谷地温泉:昼間は日帰り客でごった返すらしい浴室が
宿泊しないと判らない素晴らしさ。たまたま電話での
宿泊予約受付が間違って、えらく安い宿泊料になった。
その値段なら料理も満足の内容。ただ、他の宿泊客と
話していたら、私の宿泊料金より3〜4000円ほど
高いようだった。どうして間違いが生じたのか知らな
いが、えらい得した気分だった。ただし、そのために
秘湯を守る会のスタンプは勘弁してほしいとインの時
に言われた。まあ、納得。とにかく、以前2〜3回ほ
ど日帰り入浴で訪問して、駐車場のあまりの混みよう
に入浴断念した宿。宿泊して、夜、深夜なら静かに素
晴らしい湯を堪能できる。日帰りでは、あの小さな湯
舟で、あの混みかたではゆっくり湯浴みなど出来ない
からね。

田沢湖高原温泉・民宿ルーム:乳頭温泉にもすぐ近く
で、ロケーション抜群で、湯が極上の硫黄泉。食事も
満足。値段も懐に優しい。乳頭温泉湯巡りの基地にも
最適。

東鳴子温泉・阿部旅館:ほとんど入浴済みの鳴子温泉
郷のなかで未入湯だった素晴らしい湯。女将さんも優
しく、一度は泊りたい。

津軽・あすなろ温泉:遠すぎてなかなか行けない青森。
岩木山を目の前にして入る露天は泉質の良さとともに
極楽。

鶯宿温泉・うぐいす旅館:自噴岩風呂の湯の良さ、対
応の良さ、宿泊費の安さなど最高。7月に初めて日帰
り入浴して、その後に2回も宿泊するほどお気に入り
に。それが、9月の水害で浴室が破壊され、復活がま
だ未定。

大湯温泉・共同浴場荒瀬の湯:鹿角から十和田へ抜け
る道にあり、いつもパスしていた温泉だが、自噴泉共
同浴場ありと知り、初入浴。熱めの湯が気持ち良い。

湯の花温泉・本家亀屋:何回通っているか判らない会
津・湯の花温泉。自噴泉の専用浴室を持ち、それを貸
し切りで利用できる。しかも部屋が4部屋のみの少な
さもグッド。料理も部屋も素晴らしい。

羽根沢温泉・松葉荘:ヌルヌル泉質の大好きな温泉。
共同浴場が素晴らしい温泉で、この旅館は現在は宿泊
営業はしていないで、日帰り入浴のみ対応のこの旅館
の湯が共同浴場に匹敵の素晴らしさで、ゆっくりと湯
浴み出来る。

御所温泉・力荘:安くて、ゆったりと泊れる宿舎で、
素晴らしい湯が24時間堪能できる。温泉巡り基地に
も最適。一人で管理している女性の対応が良い。
…………などだ。以上のものは今年もまた行きたいも
のばかり。しかし、昨年も藤三旅館と東川原湯旅館は
それぞれ4泊しているし、上に挙げたもの以外でも再
訪したい温泉がいっぱいなので、今年も新規開拓しな
がらたくさん再訪できる計画を練るのが楽しみだ。

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2008年1月 1日 (火)

謹賀新年。R・シュトラウス「ホルン協奏曲第一番」で聴き始め。楽しみのウィーンフィル・ニューイヤーコンサートは好きなプレートル

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしく
お願いします。という訳で、元旦は午前0時過ぎに家の
真ん前にある稲荷神社に初詣に行こうかと思ったのだが、
酒も入っていて良い気分になっているし、外はえらい寒
そうなので面倒くさくなり稲荷神社に向って手を合わせ
て終わり。外を見ると、神社前にはかなりの人たちがす
でに集まっている。家から参拝も問題ないのではないだ
ろうか。イスラム教では世界のどこにいてもメッカに向
って礼拝すればいい訳だしね。

そして、新年一発目の入浴。温泉に入った気分になるた
めに入浴剤投入。冬は閉鎖で入浴できない国見温泉石塚
旅館の湯をイメージするために透明な緑色にしてボケー。
そのあとはNHKBSで午前1時過ぎからベルリンフィルの
ジルヴェスターコンサートの生中継を観てしまった。新
年最初の曲は何にしようかななんて考えていたのだが、
結局サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルのロシア音楽
になった。

ラトルらしいというか、いかにも彼らしい気を衒った選
曲。曲はボロディンの歌劇「イーゴリ公」 からダッタン
人の踊りに始まり、同じくボロディン作曲の交響曲 第2
番 ロ短調と続き、ムソルグスキーの歌劇「ホヴァンシチ
ナ」 序曲、組曲「展覧会の絵」で、アンコールがショス
タコーヴィッチの「黄金時代」からダンスだ。

どうもピンと来ない演奏だった。熱気と盛り上がりに徹
底的に欠けるし、カラヤンのような徹底的な美へのこだ
わりも感じられない。ベルリンの人たちはこんな演奏で
満足しているのだろうか。ラトルはバーミンガムを指揮
していた初期の頃の録音で、メシアンのトゥランガリー
ラやストラヴィンスキーなんかは面白かったんだけどね。
今回のロシア特集はまるで面白くなかった。

ということで、このコンサートは元旦はじめに見たのだ
が、基本的にはジルヴェスターコンサートなので昨年の
最後の曲として、今朝遅めに起きて2008年初頭の曲
としてさてと考えて、お雑煮を食べる前にさっと聴ける
清々しいものとして選んだのが、若きR・シュトラウス
が作曲した「ホルン協奏曲第1番」だ。ホルンはラドヴ
ァン・ヴラトコヴィッチ、指揮はジェフリー・テイト。
いつ聴いても心晴れやかになる素晴らしい傑作だ。これ
を10代半ばで書いたシュトラウスはやはりモーツァル
トに匹敵する天才なんだろう。元旦の晴れ渡った青空そ
のもののような爽やかな曲。今年1年もこの曲のような
気分が支配すれば最高なんだろうが、まあ自民・カルト
癒着腐敗政権では無理ってものか。

クラシックファンにとっての元旦の楽しみの一つはウィ
ーンフィルのニューイヤーコンサート。NHKがいつから
中継を始めたかは知らないが、初期からずっと毎年見て
いるもので、どの指揮者かなど毎年の楽しみ。今夜は教
育テレビだけで画像は悪い(テレビには地上デジタルチ
ューナーが内蔵されているんだが、まだアンテナ建てて
いないので受信できず)仕方ない。2日にNHKBS、6
日にNHKBSハイビジョンで放送するから録画はそちらで。

今年の指揮者は同コンサート初のフランス人とか。長老
格のジョルジュ・プレートルだ。小沢征爾なんかよりは
ずっと良さそうだ。プレートルを初めて知ったのは19
65年に大枚はたいて買ったカラスの「カルメン全曲」
の指揮者として。その溌剌としてエネルギッシュな音楽
作りにすっかり好きになった指揮者。
プーランクの録音
などかなり楽しく聴いたものだ。ニューイヤーの曲目予
定を見るとやはりシュトラウスファミリー主体、仕方な
いのか。プレートルなんだからオッフェンバックなどの
楽しい曲を一寸多めに入れてほしかったけどね。

これまででもっとも印象に残っているニューイヤーコン
サートはなんと言ってもカラヤン、そして最初のクライ
バー(たしか2回指揮しているはず)に尽きる。好きな
プレートルに期待だ。

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2007年12月31日 (月)

1年の最後の夜は日本酒をチビチビやりながら大好きなクラシック音楽を聴いて締め

1年を通じて様々の音楽を聴いて来て、さて最後の日
を何を聴いてその年の音楽鑑賞を締めようかと毎年悩
むのだが、だいたいバッハかモーツァルトかブルック
ナーの8番か9番あたりになってしまう。

今年は思い切り静かで落ち着いた気持ちで新年を迎え
たいなと静かな室内楽で夕食後の2時間ほどを美味し
い日本酒をチビチビやりながら過ごすことにした。ア
ホらしい限りのくだらない馬鹿騒ぎして日本国民をコ
イズミあたりが希望するB層国民として洗脳させるか
のような紅白歌合戦なる愚民製造番組を放送する国営
放送局しかない日本の哀しさ。

今日のような寒い日には東北のどこか山間の静かな温
泉に入って酒でも飲んでいたいのだが、ネットで見る
と普段は空いているような旅館まで埋っているようで、
きっと静かな雰囲気とは大違いだろう。それなら、温
泉は正月のにぎわいが過ぎてからが良い訳だ。

ということで、まずオードブル的に心洗われるような
モーツァルト「ロンドイ短調K511」を静謐な達観した
かのようなウィルヘルム・バックハウスのピアノで。
酒が心に沁みる。そのあとは室内楽でもとりわけ好き
な曲を3曲ほど。

まずは1年を静かに振り返る気分にぴったりなブラー
ムス「クラリネット五重奏曲」を、馥郁と匂いたつよ
うな渋い香りが満ちるレオポルド・ウラッハのクラリ
ネットで。ブラームスのこの曲を聴いたら、当然のご
とくにモーツァルト「クラリネット五重奏曲」だ。ブ
ラームスにはウラッハの渋さがぴったりなのだが、モ
ーツァルトは心の憂さがまるでないような明澄な明る
さこそ欲しいので、もう40年以上愛聴しているジャ
ック・ランスロのクラリネットで。透明感のある明る
さの中に垣間見える巧まざる寂しさが堪らない演奏だ。

そして、1年の最後にはやはりモーツァルトというこ
とで、短調の傑作のなかでもその厳しさが精神を引き
締めてくれるような「弦楽五重奏曲K516」をメロス
カルテットの清新な演奏で気持ち良く聴き、今年のク
ラシック音楽鑑賞を締めた。

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