フルムーングリーンパス12日間用を使用しての全国ダラダラ旅行2日目。有田で秋の陶器祭りを楽しみ、武雄温泉でひと風呂
2日目の11月25日は有田で昨年から始まったと言
う秋の陶器祭りを楽しむために陶器の町有田へ。寝台
特急「なは」で九州は鳥栖に到着したのは午前6時1
7分。フルムーングリーンパスを使用しての旅行はい
ろいろな特急のグリーン席も楽しみの一つ。そこで距
離は短いものの、鳥栖からは待ち時間はあるものの肥
前山口へ特急「かもめ」で、肥前山口からは特急「み
どり」で有田へと乗って行くことに。以前九州の特急
グリーンに乗った時には女性乗務員からコーヒーなど
のサービスがあったのに今回はなし。サービスが低下
したのかちょっと残念。ところで、この肥前山口駅の
北口だったかを出たすぐのタクシー待ちのような場所
に写真にある「JR最長片道切符の旅ゴール」なる記念
碑(?)がふたつも設置してあった。なぜこの駅がゴ
ールなのか、駅なんて全国にいくつもあるのにここし
かゴールにならないのか、鉄道オタクではない私には
不思議な記念碑だった。ただ、可愛いカエルも記念碑
にあったので撮影はしたが。
有田には午前9時前に到着。今夜は午後10時31分
博多発の寝台特急「なは」にまた乗って就寝しながら
京都へ行くので有田には夕方までゆっくりいられる。
有田から博多に戻る途中で武雄温泉でひと風呂浴びる
予定。
有田の陶器祭りは5月に行われるのが有名で京都の夏
の陶器祭りのように全国から業者が集合して店が並ぶ
大規模なものだが、秋の祭りはそのような店は一切な
く、窯元などが中心となっての静かな催し。散在する
窯元を巡れるように無料の巡回バスもあるし、窯元で
はお茶や菓子の接待もあって陶器好きには一日静かに
楽しめる。窯元と言っても実用陶器主体に作る庶民的
な窯元から、かなり高額な高級陶器を主体にした「源
右衛門窯」のような窯元まで多種多様。実用陶器主体
の窯元では思い切り安値での陶器などもあって買い物
も楽しい。窯元ではどこへ行ってもサービスがよく、
おぜんざいや焼き芋までサービス。「源右衛門窯」で
は作業場なども見学できるし、一日たっぷりと陶器三
昧できた。
夕方まで有田の町を紅葉見物など含めて散策、特急
「みどり」で武雄温泉へ。武雄温泉は武雄温泉駅から
ぶらぶら歩いて15分程度。武雄温泉入り口は中国風
の楼門があり独特の雰囲気。その周りに旅館や共同浴
場が配置して文化財でもある新館が最奥にある。楼門
と新館は東京駅や日銀などを手がけた辰野金吾設計と
か。風呂は楼門のすぐそばにある元湯へ。入浴料金は
300円。かなり大きめの共同浴場で、浴室は天井の
高い木造で温泉好きの心をくすぐる。客はほとんどが
地元客のよう。湯は無色透明なアルカリ性単純泉で温
めと熱めの浴槽が二つ。熱めにはほとんど人が入って
いないので湯も奇麗だ。温度が高めと言うが、それほ
どでなく温めで慣れてからは熱めだけにのんびり入浴。
肌にまとわりつくような弱めのヌルヌル感のある湯で
かなりご機嫌な湯だ。楼門の前の店で観光客へ具たっ
ぷりの豚汁サービスをしていたのでいただく。もう夜
も遅くなったのでお替わりもどうぞということで、2
杯もいただいてお腹いっぱいに。そのあと駅までぶら
ぶら戻って、午後9時武雄温泉駅発の特急「みどり」
で博多へ。1時間弱で博多へ着き、午後10時31分
発の京都行き寝台特急「なは」のまたまた寝台に乗って
で京都へ。酒も飲んで早めに就寝。
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