昨年末はのんびり湯治の気分で近場の塩原温泉で2泊3日の温泉巡りドライブ
冬場は大好きな温泉がある東北へ温泉巡りドライ
ブが雪のためになかなか行けないのでフラストレ
ーションが溜ってしまう。大昔のように毎週のよ
うにスキーに行っていたころなら、スタッドレス
タイヤに履き替えていたからお気軽にドライブに
出かけてしまったのが、最近はスキーも止めてし
まって、スタッドレスとは縁なしになって雪道は
つい敬遠することに。
という訳で、直近の温泉巡りドライブは昨年末の
塩原温泉2泊3日が最後に。雪がないだろうと行
った塩原だったが、奥塩原新湯温泉へ日帰り入浴
へ行った時にはやはり完全な雪景色になっていて、
久し振りに雪の露天風呂を楽しめた。
ちょっとのんびりと温泉三昧して脊柱管狭窄症の
湯治のつもりでのドライブ旅行だったので、宿泊
したのは2泊とも同じ宿にして、1〜2カ所程度
日帰り入浴してあとは宿の風呂に入ってはゴロゴ
ロと過ごした。
宿泊したのは塩原温泉の外れにある宿。今回はいつ
もの激安ネット予約ではなくて、宿のHPからのレ
ギュラー料金での予約。ネット情報見ていて、源
泉掛け流しで、料理もなかなかということで予約。
料金は一人7500円。400号線パイパスを通
って、新湯方面へ左折する手前辺りにあり分りや
すく、部屋数5室の小規模な宿としては駐車場も
広く利用しやすい。
宿のHPでも予想できたが、平屋でロビーから清潔
感ありこぎれいで、部屋もかなり広く清潔で旅館
と言っても良いほど。ただし、手洗いとトイレだ
けは共用。食事は広間で、温かいものは出来立て
が1品づつ運ばれて来るし、民宿としては相当に健
闘している料理で美味しい。
浴場は24時間利用可能のものが2カ所男女別に
あるが、部屋数が少ないこともあり、いつでも貸
し切り利用が可能だ。湯は僅かに黄味を帯びた単
純泉で、敷地内から湧出している源泉掛け流し。
湯温は加水なしで適温。冬場は少し温めだが、夏
場などでも長湯も出来てご機嫌な湯だ。肌触りも
ツルツル感があり気持ち良い。この源泉は裏側に
ある大きな温泉ホテル紀州鉄道塩原ホテルも利用
しているが、ホテルの浴室(かなり以前に日帰り
利用したことあり)では循環仕様だ。
雪が宿の周辺でも宿泊初日の夜に降ったのもある
が、東京と比べるとさすがに厳しい寒さだ。朝方
など車の窓は水分が氷結状態だった。
宿以外の風呂で日帰り入浴したのは新湯温泉のこ
れまで何回も入浴している「湯荘白樺」と塩原温
泉でももっとも大きなホテル「ホテルニュー塩原」
の2カ所だけ。
「湯荘白樺」への道は途中から完全に雪景色で運
転も慎重になってしまう。年末ということもあり、
日帰り客もいなくて混浴露天風呂も広々と一人で
独占で、久し振りの雪の露天風呂をじっくりと堪
能できた。ここは新湯の中でももっとも濃厚な湯
を味わえる旅館で白濁のこれぞ硫黄泉というのが
ご機嫌だ。内湯の総木造の浴室も素晴しいのだが、
今回はちょっと熱め目の湯だった露天風呂のほう
にたっぷりと入ってしまった。やはり塩原温泉は
この新湯と最奥部分にある元湯温泉が最高だ。
塩原温泉はかなりの数の旅館で入浴して来たが、
もっとも大きな旅館である「ホテルニュー塩原」
はまだ未体験。そこで、900円なりで買った入
浴手形(これまで何回か購入の便利モノ)を利用
して行ってみた。入浴手形は塩原温泉の30カ所
弱の旅館の1カ所で無料入浴できて、1年間はどこ
の旅館でも日帰り入浴が半額で利用できる。無料
入浴利用は高額な旅館が良い訳で、「ホテルニュ
ー塩原」の日帰り入浴料金は1000円。
さすが巨大なホテルで本館、別館、日帰り入浴館
と3カ所の大きなビルが繋がっている。風呂はそ
れぞれにあるが、日帰り温泉施設で十分かな。た
だ、3カ所をブラブラ探検するのは面白い。温泉
は特徴のない単純泉で源泉掛け流し湯舟は少なく、
まあ1回体験すれば良いかなのホテル。
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