06年5月

2007年10月22日 (月)

群馬温泉ワンダーランドへその4、草津温泉の念願の月洲屋で入浴

草津温泉といえば今では温泉にスキーと大観光地で、大
旅館などが立ち並び湯治のイメージなど皆無。しかし、
その中でも今だに温泉の原点である湯治を主体にした旅
館がいくつかある。

地蔵の湯近辺には高砂旅館、月洲屋などがある。高砂旅
館は木造のかなり年季の入った4階建てほどの大き目の
旅館で地蔵の湯へ坂を下りてきたら、その姿が目立つが、
もうひとつの月洲屋は小さな古びたごく普通の民家なの
で小さな看板を見落とすと旅館だとは気付かない。Dsc00541
                

 

 

 

 

場所は新しい地蔵の湯共同浴場のすぐ左にたたずむ。高
砂旅館も月洲屋もネットでの情報では湯治主体のために
日帰り入浴は受け付けていないようだ。しかし、その浴
槽は一回は体験してみたいほど魅力的に見える。今回は
ひょんなことから月洲屋さんのお風呂にじっくりと入る
ことが出来た。入浴させて戴いた優しいご主人に大感謝。

風呂は脱衣場左が女性用、右が男性用と別れているが、
階段を数歩下りた浴場自体は真ん中が一部動く窓ガラス
があるものの混浴の作り。1・5メートル前後の正方形
の同じ大きさの浴槽が二つ並ぶ。Dsc00538
                    

 

 

 

 

それぞれに小さな浴槽から見ればかなりの量になる透明
な湯がとうとうと掛け流されている。右の浴槽のほうに
は上がり湯に使うためか、源泉が浴槽の外に蛇口から流
しっぱなし。浴室は全体がヒノキで作られていて、天井
も高く、狭いものの圧迫感はまったくない。今は貸切で
使うのが基本のようだ。

温度は左手女性側が少し温めで、右側がかなりの熱さで、
足を入れるのもちょっと厳しいほど。まずは左側の湯へ。
しかし、この湯も右に比べると温いといっても、共同浴
場の地蔵の湯とは同じ源泉を使用しているとは思えない
ほど熱い。湯揉みをしてみると下に堆積していた湯ノ花
が混じり、透明から一気に真っ白の白濁湯に。静かに入
っていると共同浴場では感じないほどのぬめり感と体全
体への刺激があり極楽。さすが、地蔵の湯源泉から一番
近いだけのことはある。左側にいったん入ってしまえば、
体がなじむのか、右側も湯揉みして静かに入れば我慢で
きる。

素晴らしいの一言。湯に入ったあとにご主人からお茶と
柏餅を戴いた。お茶を飲みながら優しい雰囲気の漂うご
主人と談話。月洲屋は4室だけで基本的にはアトピーな
どの効能高いため、その種の湯治客を優先した素泊まり
だけに対応しているとか。口内炎などは源泉を口に含ん
で数回うがいをすれば直ってしまうほどとか。旧地蔵の
湯あとは公園か何かになるとか。草津でわずか4室の湯
治だけのためのようなこのような小さな旅館が存在して、
その湯が草津でも最上なんて奇跡のような旅館だ。

草津温泉の後に入ると言えば、当然沢渡か四万。四万温
泉では一番お気に入りの共同浴場「御夢想の湯」の建て
替えが最近完成したと聞いていたので、入りたかったの
だが、入れる時間午後3時までなので間に合わない。と
いうことで、今回は諦めて万座と草津の濃厚な白濁の湯
をじっくりと味わって2日間、体に硫黄の香りを残して
帰宅するために、地蔵の湯源泉をたっぷり体にしみこま
せてそのまま東京へ早めの帰宅となった。

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群馬温泉ワンダーランドへその3、草津温泉の新装成った地蔵の湯

草津温泉ではこれまで何回か宿泊し、日帰りでもほぼ
すべての共同浴場で入浴してきた。今回は4月にリニ
ューアルオープンしたばかりの共同浴場の代表的存在
である「地蔵の湯」に入るため。草津温泉は日曜で天
気も良いためか観光客もかなりきていてにぎわってい
る。車は天狗山駐車場に置いて、大露天風呂の横を歩
いて湯畑方面へ。歩く途中でいつものように、温泉饅
頭をひとつ貰って、ラーメンで昼食。Dsc00536

 

 

 

 

 

新装成った「地蔵の湯」はかつてあった場所から少し
移動して旅館月洲屋の右隣に真新しい木肌を太陽に照
らされてピカピカ輝いている。Dsc00542
                    

 

 

 

 

元の地蔵の湯に隣り合ってあった地蔵の湯畑と地蔵は
もとのまま。新しい地蔵の湯は表側が一般は利用でき
ない時間湯で、車の置けるスペースの奥に男女別の浴
場がある。

浴場はすべてが木造で木の香りと湯の香りでご機嫌な
出来だ。以前とは違い、脱衣場が浴槽スペースより5
センチほど高い位置に浴槽と一体で作られていて、良
い雰囲気。入り口から浴槽へは一部に手すりも付けら
れていて安全へも配慮されている。天井も高く、木組
み天井からは湯気の排出もうまく行っているようだ。
湯は白濁の草津温泉でも入り心地なども抜群のもの。
場所自体が湯畑からちょっと外れたところにあるため、
観光客は意外に少ないのも地蔵の湯のメリット。

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群馬温泉ワンダーランドへその2、万座温泉・豊国館

13日土曜日は霧でなにも見えない中で万座プリンス
ホテルで白濁の硫黄泉を無料で堪能したが、万座なら
やはり良い天気の中、山々を見ながらの露天風呂と行
きたいところ。14日日曜日は起床してみれば、昨日
とはうって変わっての晴れ間が広がる。ペンションの
外に出てみれば、キャベツ畑が広がる向こうに浅間山
の雄大な姿がくっきりと見える。

旅行2日目は草津、四万、沢渡、尻焼などの温泉を適
当に巡る予定だったが、あまりの天気のよさに昨日の
リベンジだと、前の日に引き続いて万座へ行くことに。
いつも日帰りで何回も利用している豊国館で入浴だと
草津温泉経由で一気に万座へ。

白根山も快晴で雪が残る山容もはっきり見えて気分良
し。Dsc00533
                

 

 

 

 

北軽井沢から小一時間で万座豊国館に。駐車している
車もほとんどなく浴場独占の期待も。早速500円を
払ってさっそく風呂場へ。Dsc00522
                 

 

 

 

 

味わいのある木造の内湯も混浴露天風呂も期待通り誰も
いなくて一人で独占状態。Dsc00521
                

 

 

 

 

プールのような広々とした浴槽には硫黄臭香る白濁の湯
が満ちてあふれている。注ぎ口から注ぎ込まれる透明な
湯を置かれているコップで飲んでみる。Dsc00525
                

 

 

 

 

この味だ。舌にちょっとざらつくようなすっぱい苦味。
嫌いな人にはまったく飲めないだろうが、意外に美味
いのだ。コップに2杯飲んでみて、後は出たり入った
りを素晴らしい景観を堪能しながら1時間ほど楽しむ。

いつ来ても豊国館の湯は大満足だ。昨日の万座プリン
スホテルの優しい湯より濃厚な感じで体にしみこんで
くる。露天風呂からは火山から吹き出るガスの蒸気も
見えてこれぞ万座の醍醐味。Dsc00531
                 

 

 

 

 

2日間続けて万座をじっくりと味わって、次はおなじみ
の草津温泉へ。

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群馬温泉ワンダーランドへその1、赤城神社の満開つつじを見て、万座プリンスホテルへ

ちょっとどうしようもない状況で低迷が続きそうな株式
市場のようなので、しばらく株式は放置でいいかと、あ
まり株式のお勉強をする気も起きず、先週に引き続き、
13日から14日も1泊で温泉めぐりドライブ旅行。今
回は群馬県の温泉ワンダーランドへ白濁の硫化水素臭濃
厚な硫黄泉にたっぷりと浸かるのが目的。

13日7時前に家を出発。しかし、天候が優れずちょっ
とがっかり。雨は降っていないが、どんよりと雲が空を
覆う。群馬の草津方面へ行くときのいつものルート、4
号線、125号線、122号線・50号線とたどり、大
間々町から赤城山麓を走る353号線へ。353号線は
千本桜の時期の一部区間などを除いてはほとんど渋滞が
ない快適山間ドライブコース。今回も土曜日なのに走る
車もあまりなく、午前10時過ぎには赤城神社に入る交
差点に到着し、赤城神社に向けて右折。

ここの狙いはこの時期に赤城神社参道に延々と続くつつ
じの満開を楽しむため。Dsc00512
                 

 

 

 

 

思ったとおり、参道の片側にはびっしりと満開の花を色づ
かせたつつじが並ぶ。車を駐車して、満開のつつじ並木に
はさまれて続く散歩道を30分ほど散策してつつじを堪能。

そのあとは車で15分ほど走ったところにある大胡町の牧
場や水車などのある大規模な道の駅へ。ここは近在の農家
が農作物を売る大きなマーケットがあるので、いつも野菜
をお買い物。今回もねぎ、長いも、コゴミ、大根、しいた
け等々山のように買い物。

353号線から渋川市でいったん17号線に出て、145
号線へ。中之条町あたりで寿司で昼食をとって、一気に草
津経由で草津・志賀道路で今日の目当ての温泉万座温泉へ。
万座では宿泊なら万座温泉ホテルと決まっているのだが、
日帰り入浴ならご機嫌な混浴露天風呂のある豊国館がいつ
ものお決まり。

しかし、今回は雑誌「自遊人」の無料クーポンで入浴でき
万座プリンスホテルで初めての日帰り入浴。入浴料金は
1000円。豊国館なら万座でも一番安い500円だし、
風呂の泉質も抜群なので、利用することはないプリンスホ
テルだが、今回は無料でありがたく入浴させていただく。
フロントで雑誌を見せて、スタンプを押して貰うときもフ
ロントマンの対応は丁寧で好印象。

風呂は脱衣場も広く清潔。使い放題のタオルが大量におか
れていて、日帰り客も自由に使用できる。使った後はバス
ケットに放り込んでおけばいいだけで、手ぶらで行っても
大丈夫だ。浴場前には写真撮影などは厳禁の張り紙が。

大き目の内風呂を出れば、万座の山などを目の前に眺めら
れる露天風呂が大小3ヶ所。一番広い女性風呂側のひとつ
は混浴風呂。しかし、女性側にも露天風呂はあるし、さら
には女性専用のかなり大きいらしい屋根付きの露天風呂も
あるので女性が入って来ることはないだろう。ここは風呂
に関してはかなりの女性優遇になっている。

天気は残念なことに霧が一面を覆い、まったく景色は楽し
めず、霧雨も降っていてかなり寒い。来る途中の道路上の
温度表示では4度になっていたが、さらに高い場所標高1
800メートルのプリンスホテルではさらに低い可能性も。
しかし、白濁の掛け流しの風呂に入っている限り寒さは感
じないし、顔に当たるちょっと冷たい風が心地よい。ちょ
っと温めの調整の湯温はもう少し熱めが好みだが、温いの
で長く入っていられる。出たり入ったりで1時間半ほども
すごしてしまった。

存分に楽しんだあとは北軽井沢にあるペンションへ。美味
しい食事のあと心地よい疲れですぐに熟睡状態へ。

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会津の温泉三昧その5、あまり人気のないのが不思議な中丿沢温泉でにんまり。締めはヌルヌル湯の新菊島温泉

裏磐梯のペンションに宿泊したので今回の温泉ドライ
ブ旅行最終日はどこの温泉に入ろうかと悩んでいたが、
好天気が続いた2日間とは打って変わって最終日の7
日は雨模様。これでは一番入りたかった新野地温泉の
相模屋の野天風呂は厳しいかと路線変更して、湯の良
さ、湧出量ではダントツの中丿沢温泉でじっくりと湯
に浸かることに決定。観音寺川の桜見物をしてから中
丿沢温泉へ直行。

午前10時頃には到着。いつものことだが、旅館が建
ち並ぶ旅館街は日曜日というのに歩く人もいない。基
本的には湯治的な温泉だけに草津温泉に匹敵するよう
な強酸性の福島県下ではダントツの湧出量を誇る素晴
らしい温泉なのだが、人気が薄いようだ。湯質にこだ
わるはずの温泉マニアのサイトなどでもなぜか中丿沢
温泉が取り上げられることが少ない。周辺にあまりに
有名な温泉があることや、旅館以外にはほかに何もな
いあまりに静かな温泉街の雰囲気が客を遠ざけている
のだろうか。ギョロ目の特徴ある伝統こけしが有名な
のだが、こけし人気も今はないようだし、作り手もあ
まりいないのでそれも客を呼ぶ材料にはならないしで、
結局は湯の良さだけが中丿沢温泉の売り。

草津温泉の湯は飲むことは出来ないが、ここの湯は飲
用可能で、飲むと檸檬か酢のような強烈な味。胃腸に
効用高いとか。私など大好きな味でコップに2〜3杯
いつも飲んでしまう。湯は集中管理したものをそれぞ
れの旅館が引湯しているのでどこの旅館の湯に入って
も基本的には同じ。入浴料金もだいたい500円。あ
とは、旅館の雰囲気と露天があるか、混浴かどうかな
どで決めるしかない。しかし、どこの旅館を選んでも
間違いはない。今回は何回か利用している「西村屋」
へ直行。

ここは大きな岩で二つに仕切った大浴場に入りたいの
だが、日帰り時間帯は女性用でまだ入浴できず。そこ
で内湯は鍵も掛けられて、客の少ない時は貸し切りに
も出来る感じの男性用と女性用の小浴場の利用に。今
回は客が誰もいなかったので、木製の雰囲気のある浴
槽の女性用を貸し切りで利用。体全体が引き締まるよ
うなぬめり感のあるちょっと熱めの湯はいつ利用して
もご機嫌だ。

内湯に入ってからは、ちょっと離れたところにある男
女別の川のすぐそばに作られた木組みの湯小屋作りの
屋根が一部を覆う露天風呂へ。Dsc00499
                

 

 

 

 

ちょうど雨も止んでいて、露天風呂でも支障なし。やは
り風に吹かれての湯浴みは何よりのごちそうだ。露天で
出たり入ったりを繰り返し、西村屋では1時間半ほどの
んびりと湯浴み。中丿沢温泉の極上の湯を満喫した。

このあとは東京へ帰る途中に、雑誌「自遊人」持参で無
料で入浴できる須賀川市藤沼温泉の「やまゆり荘」に入
浴。地元客で賑わっていた。透明なわずかだがぬめりの
ある湯は意外に拾い物だった。周辺の美しく整備された
公園もいい。

あとは東北温泉ドライブ旅行で4号線を通るときに必ず
立ち寄り入浴する鏡石町の「新菊島温泉」に今回の旅行
最後の入浴。ここはもう何回利用したか分からないほど
のお気に入り温泉。アルカリ単純泉で、ごく薄い褐色の
透明な湯がごぼごぼと大量に掛け流される素晴らしい温
泉。溢れる湯は浴槽の周りに満ちてまるで池のように。
鳴子温泉中山平あたりのオイルを体に塗りたくったよう
なヌルヌル感を国道4号線からわずか数百メートル入っ
たところで味わえる喜び。しかも、巨大な混浴風呂で、
料金がわずか300円。近所に住んでいる人がうらやま
しくなるような温泉だ。

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会津の温泉三昧その4、西会津のそば屋さん古澤屋の「清兵衛温泉」

只見川沿いに散在する大好きな温泉群を大塩温泉だけに
しぼってまで入浴したかったのが西会津の蕎麦屋さん古
澤屋さんが所有する「清兵衛温泉」なる個人所有の温泉。

温泉サイトで素晴らしい湯と頻繁に紹介されているので
一度は訪問したいと思っていた湯。252号線から49
号線を左折して、15分程度新潟方面に走った右側に大
きないくつかの赤ベコが目印の蕎麦屋さんが古澤屋。ち
ょっとくたびれかけた大きめのレストラン。かつてはド
ライブイン的ににぎわっただろうが、現在は高速道路が
出来て、通過車両が少なくなっているようでちょっと寂
しげなたたずまい。

前もって電話で入浴できるかどうか確認しておいたので、
店に着くとすぐに鍵を借りることが出来て、温泉棟に直
行。ここの風呂は入浴は無料という太っ腹なもので、風
呂はレストランの右奥、しだれ桜の左奥の独立した棟に
なっていて、鍵を借りての貸し切り風呂。家族やカップ
ルでのんびりと入れる。

脱衣場などもかなり広く、浴場は広い窓から真下に阿賀
川を見下ろせる素晴らしい作り。Dsc00489
                  

 

 

 

 

湯口からはものすごい量の透明な35度あるかないかの
相当低い温度の湯が掛け流しされ、浴場の床は溢れる湯
で洪水状態。その状態を眺めるだけで笑みがこぼれる。
入浴するとあまりの低い湯温にちょっとびっくりするが、
じっと浸かっていると意外に寒さは感じず、少しのツル
ツル感のある優しい肌触り。特筆すべきはじっとしてい
るとたちまちのうちに全身にビッチリとまとわりつくよ
うに着く細かい泡。その泡で透明な湯が白っぽくなって
くるほど。それにしても気持ちいい。いつまでも入って
いたい気分だ。しかし、ほかのお客さんも来るだろうし
と40分ほどでレストランへ。いくら無料とはいっても、
やなりお礼の意味も込めて何か注文しなきゃね。10割
蕎麦ということなのでそばを注文。割にたっぷりと盛ら
れていて、お腹も十分に満足。この近くに来たらまた必
ず訪問したい温泉となった。

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会津の温泉三昧その3、金山町の大塩温泉の待望の季節限定露天風呂を堪能

只見川沿いには様々な温泉が散在、鉄分の多い薄茶色
の芳醇な温泉がいっぱいあり、豊かな流れとのどかな
自然を満喫できるドライブと相まって大好きな地域。Dsc00481
                

 

 

 

これまで何度もこの道を走り、温泉を楽しんで来た。ネ
ット情報で4月から5月に掛けての短時日だけ自然湧出
する湯で出来る露天風呂があるとかなり前に知り、ぜひ
入浴してみたいと念願していたが、今回ついに入浴でき
て大満足。

山などに雪が所々に残る只見川を見下ろす場所にあるの
が金山町の大塩温泉の裏手川すぐ横にあるDsc00485
                 

 

 

 

 

大塩温泉天然露天風呂。共同浴場としても最高レベルに
ある大塩温泉共同浴場も何度入ってもその甘塩味の素晴
らしい湯にご機嫌なのだが、露天風呂はその素晴らしい
湯が只見川をすぐそばに見下ろせる場所にある岩作りの
素朴な湯船にジャクジーのように噴出している。この雪
解けの時期だけに出来る自然の贈り物。脱衣する場所も
草むらなので、服を置く場所もないのだが、ちょっと温
めの湯が溢れ、何時間でも入っていられそうだ。とにか
く大満足。温泉好きなら一度は体験したい湯。掃除など
をされている露天風呂すぐ上の「民宿たつみ荘」さんの
敷地内にあるようだし、一言断りを入れるのが礼儀のよ
うだ。

露天風呂を堪能して、さらに大好きな大塩温泉共同浴場Dsc00482
もじっくりと浸かって今回の只
見川沿いの風呂体験は終了。本
当は湯倉や八町、玉梨などの温
泉も味わっておきたいのだが、
今回は西会津の蕎麦屋さんにあ
る個人所有のお風呂「清兵衛温

泉」に初めて入るのがひとつの大きな目的で、そこへ急
ぐために只見川沿い温泉堪能は大塩温泉だけで我慢。

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会津の温泉三昧その2、木賊温泉「民宿福本屋」で岩魚料理のフルコース満喫

古町温泉で1時間半ほど湯を楽しんだ後、宿泊先の木
賊温泉へ。来た道を少し戻って352号線を8キロほ
ど入ったところに位置する旅館や民宿が数軒あるだけ
の鄙びた温泉地。これまで何回か来て、川沿いにある
有名な共同浴場「岩の湯」や旅館井筒屋で日帰り入浴
したことはあるが、宿泊するのは初めて。

ネットサーフィンしていて、木賊温泉の民宿で岩魚を
養殖していて、夕食に岩魚のフルコースを出すところ
があると知って、かつては渓流釣りに精を出して、岩
魚とヤマメが大好きな私にとってはよだれが出そうに
なる民宿。泊る所を思案していて、只見川沿いにする
かなどと考えていたのだが、電話してみたら1室空い
ているというのでさっそく予約。予約できたのは民宿
福本屋。年間を通じて(といっても、冬期間はお休み)
7800円と良心的。Dsc00468

 

 

 

 

 

温泉ももちろん掛け流しで、しかもご主人がこだわって
作ったという岩作りの風呂まであるという。Dsc00449
                

 

 

 

 

その風呂はかなり広いようで、しかも貸し切り風呂とか。
それを聞いていたので、チェックイン時間すぐにチェッ
クインと、一番乗り。食事は母屋の囲炉裏が4つ作って
ある食事所でいただくようで、宿泊は別棟に。障子など
で仕切られた部屋もあるので音などは筒抜け。そういう
部分が気になる人にはちょっときつい宿。ふとんは既に
部屋に準備してあって、だらだら過ごすには最適。掛け
ふとんは羽毛使用。チェックインしてさっそく風呂へ。
風呂は宿泊棟にある。思っていた以上に立派な作りで、
10人ぐらい入浴しても大丈夫なほど。両端の2カ所か
ら湯が注がれていて、無色透明でなめらかな適温の湯が
気持ちいい。その後も何回か入って楽しんだ。

夕食はかなり広い囲炉裏が4つ仕切ってある食堂で。塩
焼きとみそ焼きの岩魚が串に刺して囲炉裏に。Dsc00473
                    

 

 

 

 

頭から丸ごと食べられる。うまい。囲炉裏の上の天井か
らは骨酒用に使用する燻製状態の岩魚の束が。Dsc00476
                    

 

 

 

 

また、天井の一隅には天板をはずした箇所があり、そこ
からは火除け祈願だという木彫りの男女のシンボルDsc00474が覗
けて、なかなか楽しい食堂。

 

 

 

 

 

そして、珍しいDsc00477岩魚の肝と卵が添えられた刺身、野菜と
和えたタタキ、岩魚のみそ汁等
々ご機嫌なほどの岩魚のオンパ
レード。夕食で岩魚6匹ぐらい
は食したのではないだろうか。
これほど岩魚を堪能したのは初
めて。朝食にもヤマメの甘露煮
が出て来た。これも上品な味付けで、頭からすべて食べ
られる。これほど食事に満足した温泉宿は極めてまれ。
またすぐにでも来たい宿だ。

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会津の温泉三昧その1、赤茶けた色の塩分濃厚な古町温泉「赤岩荘」

以前からネット上の温泉情報で茶色の濃厚な色の温泉
があると知っていて、しかも只見川沿いを頻繁にドラ
イブするくせにこれまでなぜか立ち寄りしなかった南
会津町伊南(最近町村合併で伊南村と田島町、舘岩村、
南郷村が合併して南会津町になったそう。福島県では
いわき市に次いで面積の広い自治体とか)にある古町
温泉「赤岩荘」へようやく日帰り入浴してきた。

塩原の道の駅から400号線、121号線、352号
線経由で1時間20分ほどで今回は到着した。距離に
して約72キロ。道はのどかな山間を貫く走りやすい
道路で、大好きな道。352号線が伊南川を渡って4
01号線に突き当たって右折(左折すると檜枝岐村)、
7キロほど走ると大きな看板が出ているのですぐに分
かる。駐車場も広い。休憩もできる公営の日帰り入浴
施設でこぎれいだ。入浴料金は町村合併後に少し上が
って350円。

5人程度の入れる内湯と広々とした露天風呂がある。
内湯から露天風呂には木造の味わいのあるちょっと長
めの廊下を奥へ。Dsc00445

 

 

 

 

 

同じ源泉のはずだが、内湯は少し白濁気味で、Dsc00447露天の方

は全く違う色の泥のような茶色。
源泉自体は露天で見る限り透明
で、時間がたち空気に触れて酸
化すると激変するようだ。白濁
の硫黄泉もほとんどは源泉は透
明だし、それが酸化することで源泉に含まれるミネラル
成分などによって様々な色に変化するのはまさに自然の
妙。ここの源泉は飲泉も可能で、味は鉄さびが混じった
ようなかなり強い塩味だが、私にはとても美味しく感じ
られ置いてあったコップに3杯も飲んでしまった。

この温泉はかなりお気に入りになった。200円払えば
畳敷きの休憩室を利用できるし、ちょっとのんびりと長
湯したい場所。食事も出来るので利用価値大。今後ここ
を通りかかるたびに入浴することになりそうだ。

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5日間も株式市場がないと寂しいもんだが、その間は温泉三昧

家にいてパソコンに向かって月曜から金曜日はネット
証券で株式売買をしていると5日間も株式市場がない
と寂しいというか暇で暇で。まあ、相当な株式中毒と
いうことね。その暇な5日間をどうするか。3日はも
う書いたが、映画鑑賞。4日は読書などしてだらだら。

5日から7日は8日からの株式売買に向けて英気を養
うかと大好きな温泉巡りのドライブ旅行へ。今回は奥
会津から裏磐梯へ。5日は木賊温泉、6日は裏磐梯に
宿泊して温泉三昧してきた。天気も良くて、露天風呂
などご機嫌だった。いつもなら一日にいくつもの温泉
に日帰り入浴することが多いのだが、今回は一日に入
る温泉をしぼって、じっくりと入ることにしたので、
入浴した温泉数は少なかったが、極上の湯をたっぷり
味わえた3日間だった。渋滞を外してのドライブ計画
だったが、3日間渋滞などまったく皆無。3日間で約
780キロ走ったが、かなりのスピードを出したのに
も関わらず、1800ccエンジン車で満タン計測燃費
がなんとリッターあたり15・2キロ。これまでで最
高の好燃費となった。なにしろ停車することがまるで
ないかのような感じのドライブ旅行だった。ちなみに
高速道路使用は一切なしの節約旅行。

温泉以外にも木賊温泉では少し山間に入ったところで
水芭蕉の群生Dsc00478を見ることが出来たし、裏磐梯ではDsc00496東京

電力
発電
所の

桜、

観音寺川の桜Dsc00497とちょうど満開の桜に遭遇、先日の山形
県での桜満開など今年は桜見
物を毎週のようにしている感
じだ。

 

 

 

 

その温泉三昧の後に待っていた株式市場。米株の絶好調
に支えられて上昇したものの、優良大型銘柄中心のよう
で、小型、中型中心の持ち株への反応は今ひとつ。旅行
費用の回収と、1銘柄を1単位だけ売却してとりあえず
旅行費用をゲット。今年は株専業になって7年弱になる
中でもなんだかどうも儲けにくい地合が続く。慌てても
仕方ないので、キャッシュポジションを多めに確保しな
がら、じっくりと持続姿勢で持ち株の調整と配分をして
いるのだが、思った以上にじっくりと行く必要がありそ
うな気分。売買数も極端に少なくなっている。温泉巡り
などして待てば海路の日和ありの対応。そこで今週末も
また温泉に行くことに決定。土曜に1泊だけだが、万座
と草津など群馬県のおなじみの温泉三昧。今日さっそく
温泉巡りにぴったりの北軽井沢の料理のおいしそうなこ
ぎれいなペンションの予約を激安で確保。それを楽しみ
に後4日間株式で稼がなくちゃ。

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