07年12月

2007年12月31日 (月)

1年の最後の夜は日本酒をチビチビやりながら大好きなクラシック音楽を聴いて締め

1年を通じて様々の音楽を聴いて来て、さて最後の日
を何を聴いてその年の音楽鑑賞を締めようかと毎年悩
むのだが、だいたいバッハかモーツァルトかブルック
ナーの8番か9番あたりになってしまう。

今年は思い切り静かで落ち着いた気持ちで新年を迎え
たいなと静かな室内楽で夕食後の2時間ほどを美味し
い日本酒をチビチビやりながら過ごすことにした。ア
ホらしい限りのくだらない馬鹿騒ぎして日本国民をコ
イズミあたりが希望するB層国民として洗脳させるか
のような紅白歌合戦なる愚民製造番組を放送する国営
放送局しかない日本の哀しさ。

今日のような寒い日には東北のどこか山間の静かな温
泉に入って酒でも飲んでいたいのだが、ネットで見る
と普段は空いているような旅館まで埋っているようで、
きっと静かな雰囲気とは大違いだろう。それなら、温
泉は正月のにぎわいが過ぎてからが良い訳だ。

ということで、まずオードブル的に心洗われるような
モーツァルト「ロンドイ短調K511」を静謐な達観した
かのようなウィルヘルム・バックハウスのピアノで。
酒が心に沁みる。そのあとは室内楽でもとりわけ好き
な曲を3曲ほど。

まずは1年を静かに振り返る気分にぴったりなブラー
ムス「クラリネット五重奏曲」を、馥郁と匂いたつよ
うな渋い香りが満ちるレオポルド・ウラッハのクラリ
ネットで。ブラームスのこの曲を聴いたら、当然のご
とくにモーツァルト「クラリネット五重奏曲」だ。ブ
ラームスにはウラッハの渋さがぴったりなのだが、モ
ーツァルトは心の憂さがまるでないような明澄な明る
さこそ欲しいので、もう40年以上愛聴しているジャ
ック・ランスロのクラリネットで。透明感のある明る
さの中に垣間見える巧まざる寂しさが堪らない演奏だ。

そして、1年の最後にはやはりモーツァルトというこ
とで、短調の傑作のなかでもその厳しさが精神を引き
締めてくれるような「弦楽五重奏曲K516」をメロス
カルテットの清新な演奏で気持ち良く聴き、今年のク
ラシック音楽鑑賞を締めた。

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2007年12月29日 (土)

鳴子温泉でも鄙びの極致の旅館「田中温泉」ご愛用の作家さんのことがようやく判った

大好きな温泉。まあ基本掛け流しのまともな温泉なら
嫌いな温泉はないのだが、好きな温泉というものはあ
る。関東近辺なら群馬の草津、万座、湯宿、四万、沢
渡、川原湯、栃木なら那須湯本、塩原新湯、塩原元湯
等々ね。しかし、ロケーション、雰囲気、湯の良さ、
値段の安さなどからはなんと言っても東北に尽きる。

その中でも湯の多彩さからはなんと言ってもダントツ
なのは鳴子温泉。湯治系の旅館が好きなので、その手
の旅館の多い鳴子温泉はご機嫌だ。鳴子には鄙び系の
旅館がいくつもあって、日帰り入浴するのはもちろん
最高なのだが、宿泊するのもなかなか乙なもの。その
鄙び系の中でも東鳴子温泉の鄙びの極致のような田中
温泉。お化け屋敷とも揶揄されるほどのボロ旅館だが、
その温泉は素晴らしきもので、温泉ファンなら一度入
浴すれば虜になること必定。

かつてはその斬新な浴室デザインもあり、栄華を誇っ
た時期もあったろう大きな旅館も今はリフォームなど
を全くしないような放置状態で、寂寥感が漂うばかり
のボロ状態。混浴の大浴場脱衣場に置いてある安物の
パイプ椅子さえビニールテープで補修を重ね重ねした
跡がどこか芸術性さえ醸し出すほどのボロの品格を示
している。

私はその風呂に日帰りで入浴することが大好きで、こ
れまでに幾度入ったか覚えていないほど。湯の素晴ら
しさに対して、入浴料金が200円の激安もある。し
かし、鄙び旅館好きの私でもその田中温泉にはどうも
宿泊までは躊躇するものがある。しかし、その摩訶不
思議な世界を泊って堪能したい奇特な温泉ファンもネ
ットで見る限り数人はいる。その宿泊記を読むと、や
はり食事(価格対比で見るととても見合う食事ではな
い)などうーんと言ってしまうようなもので、宿泊だ
けは遠慮したい旅館だ。

しかし、もの好きな人は世の中には多いもので、その
田中温泉に頻繁にしかも長期宿泊する作家がいるとか
の噂をかつてネットで読んだことがあった。昨日たま
たまネット徘徊していたら、ようやくその作家さんと
思われる方の文章に遭遇した。

その作家さんは南條竹則。その著書を読んだことはな
いが、作家、評論家、翻訳者であるようで、何冊もの
本を出しているようだ。その南條竹則が文春のなんか
の雑誌で連載していた数年前の「湯けむり読書日記」
というのがネットに載っていたの
だ。田中温泉に何回
も宿泊して、執筆をしている模様が日記として書かれ
ていたのだ。よほどお気に召しているようだ。どこが、
どうしてお気に入りになったのかは不明だが、同じ値
段出せば、もっとこぎれいで、美味しい食事が出て、
同等の温泉があり、同じ静かな環境の旅館はいくらで
もあるとは思うのだが?

その一部など引用してみると
…………
ヤレこのところ忙しくて、岩牡蠣の如く東京にへばりついていたが、こんな調子では小説は書けないと考え直し、東北新幹線に飛び乗った。
 やって来たのは、おなじみ東鳴子の田中温泉である。このあたり、山はもう紅葉(こうよう)が盛りを過ぎて、宿の前には黄色い落葉が一面に積もっている。毎年真っ赤に色づく庭前(にわさき)の楓(かえで)は、もう茶色く縮れてしまった。
 天下に名湯は数々あれど、田中温泉の泉質はじつに吾輩の身体に合っているらしい。旅籠(はたご)の方の湯に久しぶりに入ったら、生まれ変わったような心地がした。
 三時頃風呂に入り、蒲団にもぐって原稿を書く。あとは晩御飯を待つばかり。
…………と書くように、とにかくに田中温泉に頻繁に
宿泊している。この日記読めば読むほどなかなかに知
性あふれ茫洋として面白い。図書館に行ってこの作家
の本を探してみる気になってしまった。と、暇を弄ん
での温泉どうでもいい話。

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2007年12月27日 (木)

東北方面の使いやすい新しい地図として「GIGAマップルでか字東北道路地図」は出色の出来

毎月20日過ぎには書店へ行き、月刊誌中心に様々な
ジャンルの新刊をチェックするのが昔からのまあ一つ
の楽しみ。30冊程度の雑誌をチェックするのだが、
ほとんどが読むセクションが決まっているため、短い
ものでは数分で終わる。目次だけ見て終わりのものも
多い。

そんな立ち読みをだいたいコーヒー休憩など入れて3
時間ほどするのだが、最近できたモール内の書店では
座って立ち読みできる(座り読みか?)椅子がかなり
の数置いてあるので、足の痺れなどある身としてはラ
クチン。

ついでに欲しい単行本探しもするのだが、単行本の品
揃えは今ひとつ。まあ、子供の本、雑誌、文庫・新書
に売れ筋本中心にならざるを得ないしね。

今回道路地図とくに頻繁に行く東北のドライブ地図の
新しいのが欲しかった。現在使用しているのはJAFの
道路地図とワンダードライブ東北編なのだが、5〜6
年ほど前のもので、最近の地方自治体合併の嵐でちょ
っと不便になって来たのだ。

ドライブしていても、道路標識に出て来る市町村名が
まるで知らないものが出て来て、正しい方向へ走って
いるのか時々不安になるときがあるのだ。しかも、新
しい地名がまるでその土地の特色も何もない訳の判ら
ないアホ過ぎる名前が多過ぎるのだから困る。一体郷
土愛があるのかと疑いたくなるような地名がわんさだ。
まあ、愛国心も郷土愛もないコイズミが地方潰しで強
引に進めたことだからな。

というわけで、新しい東北のドライブ地図をいろいろ
検討してみて、リング方式のものも使いやすそうだっ
たが、以前一度使用した経験ではリングの通っている
穴部分がすぐ破れてしまい耐久性に問題があり、使い
やすいのだが却下。また、字が小さいのも最近は疲れ
るしと思いながら、手にしたものが欲しいなと思って
いた地図のイメージにぴったり。

それは、昭文社発行の「GIGAマップル」の「でか字
東北道路地図」ってやつ。A4版で基本的な縮尺が10
万分の1で、かなり詳細で、しかも字が1・5倍ぐら
いあり実に見易い。主要地方は5万分の1だし、主要
都市は1万5千分の1などと臨機応変に対応している
のもなかなか便利だ。県道などの番号も大きいのが私
向き。あまり分厚くないのも手になじむし、地形図部
分がいわゆる白地図に近く地図に書き込んでも目につ
きやすいのもいい。値段も1900円とほかのものに
くらべて内容的に割安だった。早速買って来て、暇が
あると、地図上でのドライブを楽しんでいる。そのバ
ーチャルドライブが実に楽しい地図なのだ。

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2007年12月26日 (水)

毎年欲しくてもいつも在庫なしの「北東北日帰り温泉」2008年版が26日に発売

温泉巡りの中でも東北が好きなのだが、その中でもと
りわけ好きなのが北東北。いわゆる青森、岩手、秋田
の3県のことだ。東京からはあまりに遠すぎて頻繁に
は行けないのだが、昨年も数泊のドライブ旅行を何回
かしてご機嫌な湯にたっぷりと浸かって来た。

その時に欲しかったのが以前から存在だけは知ってい
た地元3県のタウン誌3誌が共同で発行している「北
東北日帰り温泉」なる温泉紹介本。数年前から発行さ
れているらしいのだが、入手できるのが地元の書店な
どだけ。しかも毎年年末に発行され、春先には売り切
れが多いらしく、雪がなくなってからドライブ旅行に
行き、書店などで毎年探してみるのだが、いつも在庫
なし。

まあ、それほど欲しいのは、紹介されている温泉のす
べてに何らかの特典が付いていて、無料になったり、
割引になったり、その他のサービスがあったりと温泉
案内書としてなんとも嬉しい本だからだ。

その欲しい「北東北日帰り温泉」2008年版が12
月26日に発売されたそうだ。値段は980円。タウ
ン誌を発行している秋田県・あきたタウン情報、青森
県・フィーラーステーション、岩手県・東洋アドシス
テムの共同発行。今回は全301湯紹介になっている。
雪解け時期までは北東北にはドライブで行く予定はな
いので、なんとか入手方法はないものかと思っていた
ら、タウン誌「アキュート」を発行している東洋アド
システムのサイトを見ていたら通販で購入できるのだ。

というわけで、購入申し込みの方法を尋ね、今年中に
申し込むことに。ネットで金を振り込もうと思ったの
だが、送金方法が郵便局の「払込取扱票」なるものを
使うしかないそうで、わざわざ郵便局まで行かなきゃ
ならないのだ。ネット時代なのになんと面倒くさいこ
とか。でも、意外に経費は安くすむようで、送料も1
冊で100円、2冊で150円とか。郵便局での手数
料金は窓口で120円、ATMなら80円とか。はやく
振り込まなくちゃね。

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2007年12月19日 (水)

鳴子温泉のお気に入りの「東川原湯旅館」で4連泊して、美味しい食事に温泉三昧で極楽湯治

今回の鳴子温泉4連泊は普段の温泉巡りとは基本的
に異なり、持病の頸椎脊柱管狭窄症が寒さもあって
少し悪化したのか首から肩、腕にかけていつも以上
に痛みと痺れがきつくなったための完璧に湯治療養
が目的。

そのため5日間ぐらい一人でのんびりと宿泊宿の湯
を中心に入るだけであとはゴロゴロしているつもり。
そのためにはやはりまず湯が良いのが第一条件。そ
うなると当然に草津温泉あたりになるのだが、最近
行ったばかりだし、違う源泉がいくつか味わえる温
泉地が良いなと考えて鳴子温泉に決定。

4泊する予定だったので、安く利用できないとね。
となると、お気に入りの中では鳴子温泉の東川原湯
旅館が湯、食事、ロケーションも一番。早速出発の
直前にいつものネット宿泊サイトで予約。ポイント
などを勘案すると1泊2食付きが4400円ほどで
確保できた。鳴子温泉郷では素泊まりを多くの宿で
出来るが、それでも1泊素泊まりで4000円程度
はするので、2食付き4400円ほどの料金は超激
安。それに、これまでの宿泊経験からも食事は十分
に美味しいので外食なんか馬鹿らしくなるほどだ。


Higasikawarayu3 Higasikawarayu1 Higasikawarayu2


 

 

 

あとは交通手段をどうするかだ。いつもは車なのだ
が、痛みなどもあるし、一人だし、また雪の季節で
もあるしで、温泉旅行では初めての激安の高速バス
利用で行くことに。ネットで探してみるとたくさん
の会社があり、出来るだけ安くと探した結果、8日
午後11時半新宿出発仙台駅行き2500円、帰り
が13日午後4時半仙台駅出発午後9時半新宿到着
3000円をネットで即確保。あとは仙台〜鳴子温
泉間をJRで移動するだけだ。東川原湯旅館は鳴子温
泉駅から歩いて5分程度だ。

その4連泊になった東川原湯旅館はこれまで何回か
宿泊したり、日帰り入浴でも何回も利用しているお
気に入りの宿。自炊も出来る歴史ある旅館だが、部
屋はまあ少しくたびれた趣があるが、ごく普通の旅
館。ただ、硫黄泉と芒硝泉と掛け流しの素晴らしい
温泉が2種類楽しめる温泉好きにはご機嫌な旅館。

ただ、硫黄泉のほうは混浴大浴場、小さい家族風呂
とあるのだが、どちらも強力な硫黄成分のために浴
室が相当にボロボロ。鄙びな温泉好きには堪らない
風呂なのだが、駄目な人には駄目だろう。芒硝泉の
ほうはまあ普通の浴室なので、風呂に入れないこと
はないだろうが。風呂は外の寒さの厳しさもあり、
浴室が湯気で充満、写真など撮ってもボケボケ状態。


Higasikawarayu5 Higasikawarayu6 Higasikawarayu7


 

 

 

家族風呂のほうは湯舟の大きさに対しての湯の投入
量が多いこともあり、熱すぎてちょっと入ってはみ
たが、我慢の限界。という訳で、硫黄泉のほうは混
浴大浴場を堪能。こちらもちょっと熱めだが、かき
混ぜると適温になり、滑らかな肌触りが心地よい。
それにしてもこの大浴場のボロ具合は来るたびに加
速している。国道側のサッシ窓枠なんかいくつか完
全に外れてちょっと危険な状態。あの田中温泉さえ
負けてしまうほどのボロ状態と言うことは鳴子では
一番ってことだ。まあ、それがまた独特の味わいに
もなっているんだけどね。

宿泊した部屋は昨年も1泊したこぎれいな2階の部
屋。洗面台はあるが便所はなし。午後12時過ぎに
チェックイン(ここのチェックイン、アウトともな
んと午後12時の太っ腹)したら、部屋にはすでに
布団が敷かれていて、こたつにファンヒーターも置
かれていた。しかし、部屋には硫黄温泉利用のパイ
プ暖房が入っていて、刺激感の全くない暖かさでポ
カポカ。宿泊中の5日間ファンヒーターは1回も利
用せず、こたつを時々利用した程度。とにかく気持
ち良い暖かさで、喉が渇いたり、肌がカサ付くこと
もない最高の暖房。


Higasikawara Higasikawarayu8


 

 

 

まあ、いつものコトなのだが、平日もあって宿泊客
は少なく、いつ風呂へ行ってもほぼ貸し切り状態で
のんびり湯浴み。あまり長湯せず、一日何回も2種
類の湯に浸かって、部屋に戻って布団でゴロゴロは
まさに極楽。ゴロゴロしていると、元気で優しい女
将さんが部屋まで出来立てのまさしく家庭料理を運
んで来てくれる。

チェックインしてまずしたのは、旅館から歩いて数
分の所にあるウジエスーパーへ行っての買い出し。
買い出しと言っても、芋焼酎に缶ビール、そのため
の適当なつまみ、あとはちょっとチョコレートなど
に、みかん20個ほど。こたつに入っているとやは
りみかんに酒だものね。あとは風呂に入り、ゴロゴ
ロ、酒飲むだけだ。読書と音楽鑑賞は持参のiBook
で何日間でもOKだ。

食事は毎日少しずつの変化があり、部屋まで温かい
状態で持って来てもらえる。宿泊料金からは考えら
れない満足度。家にいると普段はご飯なんてのは夕
食時に茶わん1杯程度しか食べないのだが、温泉地
に来るとなぜか朝食も夕食も2杯弱は食べてしまう。
東川原湯旅館の食事は具沢山のみそ汁が毎回素晴ら
しく、お新香もたっぷり。それに毎日工夫を凝らし
た女将さん手作りの一皿がびっくりするほどの量の
おかずが並ぶ。夕食時には果物も付くし、朝食時に
はヨーグルトかヤクルトも付いて来て文句なし。あ
る日の夕食のみそ汁にはなんとタラの白子が山盛り
に入っていて、それをつまみに酒の美味かったこと。

Higasi1 Higasi2

 

 


 Higasi3                              
Higasi4_2


 

 

 

                Higasi5 Higasi6                

 

 

 

      Higasi7 Higasi8                         

 

 

 

 

 

とにかく小食の私でなくても量はかなりで、昼食は
ほとんどとらない。私の場合は昼は散歩ついでに軽
くそば程度か宿からすぐにある和菓子屋さん「深瀬」
で鳴子の名物栗だんごを食べるぐらい。今回はその
好きな栗だんごを2回も昼食代わりに食べてしまっ
た。350円で出来立ての温かい甘辛い醤油味のタ
レがたっぷりとかかった栗がまるまる1個入ったと
ろけるようなだんご餅が味わえる。この美味さは他
ではなかなか味わえないものだ。という訳で、ゆっ
くりのんびりと湯治療養が出来た大満足の4連泊。
またすぐにでも行きたくなって来た。

Naruse1 Naruse2

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いつもながら素晴らしい湯小屋の雰囲気の中で浸かるアワアワの紅茶色のご機嫌な湯の「馬場温泉共同浴場」

今回の鳴子温泉4連泊は基本的には湯治療養で、い
つものようには車で行っていないので宿泊している
旅館の湯にじっくり何回も入り、あとは横になって
ダラダラしていた。しかし、せっかくの鳴子だしと
いう訳で、とりあえずしょっぱなに東鳴子温泉で未
湯だった阿部旅館だけには入浴。

そのあとは車が無いので移動も面倒くさいので、ど
うするかと思案していたら、車に乗せてもらえるこ
とになり、候補としてとりわけ好きななかでも車が
無いと不便な丸進別館、馬場温泉共同浴場、それに
日帰り入浴が基本的に不可のまるみや旅館を挙げ、
ある一日昼頃から回ることに。

しかし、もっとも入りたかった丸進別館が営業して
いないとかで残念なことに断念。ここはヌルヌル湯
が有名な中山平温泉の中でもそのヌルヌル度が一番
とも思える湯で気持ち良いことこの上ないのだが、
今年8月に行った時にも営業していなかったのだ。
経営者の方の健康面の問題もあるようなので、入浴
できたら幸運ということで、次回を期待。

そこで、馬場温泉共同浴場へ。川渡温泉と東鳴子温
泉の間にぽつんと存在する独自とも言える源泉を味
わえる貴重な湯で、薄い紅茶色のアワアワの炭酸成
分もあるかなり熱めの湯だが、そのまろやかな肌触
りは絶品。包まれるような感触は陶然とする。

しかも、青森ヒバをふんだんに使用した7〜8年前
に建て替えられた惚れ惚れするようないかにも湯小
屋風情の上品な佇まいがご機嫌なのだ。管理されて
いる方が、この湯小屋の前の母屋におられるので、
そこの方に300円を払い入浴するのだが、基本的
には地元住民の共同浴場なので昼間に邪魔にならな
い程度に入浴させてもらうのだ。

今回は入浴後母屋に上がって、そのご主人ご夫妻と
おシャベリして楽しい時間も過ごせた。ここでかな
りの時間を過ごしてしまったし、ご機嫌な湯にじっ
くり浸かれたこともあり、ここだけで十分な気分に
なり、そのまま宿泊先の旅館に送ってもらった。

Babaonsen1 Babaonsen2

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2007年12月16日 (日)

東鳴子温泉の外れに孤立して存在の阿部旅館にようやく入浴。2種類の特徴ある湯を堪能

夜行バスで東京を8日午後11時半に出発して、仙
台駅東口代々木ゼミ前に到着したのが午前5時過ぎ。
東京から仙台まで高速バスが2500円、仙台から
鳴子温泉まで1620円と合計4100円程度でガ
ソリン代、高速料金なく酒飲んで眠りながら鳴子と
は、一人だとなかなか良い移動手段か。仙台駅へ行
くが、まだどの店も開いていず、マックが開いてい
たので入ってみる。コーヒーとアップルパイなど食
べながら休憩。


Senndaibus1 Senndaibus2



 


普通なら仙台から鳴子温泉まではJRの電車で直通は
ないらしいのだが、季節電車として豪華仕様の鳴子
直通の湯けむり号が日曜日には出ている。その列車
が普通料金で乗れるというので、午前7時36分仙
台発の「湯けむりこがね1号」に乗車、1620円。
1号車と3号車が指定席で、2号車が自由席だが、
指定席には客ゼロで、自由席にも客はたった3人。

すべての席が3座席とゆったりで、リクライニング
も出来る豪華版。先頭車の運転手横が展望車になっ
ていて、そこが眺めも良く、L字型のゆったりしたソ
ファーもあり、しかも自由席なのでそこへ移動。一
人鉄道オタクと見られるちょっと太り気味のお兄ち
ゃんがしきりと車掌さんとこちらには興味のないお
話で盛り上がっていた。


Kogane1Kogane2 Kogane3

Kogane4



 

 

 

 

 

昨年一度日帰り入浴に訪れたのだが、2種類の湯の
一つのポンプが故障とかで、入浴を断念していて、
東鳴子温泉ではいまだに入浴できていない「阿部旅
館」に今回は入るのがまず目的の一つなので、午前
9時13分に鳴子御殿湯駅で降車して、阿部旅館に
女性委託駅長に連絡して貰ったら、大丈夫とかで旅
館へ。


Higasinarukoeki1Higasinarukoeki2



 

 

旅館は駅を出て、川の向こうにぽつんと孤立して存
在していて、「赤這温泉」と東鳴子温泉とは別名で
呼ばれることもあり、あまり知られていなくて穴場
か。入浴料金は300円で、基本的には湯治旅館。
玄関だけは清潔感ある立派なドアなのだが、なかに
入れば懐かしさ漂う温泉湯治旅館。

今回は2種類ある風呂も掃除が終わり、湯も入った
ばかりとかで、浴室入り口に貸し切りの札(ボール
紙に手書きのもの)をかけておけばどちらも独占使
用可能だ。ただ、貸し切りと言ってもほかの宿泊客
なども利用するので迷惑にならない程度の時間で切
り上げるのが肝要だが。

玄関から左手の廊下を奥に進むと、二つの浴室が並
んでいる。左が硫黄泉、右側が単純温泉なのだが、
ここのは単純温泉といっても東鳴子温泉らしくただ
者ではない訳で、ネット上でも「どこが単純な訳?」
なんて言われるほどだ。

ということで、まずは右側の単純温泉へ。左の浴室
とは天井部分が繋がっている構造。2メートル強四
方のシンプルなタイル浴槽で、パイプ管湯口から源
泉が浴槽の大きさとしては十分過ぎるほどの量が投
入されている。床部分などには鉄成分と思われる赤
茶けた付着も見られ、薄い黄土色の濁りで、奥会津
只見川沿いの共同浴場あたりの湯を少し柔らかく、
成分を薄くしたような湯で、単純温泉というにはあ
まりにも特徴あり過ぎ。感触は肌にまとわりつくよ
うで、それほど湯温も高くなく実に気持ち良い。入
ったり出たりいつまでも浸かっていられる湯だ。

20分ほど味わってから、硫黄泉のほうに誰も入っ
ていないようなので、左側の浴室へ。こちらはいわ
ゆる含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)
なのだが、湯舟に入っている湯は無色透明で、臭い
もかすかにほんのかすかに硫黄臭がある程度、こち
らのほうが単純温泉と言いたくなる。

湯舟にはパイプから源泉と源泉が70度近いことか
ら水も同時投入されている。まだ掃除が終わったば
かりで湯が半分ほどしかなく、文字通りの半身浴に。
しかし、湯温ちょっと高めで、単純温泉に入ったば
かりなので半身浴状態がちょうど良かったのだが。

ネット上では硫黄泉のほうは白濁気味の写真などが
出ていることもあるが、温泉の基本通りに新鮮その
ものの湯では濁りは全くなし。暖まり度も高く、こ
の旅館の2種の湯はかなりレベル高い。ちょっと不
便な場所なのだが、東鳴子温泉湯巡りには欠かせな
い湯だろう。雨模様でかなり寒いのだが、まずはご
機嫌な鳴子の湯始め。今回は宿泊旅館の湯以外はあ
まり日帰り入浴しない予定なので、あとは宿泊先の
おなじみの鳴子温泉は東川原湯旅館へ直行。なんと
言っても、東川原湯のチェックインは12時からO
Kなのだ。

Aberyokan1 Aberyokan2

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2007年12月 7日 (金)

あのすっかりお気に入りになった鶯宿温泉「うぐいす旅館」の文化財的浴室が大雨で破壊されていたとは

12月8日から13日まで高速バス利用で鳴子温泉へ
4泊の湯治治療旅行へ行くのだが、あまりに高速バス
が安いので、その旅行の帰宅後にも冬の東北の温泉を
味わいたくなって来て、どこかへ行きたいなとネット
をブラブラしてみたら、盛岡まで4000円ちょっと
で行ける。

それなら盛岡駅からバスで鶯宿温泉へ行くのも良いか
なと考えて、この夏に2泊してすっかりお気に入りの
「うぐいす旅館」
にでも5泊ぐらいして年末をのんび
りするのも良いかなと思って、うぐいす旅館のホーム
ページを見てみたら、なんということだ。

そのトップページに「うぐいす旅館自炊部は9月17
日の大雨で浴場等が壊れ、修繕・清掃に努めてますが
今だ営業再開のめどが立っていません。大変申し訳ご
ざいません」とある。

びっくりだ。2泊のうち最後に宿泊したのが9月3日
だ。その2週間ほど後にあの素晴らしい自噴泉浴場が
破壊されてしまったとは。文化財が壊れてしまったよ
うなもの。あの優しい女将さんの嘆きが聞こえてきそ
うだ。一日も早い復旧を祈るしかない。

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2007年12月 6日 (木)

首から腕にかけての痛みを和らげるには温泉湯治しかないかと、9日から4泊の鳴子温泉へ

座って本を読んだり、パソコンに向っていると首か
ら肩、腕にかけて痛みと痺れがジワジワと襲って来
てつい横になってしまう。横になっていると少し痛
みが和らぐのだ。後は酒を飲んで風呂に入るのが和
らぐ一番の薬。横になるということでは一番効果が
大きいのが眠ることなので、ついダラダラと昼過ぎ
まで眠ってしまう怠惰な毎日。

痛みを和らげるにはやはり温泉湯治しかないかと、
9日から13日まで4泊で鳴子温泉へ行くことを急
に決定。雪の中走る可能性もあるし、一人で行くの
で、ガソリン高騰の折もあるしで高速バスなるもの
を一度使ってみるかとネットで検索。するといくつ
もの会社が高速バスを走らせていて、思いのほかに
料金が安い。東京から仙台まで高速バスで行き、仙
台からJRで鳴子温泉へ行くと、安いものでは出発地
の例えば新宿からトータルで4100円程度ですん
でしまう。一人で行くなら、運転する必要もないし、
楽だね。

というわけで、8日夜遅く出発の高速バスを利用す
ることに決定。帰りは深夜高速バスはちょっと疲れ
るので、夕方仙台駅発のバスで東京へ帰ることに。
そこで、早速今日の昼間ネットで予約。いわゆる乗
車券代わりになるのは、料金支払い確認のメールを
コピーして乗車時に持参するシステムのようだ。こ
のバスに加えて、宿泊先のほうも、鳴子温泉で何回
も宿泊している極上の温泉だが激安の旅館をこれも
ネットで9日から2食付きで4連泊を予約。全くネ
ットは便利。交通手段に宿泊が検索始めてからわず
か30分ほどで家のパソコンから予約完了だものね。

ただ、温泉巡りドライブ旅行はいつもほとんど車な
ので、持参する荷物をいい加減に車に放り込んで行
くのだが、自分で荷物を持つとなるとかなり厳選し
なくちゃならないのが面倒くさい限り。しかも足の
痺れもあるので、あまり手で物は持ちたくない。そ
こで、持参するのはデイバッグとショルダーバッグ
程度にして最小限に。鳴子の極上湯に一日中のんび
り入れるのが今から楽しみだ。

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2007年12月 2日 (日)

持病の悪化で温泉ドライブへ行く気にもならず、家でダラダラ

金曜日から日曜日と天気も良さそうだし、那須辺りへ
温泉ドライブにでも行こうかと思っていたのだが、持
病が悪化してきたのか、数日前から体の調子が悪くて、
ドライブする気にもならずに、家でダラダラと読書や
ビデオで映画。

しかし、座っていると首から肩、腕にかけて痛みが走
り、足の痺れもいつもより増加しているようで、すぐ
に横になってしまう。

持病は頸椎脊柱管狭窄症で、狭窄症は腰椎にもある。
しかも数年前に背中の真ん中あたりの脊髄の一種のヘ
ルニアで大手術しており、とにかく脊髄中心に満身創
痍。だからこそ、大昔から好きな温泉がもちろん楽し
みではあるのだが、最近では文字通りの湯治になって
いる趣。温泉に入ると、はやり楽と言うか痛みが和ら
ぐのだ。鳴子川渡温泉の湯が一番効果があるようなの
だが、東京からは遠いんだよね。鳴子がせめて家から
200キロ程度なら毎週のように療養湯治に行けるん
だけどね。痛みがこの半年ほとんどなかったのに、こ
こ数日の痛みはちょっと我慢の限界。明日は久しぶり
に整形外科へ。手術の可能性濃厚かな。嫌だね。

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