06年4月

2007年10月22日 (月)

桜見物しながら湯野上温泉へ。極上の湯を楽しんで帰京

東北温泉ドライブ旅行の最終日は福島県は会津の湯野
上温泉に宿泊。この温泉に宿泊するのは2年前に続い
て2回目。今回は前回とは違う民宿に。茅葺きで有名
な会津線の湯野上温泉駅Dsc00442周辺も桜が咲き、写真を撮る
アマチュアカメラマンがたく
さん。泊まった民宿はかつて
の茅葺きの家を改装して営業
している民宿で、風呂もDsc00431総檜
作り
で肌
に優
しい
単純
泉を
のんびり味わえる。ただ、夕食は以前宿泊した民宿が
川魚など山の宿らしい食材に溢れていたのだが、今回
はエビやカニ、イカなどの刺身など特徴が全くない料
理でがっくり。同じ温泉街でも経営者によって食事も
かなり変化するんだなと実感。経営者がかなり年配の
ため、エビやカニなどをいっぱい使えば客が喜ぶと思
っているのだろうかなとあきらめの心境に。川魚や春
だからこその山菜に会津ならではの蕎麦などこそうれ
しいのだが。

翌朝の4月30日はかなり前に一度行ったことのある
茅葺きの家が建ち並ぶ大内宿へ。Dsc00440
                  

 

 

 

 

朝早く行ったのにも関わらず駐車場はほぼ満杯状態で
人気ぶりが伺われる。駐車料金も100円上がって3
00円になっていた。しかし、全体的にはますます観
光地化が進んでいるようで、まるで京都の清水寺参道
のおもむき。茅葺き屋根の家が並ぶ原宿か。まあ、た
いした産業のない地区だけにここまで観光化がうまく
行ったのはいいことなのか。しかし、違和感を覚える
のも事実で、もうここは二度と来ることはないかなと
思った次第。

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ここも久しぶりの肘折温泉もひっそりとたたずんでいた

伝統こけし収集に熱心に励んでいた20数年前にこけ
しを買いに訪問したことがあるだけの山形県の山深く
にある肘折温泉にこれまた蔵王温泉とならんで実に久
しぶりに訪れた。ここはちょっと湯治気分を味わいた
くて湯治タイプの部屋と食事で予約。肘折温泉はほと
んどの旅館が基本的には湯治タイプの宿泊を受け入れ
ていて、温泉街に並ぶ旅館は障子だけで仕切られた昔
ながらの湯治宿がずらりと並び独特の味わいを街全体
から醸し出す。このような鄙びた温泉街の雰囲気を持
っているのは銀山温泉や栃木県の板室温泉などなかな
かない。

温泉に行く途中スキー場そばには巨大な雪だるまDsc00410がま
だ残っているし、豪雪地帯を
感じさせるところだ。旅館の
風呂以外には旅館街の中心に
ある上の湯共同浴場に入った
だけ。とにかく旅館の笹濁り
のちょっと舐めると甘塩のよ
うな味の体に染み渡る湯が気に入り、旅館の風呂に入
っては休み、また入るを繰り返していたのでほかの旅
館の風呂に入る時間がなかった。ただ、上の湯は旅館
の源泉とは別ということで入浴。透明で体全体を柔ら
かく包み込むような肌に優しい湯は旅館の体に効くと
実感出来る湯とは違った味わいでこれまた肘折温泉の
豊かさを感じさせる湯だった。

肘折温泉は歴史ある旅館が多いのだが、それぞれ改装
などしていて、昔行ったときとはかなり変化していた。
多くの旅館が奇麗になっているのだが、それがかつて
の鄙びた味わいを残していて、久しぶりに訪れたのだ
が、すっかりお気に入りの温泉街になった。湯も素晴
らしく自然も豊かで肘折温泉はこれからも何回も訪れ
る温泉になりそうだ。湯治タイプで宿泊すると500
0円程度で適度な量(最近小食の私には十分だった、
というより普通の旅館の出す夕食があまりに多すぎる
のだ)の食事も付き、ちょっと長期で温泉三昧するに
は最高の温泉地だ。

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久しぶりの蔵王温泉はスキーシーズンも終わりひっそりと。おおみや旅館で硫黄泉を堪能。権現堂しだれ桜も見物

あまりにメイン温泉地のためか蔵王エコーラインをこ
れまで幾度も通っているのに25年間ほど寄ったこと
のなかった蔵王温泉に久しぶりに訪れて、蔵王温泉で
もとりわけ老舗の「おおみや旅館」に今回は宿泊。激
安宿泊予約ネットで予約を取ったので民宿料金以下の
料金で宿泊。

以前民宿に宿泊したときも宿へ行く道の狭さには閉口
したが、今回は宿へのメインルートが工事中で、道を
道路工事の関係者の人に教えてもらって駐車場に到着。
旅館は蔵王温泉の3つある共同浴場でも最も古い上湯
の右上にたたずむ。外見は味気ないのだが、中に入る
と意外にもレトロと和風感覚が絶妙にブレンドされた
ハイセンスなインテリア。

夕食と朝食はレストラン形式の食堂で。食堂も広々と
していて気持ちいい。ふとんの上げ下げで埃舞う部屋
での食事が好みでないので食堂での食事は歓迎だ。料
理は高価な素材を使っている訳ではないが、イモ煮な
ど量も適度でおいしくいただける。従業員の対応も丁
寧でお気に入りになった。

それら以上にご機嫌だったのが、夕方になって男女入
れ替えになる浴場。それぞれ内湯Dsc00382とすぐ外に露天風呂Dsc00380
があ
り、
滔々
と注
がれ
る湯
が美しく白濁してあふれている。蔵王温泉らしくちょ
っと熱めだが、さすがに老舗だけに絶妙な温度調整が
されていて入ってみると熱さも気にならない。内湯3
カ所、露天風呂2カ所をこれまた深夜に早朝など何回
も入って堪能。

あと夕方にはぶらぶら散歩がてらに上湯、下湯、川原
湯と3カ所の共同浴場巡り。なかでもちょっと小さめ
だが、浴槽の底から湯が自噴する川原湯Dsc00387がすのこにな
った独特の浴槽作りと相まっ
て楽しめた。

 

 

 

宿泊の翌朝は蔵王エコーラインが冬期の閉鎖からちょう
どオープンする日で、雪の壁なども見たくて、チェック
アウト後さっそくエコーラインへ。午前10時頃入り口
に到着したが、オープン式典の午前11時までは閉鎖と
かで、そのゲート前で待つことに。並んだ順番が4番目
で、記念品ももらえるという整理券をもらって1時間ほ
ど待つことに。11時前にゲートが開いて、エコーライ
ンへ。オープン式典の会場は御釜の入り口駐車場で、上
山市長なども来ていたよう。麓が晴れ間だったのに、会
場は猛烈に寒くて、吹雪の一歩手前。ミス浴衣から記念
品の玉こんにゃくなどもらってしばらく走って雪の壁を
見物。Dsc00405

 

 

 

 

 

その後は肘折温泉に宿泊なので来た道を戻って国道13
号線へ。その前に、権現堂という場所にあるしだれ桜Dsc00408
見物に。ちょうど満開状態で見
物客もかなり来ていた。それ以
外にも至る所に桜の満開状態が
見られた。

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鳴子温泉はご機嫌だね。馬場温泉共同浴場と姥之湯で温泉三昧

4泊5日の東北温泉ドライブ旅行に行くので、大好き
な鳴子温泉はどうしようかなと思っていたのだが、や
はり鳴子温泉は外せないと、直前にネットで予約。今
回は日帰り入浴は何回もしている鳴子の姥之湯旅館へ。
1泊だけのため、何ヶ所も鳴子で湯巡りする余裕もな
いし、ご迷惑かけるのも悪いので鳴子温泉案内人の屋
代さん
には連絡せず行くことに。

姥之湯はそれほど大きくもない館内に4種類の温泉を
持つ温泉好きには堪らない温泉旅館。今回は姥之湯に
宿泊して4種類の湯をじっくり楽しむのが狙い。東京
を出発して鳴子温泉郷に到着して、チェックインする
前にどこかに入浴しようと思案していて、まだ入って
いない馬場温泉の共同浴場Dsc00357に決定。川渡温泉を抜けて
しばらく走ると、馬場温泉。
その旅館の前に新築されたば
かりの雰囲気の共同浴場が。
                  

 

 

 

ちょうど馬場温泉の方であろうおばあさんがいたので入
浴許可を得て、300円を払って入浴。貸し切りにでき
るのでのんびりと素晴らしい湯を満喫。じっと入ってい
ると体中に細かい泡がびっしり。ちょっと熱めの微かに
ヌルヌル感のある湯が体にしみ込んでくる。この温泉は
鳴子温泉の数多い極上湯の中でもとりわけ好きになった。
これから鳴子温泉へ来るたびに入浴させていただこう。

30分ほど入浴して、気分良く、鳴子温泉の姥之湯旅館Dsc00368
へ。湯治棟もある歴史ある旅館
で旅館部は連休前もあり宿泊客
も少ないのか静か。

 

 

 

 

まずは単純泉の亀若の湯Dsc00365へ。単純泉とはいいながら、湯
自体は鉄泉かと思われるような
薄茶色をしていて、入浴感もか
なりのもの。これを単純泉とい
ってしまう鳴子温泉の奥深さを
感じさせる湯だ。

 

 

そのあとは東多賀旅館と優劣決められないほど真っ白に
白濁して奇麗な硫黄泉のこけし湯。Dsc00361
                     

 

 

 

湯温も適度でのんびりと長湯ができてしまう。うーん
素晴らしいの一言。ちょっと休憩して、宿泊客だけが
入浴できる含土類-芒硝泉のDsc00363義経の湯。

 

 

 

 

義経のこどもが産湯に使ったとかなんとかの伝説もあ
る湯。ちょっと熱めの透明な湯が体全体に染み渡る。

家庭料理そのものの夕食のあとちょっと休んで、昼間
は混浴の露天風呂へ。Dsc00360
                 

 

 

 

露天といっても壁で囲われていて、空が見えるだけだ
が、さわやかな風に吹かれて入る露天風呂はやはり格
別。ちょっと温めのため夜空を眺めながらの長湯に。
透明で特徴のない湯だが、さすがの鳴子で、含芒硝-重
曹という湯は体にしみる。

そのあとも深夜や早朝、朝食あとと何回も入浴して鳴
子温泉の湯を堪能した。また、4月下旬に内部の改装
が完了したばかりの鳴子温泉の代表である共同浴場の
滝之湯Dsc00371にも旅館でいただける無料入浴券を利用して浸
かって来た。以前の情緒はち
ょっとなくなったものの、新
しい木で全体を作り直した浴
槽は素晴らしい出来。この素
晴らしい湯が150円で楽し

めるのだから鳴子温泉の人は幸せだ。

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ぼろぼろの東京市場で、やる気もうせて、温泉へ。甲子温泉・大黒屋、矢吹町・いやさかの湯、二岐温泉・柏屋、鬼怒川温泉・星のやなどへ

土曜日、日曜日とまたまた温泉三昧ドライブ旅行。今
回は行き慣れた福島方面へ。15日は冬季閉鎖してい
た甲子温泉の一軒宿大黒屋Dsc00309が雪も溶けての営業再開と
ホームページにあったのであ
のゆったりした大浴場に入浴
したくなり、朝早く東京を出
発。4号線をのんびり走って
午前11時前には到着。営業

再開初日だからそんなに客は来ていないだろうと思っ
ていたら、なんと駐車場は車ですでにいっぱい。さす
が人気の旅館だけはある。さっそく入浴料金630円
を払って大好きな大浴場へ。入浴客は10人ほどが入
浴中。しかし、深くてでかい浴場なのでその程度では
がらがらの雰囲気。まだ浴槽の岩石部分が冷えている
のか湯がいつもよりはかなりぬるめ。でも久しぶりの
大黒屋の大浴場には大満足。2年ほど前に新しい内湯
と露天風呂を増設しているので、そちらのほうにも入
浴。こちらはほぼ独占状態で気分最高。

そのあとは矢吹町の温泉を持っている食堂「いやさか」Dsc00315
へ行き、安くて量もたっぷり
の定食を食べて、温泉へ。近
くにある新菊島温泉と類似の
ちょっと薄茶色のヌルスベの
アルカリ温泉をじっくりと楽
しめた。

2カ所で3時間ほど入浴していたので、その日はその
まま予約していた羽鳥湖のペンションへ。深夜から朝
にかけてなんとかなりの雪が降り、車は真っ白に。し
かし、道路上の雪はすぐなくなり問題もなし。まずは
二岐温泉へ。大人気でいつも混んでいる大丸あすなろ
荘は避けて、、一番奥にある柏屋へ。Dsc00325
                 

 

 

 

 

ここは川沿いの露天風呂や浴槽の底から湯が湧く混浴
内湯などのんびりといつも入れるお気に入りの旅館。
ここで2時間近くも入浴して、東京へ。途中もうひと
つ入浴と、鬼怒川温泉で数少ない源泉掛け流しの旅館
のひとつ「星のや」Dsc00333で軽く入浴して帰京。
                 

 

 

 

ご機嫌な温泉ドライブの2日間だった。

そのご機嫌な気分も週明けの東京市場は壊してくれま
す。ほぼ寄り天気味の推移で全面安。出来高も少なく、
パソコンで見ていても面白くもない週明けの相場。ラ
イブドアショック以降どうも調子が外れる売買が多い
ので、このところは様子見気分で過ごしているが、こ
んな動きばかりでは当分放置だわ。動けば動くほどわ
なにはまっていくようだし。それより温泉へ行って、
美味いもの食って、ぼけっと湯に入っているのが一番。
というわけで、混んでいる連休ピークは外して、連休
前に来週後半と、5月5日当たりからの2回に分けて、
それぞれ5日から7日間程度のドライブ旅行すること
に決定。今日は朝から面白くもない相場のほうは安値
買い増しの買い指値だけ出して、あとはネットで宿泊
の予約取りやどのルートがいいかなどの楽しい検討ば
かり。

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