日本三大世界遺産巡りの温泉なし初詣ツアー4、京都とひと味違う奈良の初詣。一番のお好みは新薬師寺
6日は足を伸ばして奈良へ。6日夜には大垣から東
京行きの始発の「ながら」に乗るので、6日使用の
JRと7日2日分は青春18きっぷ2枚で賄う計算。
京都駅から奈良は奈良線で1時間弱。現在奈良駅は
大規模な工事中で、お寺のような雰囲気のあるかつ
ての奈良駅は現在使われていない。駅舎保存運動が
あったようで、使用用途は不明のようだが保存はさ
れるようだ。
駅からブラブラ商店街を数分歩いて行くと、すぐに
広がるのが興福寺の境内の建築物の数々。右のほう
には猿沢池が広がり奈良を代表する風景だ。
三重塔、北円堂、南円堂、五重塔など観ながら散策。
所々に鹿も見えて来て、奈良にやって来た気分満喫
だ。奈良のどこかのんびりとした雰囲気は、京都の
感触ともどこか違い独特の魅力があり、何度来ても
飽きない。興福寺の国宝館は有名な阿修羅像はじめ
国宝が山のようにある素晴らし過ぎる仏像展示館だ
が、今回は奈良ブラブラ初詣ということで、国宝館
に入ってしまうとそれだけで一日の多くの時間が割
かれてしまうため無念だがパス。仏像は大好きな新
薬師寺だけの予定なのだ。
興福寺を散策のあとはそのまままっすぐに広い砂利
の参道が続く春日大社へ。鹿の数も増えて来て、鹿
せんべいをおねだりする鹿に逃げ惑う子供たちがに
ぎやかだ。京都で幼稚園、小学校時代など遠足と言
うと来たのが奈良で、鹿を見ると懐かしさが蘇る。
しかし、春日大社の参道は長い、足の痛みにはちょ
っとキツい。時々休みながら本殿へ。本殿の参拝は
近づくのが正月中はちょっと規制されているようで、
参拝している人たちも少し物足りない様子だった。
春日大社のあとは参道を元に戻ってすぐに左の山道
風の道へ。判りにくい小さいぼろい看板に新薬師寺
の方向指示が。新薬師寺方面にまで来ると、観光客
もグンと減り、静かな散策を楽しめる。新薬師寺は
現在仏像が納められている国宝の本堂の他は重要文
化財の南門、東門、地蔵堂、鐘楼程度しか残ってい
ないのだが、本堂に納められている国宝の本尊木造
薬師如来坐像、それを円形に取り巻く塑造十二神将
立像(1神将だけが後期の補作で国宝指定除外)が
他にはない独特の厳かな雰囲気を醸し出し素晴らし
いのだ。観光客が少なく、じっくりと仏像と向き合
えるのもお好みだ。1時間半ほどのんびりと滞在、
今回もお守りも買って薬師如来様と自分の干支(十
二神将それぞれが干支の守り神になっている)の神
将様にお祈り。
あとは、東大寺に行き、久しぶりに奈良の大仏様を
拝んで来た。奈良はやはり何度来ても気分良い。法
隆寺や薬師寺、唐招提寺なども回りたいがそれには
奈良に3泊ぐらいしてゆっくりしなきゃね。
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