山形・福島温泉巡り節約ドライブ旅行その9、只見川沿いの濃厚な玉梨温泉「旅館玉梨」、湯倉温泉共同浴場で湯巡りは締め
今回の湯巡りドライブ旅行の締めは裏磐梯に泊っている
ならやはり只見川沿いの国道252号線を走り、玉梨温
泉など金山町の濃厚な温泉を味わって行くしかないと、
24日は裏磐梯から喜多方経由で252号線へ。途中道
の駅「裏磐梯」のちょっと先のキャンプ場の桧原湖そば
にエゾミソハギの群生しているところがあるとの情報で
見物に行く。赤紫の花が湖と磐梯山を背景に可憐に咲く
姿は絵になる美しさ。なのにデジカメがお釈迦状態で撮
影も出来ず。
午前11時半頃柳津の圓蔵寺の駐車場に到着。ここの本
尊虚空蔵尊は、およそ1200年前に徳一大師によって
開創されたという古刹。虚空蔵さまに「年3回お詣りす
るとお金に不自由しない」と言われ年間約100万人近
くの参拝客が訪れるとか。年に3回参拝したことがない
からかいまだに金には不自由していますが。ここの本堂
からは只見川や柳津の町並みが眼下に眺められて絶景眺
望ポイント。あとは名物の「あわまんじゅう」を食べる。
しかし、あまりうまいものじゃなかった。それに粟のは
ずなのに、どぎつい黄色い色で着色してあり最悪。自然
のままの粟の色でいいのにまったくアホな菓子屋どもだ。
土産に買おうかとも思っていたが、不味いのと、あまり
に気持ち悪い着色で止め。連れのほうは着色が気持ち悪
くて、半分だけ食べてあとは捨ててしまった。こんな気
持ち悪いまんじゅうを売っているなんて、虚空蔵さんが
怒るでほんまに。
と、あわまんじゅうなんてクソを食わなければ良かった
のだが、まあそれはそれとして、柳津は温泉もあるが以
前一度入ったこともあり、あまり特色もないので今回は
止め。また、同じ柳津町内の西山温泉に入って行こうか
と考えたが、東京まで裏磐梯から走ると、過去の経験で
は約390キロほど。かなりの距離になるので今回は金
山町の温泉だけにしておく。
そして、午後0時50分頃金山町の「こぶし館」に到着。
ここではそばで食事するのが習わし。というより252
号線にはあまり店がないし、ここのそばがちょっと美味
しいからだが。
食事を終えて「こぶし館」から10キロほど走った国道
400号線沿いにある玉梨温泉へ。ここには玉梨と八町
というふたつの共同浴場があり鉄分豊富な濃厚な温泉が
味わえ、素晴らしいドライブコースと相まって何回来た
かわからない場所。今回は「自遊人」の無料パスポート
で玉梨の「旅館玉梨」が利用できるのだ。2年ほど前に
利用したときには内湯が工事中だったのでそれがどうな
ったかも興味あったところ。
玄関で何回呼んでも誰も出てこない。仕方なく奥の方ま
で行ってさらに呼んでみたらようやく宿の方が。スタン
プを押してもらって浴室へ。以前は廊下をそのまま奥へ
進んで行ったはずだが、今回はいったん外へ出るのだと
か。出てさらに奥へ行ってみてびっくり。以前の鄙びと
いうよりぼろかった浴室が別棟になっていて新築のピカ
ピカ。入ってみるとテレビが置かれた休憩所まである。
その奥に男性用、女性用、混浴の露天風呂と並んでいる。
女性用に一人入っていたようだが、男性用は独占状態で、
ドカドカと注入される熱々の湯が小ぶりの石作りの湯船
から溢れ、溢れた湯は只見川の支流野尻川にそのまま排
出される。
川に面して大きな窓ガラスが全面にあり、眺めをたっぷ
り味わえる気持ちのいい浴室。薄茶色っぽい湯が全身に
染み渡る。ただ、窓ガラスが大きいので川を挟んで反対
側の国道からは丸見えだが。露天風呂もかなり奇麗に整
備され、休むための椅子まで置いてある。ただ、今回は
アブがあまりに多かった。先日塩原元湯で入浴したとき
にアブにいくつも刺されて大変な目にあったので、今回
はそれを教訓にまともに入浴することもなく直ちに退散。
アブのいない紅葉時期などにのんびりと入浴したい素晴
らしい露天風呂だ。
このあと、400号線をまた252号線に戻って、共同
浴場の「湯倉温泉」に入浴。こちらは金山町のほかの共
同浴場に比べグンと熱めで浴感抜群なのだが、今回はす
でに入っていた男性客二人が加水しすぎていて超温湯に。
湯倉温泉の良さが台無し状態だったので、がっくりとし
てさっさと退散して東京へ。途中建物が改築されたばか
りのはずの大塩温泉もあるのだが。時間も遅くなって来
たので寄らずに塩原経由で帰京。帰宅したのは午後11
時過ぎになった。今回は「自遊人」の無料パスポートを
2冊持参して、6カ所の旅館を利用。
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