7月末に2泊3日で避暑と湯治を兼ねて何
回も行っているおなじみの群馬県の四万温
泉と万座温泉に宿泊して来たんだが、ドラ
イブ旅行中3日間ともそれほどの土砂降り
はなかったが、雨模様ばかりで、避暑に行
ったのにその間の東京も涼しかったという
なんともトホホな旅行だった。
まあ、家族と一緒で宿泊先の旅館でのんび
りが基本だったので、雨もそれほど気にな
らなかったが、せっかく避暑にきたんだか
ら、東京は猛暑なのが気分良いよね。万座
温泉など標高1800メートルの高地なの
で元々夏でもエアコン不要の最高の避暑温
泉なのだが、今回は夜など寒さ感じるほど
で、避暑になりすぎだった。
それが東京に戻ったら一気に猛暑に逆戻り
で、ドライブ旅行の記事など書く気も起き
ずにずっと放置状態になってしまった。
万座温泉をチェックアウトした29日は沼
田から奥日光を経由してのんびり帰ろうか
なと思っていたのだが、走っている途中ラ
ジオの天気予報を聴いていたら、その方面
には雨の警報がバンバン出ていて、景色も
堪能出来ないなとあっさりと諦めて、早め
に帰宅。今となってはその判断が正しかっ
た訳だ。その日は只見川沿いの奥会津地方
などは想定外の集中豪雨被害となっていた
のだ。あの素晴しいドライブが出来る只見
川・JR只見線沿いの国道252号がズタズ
タになってしまった訳で、もっとも大好き
な共同浴場のひとつ「大塩温泉共同浴場」
は完全に水没してしまい、目を覆うばかり
だ。
大震災を免れた奥会津地方が豪雨被害と福
島県はあまりに悲惨な事態で、復旧・復興
を祈るしかない。
というわけで、四万温泉だが、宿泊したの
は老舗の積善館で、宿泊は8年ぶりぐらい。
これまで3回ほど宿泊しているが、いずれ
も1泊5500円程度の激安の古い本館宿
泊。と言っても。館内の4カ所の浴場は自
由に使えるし、温泉入浴だけなら何の問題
もなしで、食事も量は少ないものの美味し
い弁当だ。
今回はたまには贅沢だと、積善館の一番宿
泊料金の高い新館宿泊に。夕食は1品ずつ
配膳の懐石料理で、普段なら宿泊料金は2
万円ちょっと。それが7月から9月限定で
1日3室だけ13000円になるというの
で、HPから予約。1泊1万円以上支払う宿
泊は7年ぶりぐらいかな。
部屋は12畳以上の広さにゆったりとした
広縁、シャワートイレ・風呂など完備。ち
ょっと畳に痛みがあるのがネックか。部屋
での懐石夕食は2時間もかかってしまった。
1品が量が少なくあっという間に食べてし
まえるのに、ちょっと配膳が合間が空き過
ぎか。素材は良いものだが、量的にはもう
少し欲しい所。いくら小食の私でもそう思
ったほどだ、京都などで食べる懐石と比べ
るとやはり温泉旅館の感は否めずで、温泉
宿泊は先日宿泊した泥湯温泉・奥山旅館の
3連泊で1万円で出て来た料理当りが質的
量的にもちょうどいいね。それより、やは
り素泊まりで(鳴子温泉でのように)焼肉
や鯉料理などが一番だなと改めて納得。積
善館宿泊なら断然お得で大満足は5500
円の本館宿泊です。
まあ、4カ所ある館内の浴場は雨もあって
たっぷりと堪能。一番の好みは5つの湯舟
が整然と並ぶ大正モダン風味の館内デザイ
ンの元禄の湯で、何時行っても入浴客もほ
とんどおらず(その日の宿泊客はかなりい
たのだが)のんびり入浴できた。
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